戦争の傷跡が生々しく残るモスタル観光(445日目ボスニア1日目)
7時には部屋の前に来ていいよって言われてたけど、起きるとすでに10時。
ここの家のおばちゃん達も起きだしたので起床。
昨日の夜にもらった夜食を朝ごはんに頂きました。
そこでもらったハムの缶詰は少し不思議な食感でした。
そーこーしているうちにおばちゃんが掃除終わったから部屋移動していいよってことで部屋移動。
短い間やったけど、よその家にお世話になりました。
なんだか南米っぽいボスニアヘルツェゴビナ。
南米かっ!って何度突っ込んだことか。南米ファンの私たちには結構好きな国。
早速モスタルの町を観光します。
ボスニアヘルツェゴビナは、1995年まで紛争してた国。20年前まで戦争してたなんて信じられん。
これは、スタリ・モストという橋。ボスニア・ヘルツェゴビナ紛争で破壊されたことから「負の世界遺産」と言われています。日本では広島の原爆ドームがあたります。
負の世界遺産とは、世界遺産の中でも人類が犯した悲惨な出来事を伝え、そうした悲劇を二度と起こさないための戒めとなる物件を言うのだそう。
16世紀につくられた橋は、市内を分けているネレトヴァ川に架かっています。街の象徴であるこの橋は紛争中の1993年11月9日、クロアチア系のカトリック民兵によって破壊されましたが、その後復興工事が完了し世界遺産に登録されました。だから、橋のたもとにこの石がおいてたんやね。
この橋がかかっているネレトヴァ川によって街はカトリックのクロアチア人とイスラム教のムスリム人の居住区に分かれているそうです。
橋は、こんな感じです。
この石がツルツル滑って結構危ない。だからか滑り止め?の石もしっかりした段差をキープしてて余計危なくおじいちゃん、おばあちゃんがしばみついて渡っていました。
私たちの時にはいなかったけど、ここから飛び込むパフォーマンスをしている人もいるんだそう。
なぜなら、ここの橋では、年に一回夏に飛び込み大会が開かれているんだそう。
橋の周りは観光地なのでお土産物屋さんもいっぱい。
トルコに近いからトルコっぽい小物が増えてきた。
この辺りではラベンダーが有名なのか、ラベンダーの匂い袋を良くみかけました。
イスラム教の人もチラホラ。
だからか、注意書きの看板も厳しめ。ペット、お酒はもちろん、路チュー駄目よ。露出多い服も禁止。もちろん大声で騒がないでね。
看板つながりでもう1つ。これはここから少し離れたメッチャ平和そうなこの公園にあったの。
緑いっぱいで綺麗なところって思ってたら発見。
ボール遊び禁止、自転車・自動車は乗り込んだらあかんよ。ペット連れてはいるのダメ。まではわかるけど、、
銃も禁止って。それってわざわざここで掲示しなくても当然ちゃうんって思わずつっこんでしまった。
でも、町中で銃を打ってたのはほんの20年前。話をきいても実感湧きませんが町を歩いていると生々しい傷跡がたくさん残っていました。
綺麗な建物に交じって古い建物があるんやけど、その建物をよく見ると
銃弾の跡があります。
この建物も。
これも。
これも。コンクリートの劣化じゃない私たちが見てもわかる銃弾の跡。
この写真の右上のは銃弾が埋まったままです。
こんな風にリアルな街並みを見てると戦争というがどんなものかよりリアルに考えさせられます。
そーいえば今日の宿泊施設のおばちゃんも昨日泊めてくれたおばちゃんも子供はいるけど、旦那さんはいないようだったし。いるかいないかなんて聞けなかった。
今日の宿泊施設のおばちゃんは相当、世話好きみたいで、夜ご飯を作っているとスープ作ってくれたり、野菜くれたり調味料持ってきてくれたりと気が付けば一緒にクッキング。
そして出来上がったのがコレ。
パプリカとナスにリゾットをつめたの。
おばちゃんが作ってくれたスープもおいしい。
でもこれ、スープっていうより麺が一杯はいってるからメインをはれるぐらいのボリューム。
おせっかいなおばちゃん大好きです。
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