マドリード観光と地元民に大人気の名物バルを満喫!!
嫁のShukuです。 japanese_dog_hana
スペインのマドリードでカウチサーフィンをしています。
ホストのハルは、今日の昼まで帰ってきませんが、午後から一緒に行動する予定。
ランチは家で一緒に食べて、午後からは観光、夜は地元のBAR(バル)に連れて行ってもらいます♪
マドリードの庶民的市場「Mercado de San Fernando」
市場の入り口で待つわんこ
午前中、ランチの材料を買うために市場へ。
マドリードにはいくつも市場がありますが、ホストのハルが庶民的な市場としておすすめしてくれたのが「Mercado de San Fernando(サン・フェルナンド市場)」。
ここでは、土曜日のみ鮮魚店で海鮮タパスを作って販売しているとのこと。
今日は土曜日♪ランチの前につまみ食いです。
市場に着いたのは午前10時過ぎ。
なのに、ほとんどのお店が開いていないor準備中。
みんなが遅くまで飲んで騒いでいるので、週末のスペインの市場の開店時間は遅いのです、笑。
市場のある通りから見えた教会を観光して(閉まっていた…)、再び市場に戻ってきました。
おぉ!!さっきより開いてるお店が多くなっている!!
Mercado de San Fernandoの内部
今まで訪れた国の市場とは、打って変わって清潔でおしゃれ。
肉・野菜・魚・果物・チーズなど、欲しいものはなんでもありますし、値段もまぁまぁ安い。
東南アジアからのヨーロッパということで、物価にドキドキしていましたが、スペインは日本より少し安いくらいの物価で安心しました。
日本のような品揃えの鮮魚店
ディスプレイもおしゃれで、ヨーロッパに来たんやなぁとしみじみ。
生ハムとチーズのお店
市場では、肉じゃが用に豚肉を購入。
私たちの住む関西は肉じゃがの肉は牛肉がメジャーです。
でも、スペインの豚はおいしそうってことで、今回は豚肉を使うことにしました。
海鮮タパス
お待ちかねのタパスも、色々な店でどんどん出来上がってます。
タパスは2€からと激安!!
観光客向けの市場よりもかなり安い値段で、海鮮タパスを楽しむことができますよ〜♪
タコとエビのマリネ
私たちは、タコとエビのマリネを選びました。
お値段、なんと2€!!スペイン最高!!
お店の隅にちょっとした机があるので、ワイン飲みながら立ち食いできるようになっていました。
マドリードで、地元の市場の雰囲気を味わうなら「Mercado de San Fernando」はおすすめ。
特に土曜日に滞在する予定なら、格安で新鮮な海鮮タパスを食べることができますよ〜。
MAP Mercado de San Fernando(サン・フェルナンド市場)
ランチはホストと日西料理対決!?
右がホストのハル、真ん中がカルロ
午後にホストのハルが戻ってきました。
今回は、ハルのパートナーのカルロも一緒にランチを食べます♪
ハルは、本場のスパニッシュオムレツの作り方を伝授してくれました。
材料は、”ジャガイモ、玉ねぎ、卵、塩、コショウ”のみのシンプルな家庭料理です。
最初にジャガイモと玉ねぎを油で揚げて火を通します。
そして、それらを卵と混ぜてフライパンで軽目に焼くだけ。
スペインのスーパーマーケットのスパニッシュオムレツは良く焼いているハードタイプが多いけれど、ハルはあまり火を通さないソフトタイプがお気に入り。
今まで想像でスパニッシュオムレツを作っていたけれど、ちゃんと作り方を習えてよかった♪
日本代表の料理は肉じゃが。
ミャンマーで手に入れた日本のほんだしが活躍しました。
ハルとカルロに「おいしい!!」と日本語で言ってもらえて一安心。
スペインは魚介を食べる国なので、ほんだしの味も気に入ってもらえたようです。
そして、驚いたことに2人ともとても器用にお箸を使います。
寿司やラーメンの海外進出のおかげで、日本人より上手に箸を使える外国人がたくさんいるな〜と感心。
本日のデザート
デザートは、ハルが買って来てくれた「トレハ(トリハス・トリハ)」と言う、スペイン版フレンチトースト(!?)と私たちが昨日行ったチンチョンのクッキー、それにワイン。
スイーツにワインっていうのがさすがスペイン。
ちなみにトレハは、スペインではセマナサンタ(聖週間)に時期に食べられるお菓子だそうです。
今回の私たちのスペイン旅行では、このセマナサンタ関係のイベントをたくさん楽しむことになります。
ベルモット
さらに、ハルがスペインのバルセロナ近郊にあるタラゴナで造られたベルモットというお酒を出してくれました。
ベルモットは、白ワインに数十種類のハーブなどを混ぜたお酒。
バルセロナの実家で採れたオレンジを添えてくれて、おしゃれに楽しみました。
ハルとカルロは、もうすぐ日本を旅行する予定で、日本のことを色々話しているとあっという間に時間が過ぎちゃいました。
マドリードを観光!!
ランチの後、ハルとカルロが私たちをマドリードの観光に連れ出してくれました。
ハルの家は、マドリードの中心部に近いので、見どころが徒歩圏内でたくさんあります。
サンミゲル市場
こちらは「サンミゲル市場」。
さっきのサン・フェルナンド市場と違い観光客向けの市場!!という感じで、中は観光客でごった返していました。
サンミゲル市場の内部
それもそのはず、市場の中の多くは飲食店舗。
バルやスイーツ、フルーツジュースの店など、とにかく美味しそうなものがたくさんありました。
観光客向けの分、お値段は少し高いですけど、色々とまとめて食べたい方にはおすすめの市場です。
MAP サンミゲル市場
王宮
スペインは、立憲君主制の国。
日本に似ていて、スペインには政治的に権限のない王様がいます。
現在のスペイン王は、フェリペ6世。
ハルによると、前王様のファン・カルロス1世は良い王様で人気も高かったけど、今の王様は浪費家で国民からの人気はあまり良くないのだそう。
王宮の建物は、かなり大きくておぉ〜となるけど、まだ新しいのか他のヨーロッパの王宮のような歴史を感じる雰囲気はありませんでした。
MAP マドリードの王宮
スペイン広場
スペイン広場です。
奥に見える銅像は、有名なドン・キホーテとサンチョ・パンサの像。
ハルに、日本ではドンキホーテと言えば激安のディスカウントストアなんだよと言うと、「知ってる知ってる。有名だよ。日本で行くつもり。」と笑っていました。
MAP スペイン広場
デポー聖堂の丘からの眺め
最後に、スペイン広場の向かいにあるデポー聖堂にきました。
ここは小高い丘になっていて、マドリードの景色を眺めることができます。
マドリードは、緑が多くて落ち着いた町並みでとても雰囲気がいいなぁ。
MAP デポー聖堂
地元民に大人気のローカルバル巡り
たくさん歩いてお腹が空いた私たち。
ハルに次はどうしたい?と聞かれたので、観光客向けではない地元の人に人に人気のバルに行きたいとリクエストしました。
Casa Camacho
1件目は、「Casa Camacho」。
とても古くからある老舗のバルだそうです。
日本語の情報が全然なかったから穴場かも。
とても雰囲気のある店内
座席はなく、カウンターで注文してお金を払って立ち呑みするスタイル。
土曜日だからか、店内は地元の人でごった返していました。
でも、みんな譲りつ譲られつつで、そして楽しそうなのが印象的。
かんぱ〜い!!
オレンジを一枚入れるだけで、普通のワインもとても美味しく感じるから不思議。
オリーブ
ハルが頼んでくれた、おつまみのオリーブがメッチャ美味しかった!!
ほんのりカツオ風味で、このオリーブならいくらでも食べられそう。
たまに、私たちもオリーブに挑戦するけど、選ぶのはたいていハズレで美味しくない…。
でも、地元の人が選ぶものは一味違うな〜。
Casa Camachoに来たら、ぜひオリーブを注文してくださいね〜。
MAP Casa Camacho
Casa Julio
2軒目は、「Casa Julio(カサ・フリオ)」
このお店は、クロケッタで有名なバルです。
クロケッタとは、スペイン版のコロッケ。
日本と違い、じゃがいもベースではなくてクリームベースのものが多いです。
クロケッタ
このお店も人が一杯でしたが、ラッキーなことに座れました。
クロケッタとワインを注文して乾杯〜!!今日は昼からずっと飲んでるわぁ。
このお店のクロケッタは、チーズ、ほうれん草、ハム、卵などいろんな味が楽しめます。
そして、お酒のおつまみとして作られているので、味がすごく濃い。
1個のクロケッタで、ご飯一杯はいけそう、笑。
ハルは、古くからこのお店を知っているのですが、昔はもっとボロボロで味のあるお店だったそう。
でも、アイルランドの大人気ロックバンド「U2」が来て紹介されてから、一躍大人気バルになりました。
とても儲かったのか、店内は改装されすっかりきれいになってしまったのこと。
ハルは、「U2は以前の古い雰囲気を求めてお店に来たのに、その結果その雰囲気が失われるなんて皮肉なものだね。」と。
でも、「このクロケッタの味だけは、昔と変わらず美味しいよ。」とも言っていました。
このバルは家族経営で、クロケッタ担当はおばあちゃん。今も変わらず味を守り続けています。
MAP Casa Julio(カサ・フリオ)
スペインのビール マホウ
2軒めを終えて、明日も早いし家に帰るとリクエストするも、もう一軒バルに行くことに。
スペインの夜は長い、笑。
3軒目は、ハルの友達が働いているバル。
店内は賑やかで、女子のグループが飲んでいました。
女子たちはハルと親しそうに話していたので、ハルの知り合いかと思い私たちも一緒にお話。
店を出た後に、ハルにどんな関係の友達かと聞くと、「えっ?今日初めて会った人だよ。」とのこと。
スペインのバルっていいな〜、初めて会った人ともすぐに打ち解けて楽しくおしゃべりできる空間。
女子たちの中の1人は、2人の子供がいるお母さんでした。
時刻はもう0時過ぎ。
彼女は今日は私の息抜きの日って言ってたけど、日本だったらいくら息抜きの日でも、お母さんはもっと早く帰らないといけない場合が多くて、こんなに遅くまで飲めるスペインは緩くて暮らしやすいな〜。
スペインのバルは、だいたい夜中2時くらいまで開いています。
私たちは、午前1:30ころにお開き。
そして、家に帰ったのは2時過ぎ…。
ハルは、今日はカルロの家に泊まるということでバイバイ。
家にずっとホストがいないというなんとも不思議なカウチサーフィンとなりました。
こんなに遅い時間でも同じようにバルを巡ってる人がたくさんいたし、スペインの夜は長いです。
スペインの市場や商店の開店時間が遅い理由がなんとなく納得できました。
今日はハルのおかげで、リアルなスペインの人々の生活を垣間見ることができました。
スペイン人は夜行性、そしてお酒が強くて、とても陽気で元気。
やっぱり昼間は眠いの?昼寝するの?と質問したら、現在はシエスタ(スペインの長い昼休み)はないそうです。
ハルとカルロ、どうもありがとう!!
明日は早朝のバスで、バレンシアに向かいます。
睡眠時間はたったの3時間、どうか寝坊しませんように〜。
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