南アフリカのオーツホーンでダチョウに乗りたくて

南アフリカアクティビティ, 観光

 

南アフリカオーツホーンに滞在中。

 

今日はここ、オーツホーンに来た目的を果たします。

それは、ダチョウに乗ること。

オーツホーンはダチョウ農園がたくさんあることで有名で、スーパーにも普通にダチョウの肉が売られています。

ダチョウは英語で「Ostrich」。

 

 

オーツホーンのダチョウ農園の中には、ダチョウと触れ合ったり乗ったりできる所もあるらしく、事前に調べていた『Cango Ostrich Farm』に行くことにしました。

行く方法はレンタルサイクルです。

私達が泊っている『Nothando Backpackers Lodge』では自転車をレンタルすることができます。

 

半日 75ランド(670円)

一日150ランド(1250円)

 

他にも行きにワゴン車で自転車ごと運んでもらって、そこから自転車で宿まで帰ってくるとか、近くの洞窟やカフェも訪れるなど色々なプランがあるので、宿の人に相談するといいです。

 

 

自転車の準備をしてもらっていると、宿のわんこが近づいてきました。

昨日は怖がって近づいてこなかったのに、少し慣れてくれたみたいです。

触ると気持ちよさそうにしてくれました。

 

 

準備も整ったので、『Cango Ostrich Farm』まで約16キロのサイクリング開始です。

 

サイクリング途中の景色も綺麗でした。

ただ、曇っていたのが残念です。

 

途中、羊がいっぱいいる所や、牛がいるところ、ダチョウがたくさん飼育されているところを通り抜けて目的地の『Cango Ostrich Farm』に到着しました。

 

 

施設はとっても綺麗。

 

まずは、受付。

 

そこで、私たちは衝撃的な事実を知ります。

 

それは、ダチョウに乗るアクティビティーは現在この施設ではやっていないとのことでした。

えっ?でも?宿の地図にもダチョウライドって書いてあるし…と聞き返すと、最近までやっていたらしいのですが、動物愛護の観点からやめたそうです。

 

やっぱりダチョウにとっても、人に乗られるっていうのはかなりの負担なんかなぁ。

と考えつつ、ここまで来て目的を果たさないのも嫌だし、本当に負担になるのか自分で判断したいっていうのもあって、ダチョウライドをやっている他のダチョウ農園を教えてもらいました。

 

「Highgate Ostrich Show Farm」

場所はまさかの反対方向。

再び町まで戻って町から12キロ程の距離だそうです。

 

戻るのか、、、きつい、、、って思いながら、そうも言っていられません。

お昼に作ったサンドイッチを食べてエネルギーを充電して、「Highgate Ostrich Show Farm」を目指します。

 

そこまでの道のりも綺麗だったけれど、坂も多くてしんどかった。

所々でダチョウが飼われているところがあり、しばらく自転車を停めて観察したり楽しい道のりでした。

 

 

時間も結構ギリギリで、お尻の痛さに悲鳴をあげつつ頑張って漕いでいました。

 

そんな時に限ってTaxiの自転車パンク。

 

フィリピン2回、タイに続きこれで4度目のパンク。

そんなパンクする?海外でバイクか自転車に乗ってパンクしなかった時がないぐらいの確率。

それってある意味すごい。

そして、パンク慣れしてちゃっちゃとパンク修理キッドでパンクを修理するTaxiもすごい。

 

 

このパンクが直った時点で15時45分

「Highgate Ostrich Show Farm」ダチョウライドの受付は、たぶん16時まで

 

施設まではまだ何キロかある。

時間には間に合わないけれど、とりあえずここまで来たし、「Highgate Ostrich Show Farm」まで行ってみることにしました。

施設に着いたのは、16時30分頃

 

今日は無理だよね、、、と諦め気味に聞いてみたらなんと、ツアーをアレンジしてくれました。

ただ、ダチョウに乗れる場所は、この施設から少しだけ離れているようで、私達が自転車で来たって言ったら車を出してくれて、その施設まで連れて行ってくれました。

この時間から対応してくれたのもスタッフのご好意だったみたいだし、感謝。

 

ただ、本当はこのツアー、ダチョウに乗るだけじゃなくて、ダチョウの首でマッサージしてもらったり、ダチョウの卵の上に乗ったりとかするのだけど、それはなしで(たぶん時間を融通してくれた都合です)、ダチョウに乗るだけでした。

私達の目的はそれだったので、それはそれでよかったです。

料金は一人100ランド(850円)。

 

 

車から降りて、ダチョウがたくさんいる柵の中に入ります。

 

 

この中から目隠しをされて連れて来られたダチョウに乗ります。

ダチョウに乗る時は、枠があるので簡単に乗ることができます。

ダチョウは思ったよりしっかりしていて、乗ること自体ダチョウにとってそんなに負担になっていないように感じました。

お尻からはダチョウの体温が伝わってきて温かい!!

ダチョウに跨がれただけでも感動だったけど、次はダチョウに乗ってしばらく歩いてもらいます。

この辺りはダチョウレースが伝統的に行われている地域でもあります。

プロのダチョウジョッキーがいるのです。

 

スタッフに身体を支えてもらいつつ、ダチョウに歩いてもらいました。

スタッフはダチョウを走らせようとあおるけれど、私のダチョウは走らず、Taxiのは走っていました。

なんだか不思議な感覚でした。ダチョウの温もりはすごく感じたけれど、これ、そんなに長い間乗れるもんじゃないな。

ダチョウに乗った時間は約1分程。

 

1人が乗ったら別のダチョウが来て乗せてなので、ダチョウにはそんなに負担はなさそうです。

支えてくれているおじさんの方が重労働のような気がしたし、スタッフに聞くと実際にそうでした。

 

 

私達が最初に訪れた施設では、動物愛護の観点からダチョウに乗るアトラクションがなくなったそうですが、ダチョウにそんな多大なストレスを与えているとは思えませんでした。

そら、こんなことさせられるよりもさせられない方がいいと思うけれど、伝統も大事だと思うし、何でもかんでも動物愛護の観点から中止にしなくたっていいのにって思ってしまいます。

エチオピアで見学した岩塩ブロックを運ぶラクダやロバの方がよっぽど重労働だったし、それに携わる人もこのダチョウよりも確実に重労働だったのに。

 

 

体験は一瞬で終わり、なんと帰り途中の道まで車に自転車を積んで送ってくれました。

行きは下りだったあの坂道、帰りに登るの嫌だなって思ってたからメッチャ嬉しい。ありがとう!!

 

ダチョウの卵を食べて見たかったのに買い損なった私たちは、スタッフにダチョウの卵ってどんな味か聞いて見ると、すごく濃厚でおいしいのだそうです。

それなら是非その卵でカスタードクリームやプリンを作りたかった。絶対美味しかっただろうな。

 

 

送ってもらったところから宿までは30分程で到着。

途中、スーパーマーケットPicknPayの前のスイーツ店でお菓子を買って、それが本日の夜ご飯です。

 

 

宿に着いたのが18時頃。

私達は今夜の夜行バスでケープタウンに戻るのですが、発車時刻は夜22時45分。宿の人に言ったら共有スペースにいても良いとのことで時間までゆっくりさせてもらいました。

 

 

バスの発車時刻は22時45分発なのに、チケットには30分前の22時15分から待っていなさいと、相変わらずのインターケープ社

ナミビアで予約していたインターケープのバスが1時間以上も前に出発してしまったことも踏まえ、22時頃には、バス乗り場に到着するように宿を出ました。

 

で、バスを待つ。

こんな日に限ってメッチャ寒い。多分一桁台の気温。

 

でも仕方ないから待つ。バスが早く来ないかなと淡い期待を込めて待つ。

全然来ない。予定時刻を過ぎても来ないバス。

 

インターケープのバスは高いけれど、きちんと管理されて定刻発車が売りのはず。

 

なのに、こんな日に限って全然来ない。

23時を過ぎるとさすがに寒さも耐え切れなくなり、持っていた寝袋を頭から被って揺れながら待つ。そんな状態で1時間経過。。。

 

あーあ。一体何時まで待ったらいいんやろ?そして何時になったら今日のバスは来ないと諦めたらいいんやろ?戻ったら宿に入れてくれるかな?バスの返金には応じてくれるんかな?とか色々考える。

そして大きな車が通る音がする度にやっと来た!と思って見るもバスじゃない。トラック。。。

 

 

そんなことを繰り返していた真夜中の0時過ぎ

バス来ました。寒いから早く車内に入りたかったのに、チケットチェックでなかなか車内に入れてもらえず、、、さすがに2時間待ってメッチャ寒いから早く車内に入れてって主張したけど、無理でした。

 

長期旅行者がこぞって良いバスやーって騒いでいるインターケープのバス。

ジンバブエから使ってきましたが、

 

インターケープのバスのどこがそんなにいいの??

 

が、私たちの感想です。

発車時刻はまちまちだし、座席もよく壊れていたし、従業員の質も決して良くはないし、ただ道中で故障したことはないかな。

でも、どうせ同じ料金払うなら、または高級感を味わいたいならグレイハウンド社の方が絶対良いと思います!!

 

 

座席に着いた瞬間、爆睡。

明日の朝ケープタウンに着いたらそのまま、ペンギン見に行ってきます。