世界遺産シーギリヤロックとダンブッラ石窟寺院を1日で節約観光!!
スリランカの絵画屋
どうも旦那です。
スリランカのダンブッラに滞在中。
今日は、シーギリヤへ観光に向かいます。
シーギリアはスリランカを代表する観光地の一つで、周囲に宿もたくさんありますが、ダンブッラからは日帰り観光圏内なのです。
シーギリヤまでの交通手段はダンブッラからバス、またはトゥクトゥク。
料金は一人34ルピー(27円)。
所要時間は1時間強くらい。
バス乗り場はこちら
この辺りにバスを待っている人がたくさんいるので、停車していくバスにシーギリヤ行きか尋ねて乗車。
なぜか南にあるバスターミナルではシーギリヤ行きは無いと言われました。
このシーギリヤロックはスリランカの中でも最も外国人入場料が高い場所で、世界的に見てもヨルダンのペトラ遺跡やペルーのマチュピチュクラス。
金額4500ルピー!!
(年々上がっていますので、もしかしたらもう値上がりしているかも^^;)
もちろん短期旅行なら払って入場しますが、今回はパス。
ここシーギリヤには、シーギリヤロックを眺めることのできるもう一つのピドゥランガラと呼ばれる岩山があるのです。
ここなら入場料は一人500ルピー。
「シーギリヤロックに登ったらシーギリヤロック見えないじゃん!!」と貧乏負け犬の遠吠えを二人でしながら向かいます。
シーギリヤロックの入り口の前にバス停があるので、ここで下車。
途中で見えたシーギリヤロック
ここから目的地のピドゥランガラまでは4kmくらいあります。
さらに岩山に往復する体力のことも考え、行きはトゥクトゥクを利用することに。
片道で一台200ルピー。(多分適正価格は150ルピーくらい)。
思えば、スリランカでトゥクトゥクに乗ったのはこれっきり。
スリランカは公共バスが安過ぎて、トゥクトゥクの値段がすごく高く感じてしまうんですよね。
でも、トゥクトゥクの相場は1kmで40~50ルピー(35円)と安い。
彼らのほとんどはぼったくりをせず、適正価格で声を掛けて来てくれました。
なので、スリランカでは比較的安心してトゥクトゥク乗っても良いかなと思います。
もちろん、事前に距離の把握と料金交渉は必須ですが。
さて、ピドゥランガラに到着。
ここには小さな石窟寺院があり、カラフルな涅槃仏を見ることができます(内部は撮影禁止)。
さっそくピドゥランガラの岩山登山に挑戦!!
久しぶりに、持っていた魚の唐揚げで野良犬ガイドを雇ってみました。
ガイド犬なのに後ろばかり付いてくる…。
途中に砦の様な跡や、
大きな涅槃仏があって楽しみながら登山することができます。
最後は、軽いロッククライミングの様な感じでゴール!!
ガイドお疲れ
あれっ!?全然楽な行程だった…。
事前情報だと、道が迷いやすいからガイドを雇った方が良いとか、最後はかなりハードだとか書かれていたんですけどね^^;
道はビーチサンダル以外ならOK、迷いそうな場所は道しるべがあるので大丈夫だと思います。
そして、迫力のシーギリヤロック!!
1600年ほど前の古代の王カーシャパが、追放した弟の復讐や殺してしまった父の怨念を恐れて、突然シーギリヤロックの頂上に宮殿を作り始めました。
結局、インドから兵を連れて戻って来た弟に敗けて自害してしまうんですけどね。
そして、1400年後にこの宮殿は発見されたわけです。
うん、確かにあの岩山の上にお城を作って隠れていたってすごい。
シーギリヤロックもさることながら、周りの景色も絶景!!
風がビュンビュン吹いていて、涼しくて気持ちよかったです。
思ったよりも体力を消耗しなかったので、帰りは歩いてバス停まで。
ハスの花が綺麗なんですが…、
シーギリヤロックの周りには、堀が巡らされていてワニ注意の看板が^^;
本当にワニがいるのか、高い入場料から逃れようと泳いで渡って不法侵入しようとする輩を脅しているのかは定かではありません、笑。
また、シーギリヤロックを出て左に500mほど進むと池があり、そのあたりからシーギリヤロックを眺めることもできました。
僕たちが訪れた時は、ちょうどエレファントライドから帰ってきたグループ。
象に乗りながらシーギリヤロック観光もできるんですね。
池のそばのバス停が、ダンブッラ行きのバスの始発なので余裕があれば行って見てくださいね。
シーギリヤロックは入場料高いから諦めようと言う人も、ピドゥランガラから見るシーギリヤロックは安くて満足感もあるのでオススメです!!
甘〜いチャイを飲み干して、今日はまだまだ頑張ります。
宿「オアシスツーリストフェルフェアセンター」に帰って少し休憩してから、目の前にある黄金寺院とダンブッラ石窟寺院の観光です。
まずは、黄金寺院。
入場は無料です。博物館は別途必要。
敷地内では靴を脱がなくてはならないのですが、地面が熱い!!靴下の持参をおススメします。
どんっ!!
背もたれがなんか違う^^;
失礼ですがB級スポット感が出ていて僕は好きでしたね。
スリランカって敬虔な仏教国で、仏像にお尻を向けて写真を撮ると怒られるとか、空港に到着した外国人が「仏陀」とタトゥーをしていたため、そのまま強制送還になったとか聞くんです。
でも、バスに乗ればスロットマシンの様に電飾された仏の絵がピカピカ光っていたりで、尊敬してんだか親しんでいるんだかよく分かりませんでした^^;
そしてダンブッラ石窟寺院。
入場料は一人1500ルピー。
高いですけど、事前情報では見る価値ありとのことなので入場。
この寺院への入場が曲者と評判なのです。
何が曲者って、入場チケットの販売口が非常に分かり辛い。
よく分からずに石窟寺院まで登ってしまうと、「チケットを買って来てください。」と下山させられます。
チケット売り場は、駐車場のそば。
車を持たない旅行者は、黄金寺院から徒歩で向かうでしょうから、まずチケット売り場には辿り着けません。
黄金寺院から少し石窟寺院の方に登って、途中で車道に降りて駐車場のところまで行って、そこから石窟寺院への階段を登るとチケット売り場があります。
文字で書いても地図で見ても分かり辛いと思いますので、そこらへんの人に聞きながら頑張ってチケット売り場を発見してください^^;
でも、このダンブッラ石窟寺院、そんな苦労をしてでも来る価値ありの素晴らしい寺院でした。
この様に岩山をくり抜いた中に建物があり、中には仏像がたくさん。
涅槃仏もたくさんあります。
涅槃仏ってお釈迦様が死ぬ間際の様子を表したものなんですね。
昼寝しながら、何か考えているのかと思っていました^^;
そして、天井一面に描かれた仏像や模様が素晴らしい!!
時代を経るごとに書き直されて、オリジナルはほとんど残っていないという事なんですけどね。
十分歴史の重みを感じることができましたよ。
寺院の外もなかなかの絶景。
犬猿の仲の彼らも仲良く暮らしておりました。
ダンブッラ石窟寺院、久しぶりにおぉ〜!!と感嘆の声が出た施設でした。おススメ。
観光に疲れた体にカレーが染み渡ります。
ダンブッラとシーギリヤロックの観光は、頑張れば1日でできますので、時間のない方もぜひダンブッラへ。
明日は、ダンブッラからアヌラーダプラへ日帰り観光です。
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