シギショアラからバイアマーレへ ロマ人の物乞いについて思うこと[バイアマーレの宿情報有]

ルーマニア意見

ルーマニア コーヒー自販機

コーヒー自販機の中身

 

どうも旦那です。

 

ルーマニアの中部トランシルヴァニア地方のシギショアラから、北西部マラムレシュ地方のバイアマーレを目指します。

最終目的地は、世界一陽気なお墓があるというシゲット・マルマツィエイという街なのです。

しかし、鉄道の到着時刻の関係上、今日はバイアマーレで一泊して、翌日シゲットに向かいます。

 

ルーマニア 車窓

風景は牧歌的ですが、すぐに飽きます、笑

 

バイアマーレ駅の横にあるバスターミナルでは、ロマ人の若者の集団が住み着いていて危険です。

何人かは、シンナーが入っていると思われるビニル袋を常に吸っていました。

話しかけてきても、無視してその場から離れたほうがいいです。

親しげに話しかけてきても、最後には、金銭の無心をしてきます。お気を付けを^^;

 

<シギショアラからバイアマーレの行き方>

鉄道 午後発の2等席で72.3レイでした。所要時間7~8時間でバイアマーレ到着は午後8時頃になります。

その時間、バイアマーレからシゲットマルマツィエイのバスはすでにありません。

 

バス 鉄道駅の隣にバスターミナルがあります。午前7時45分発で午後2時にバイアマーレ到着予定。料金は不明。

午後発のバイアマーレとシゲットマルマツィエイ間のバスがある可能性があります^^;

最悪タクシーでも行ける距離なので、どうしても1日でシゲットまで到着したい方は、バスをおすすめします。

 

バイアマーレの宿情報

Pension Coral

安宿のないバイアマーレでは、安宿の部類に入ります。

特に可も不可もないホテルでした^^;

僕たちの部屋では、wifiが使い物にならなかったのが残念。

 

バイアマーレ駅から2キロ程度離れていますが、駅前から1番の路線バスで、ある程度近くまで行くことができます。

バイアマーレ駅や隣のバスターミナルでは、大勢のホームレスとみられるロマ人がいて治安に不安がありましたが、このホテルの周りの治安は問題ありませんでした。

 

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ロマ人の物乞いについて思うこと

ルーマニア ロマ人

さて、話は戻りまして一昨日のことです。

シギショアラの旧市街の入り口には、物乞いにお金を渡すことを禁止する看板がありました。

看板を立ててまで注意を促す観光地も珍しいですね。

 

ロマ人とは、ヨーロッパの民族の一つで、起源は諸説あります。

ジプシーとも呼ばれる放浪の民の歴史は迫害の歴史でもありました。

現在でも、ヨーロッパには彼らに対する根深い差別意識が存在するそうです。

 

目鼻立ちがくっきりしているのが特徴で、美人が多いことでも知られています。

 

実際、シギショアラの歴史地区の中に入ると、平日の昼間にも関わらず、ロマ人の子供達と思われる集団が、レストランの客に食べ物をねだったり、観光客にお金をねだったりしていました。

そして、警察がやってくると蜘蛛の子を散らすように退散。。。

 

ブルガリアやルーマニアでは、他の欧州では見なかった物乞いに出会います。

しかも、めっちゃ太ったおっさんが食べ物を乞うたり(絶対、毎日俺より食うてるやろ!!)、身なりも綺麗で嫁さんが妊娠している旦那がお金を乞うたり(もっとお前が頑張って嫁とお腹の子のために働け、ボケっ!!)するのです。

シギショアラで出会ったロマ人の子供達は、やせ細っていたので本当にその日暮らしなんでしょうけど。

 

ブルガリアのカザンラクでは、たくさんのロマ人が駅や公園の清掃業務についていました。

仕事ぶりも真面目で、公園はとても綺麗に保たれていましたね。

 

一方、ルーマニアでは、ロマ人は…なんと国内にいないことになっているそうです。

なので、政府も対策を打つ必要もなしと^^;

 

物乞いを禁止するだけではなく、その代わりとなる収入源を与えてあげないと、問題の根本的解決には繋がらないと思うんですけどねぇ。

結局、彼らは地下に潜って、犯罪を犯すようになるのではと危惧します。。。

ではでは。