サントリーニ島のホテル内で盗難に遭いました(ステュディオズ ゼネス Zannes Studios)
どうも旦那です。
先日ギリシャのリゾート地サントリーニ島で盗難に遭いました。
場所は、なんとホテルの部屋。
泊まったホテルはここです。
何者かが部屋に侵入し、現金の一部を盗まれました。
犯人は十中八九、ハウスキーパーの女です。(特徴は小太り、浅黒い肌の色、金髪の30代ぐらい)
ベッドメイキングで堂々と部屋に入って、パックセーフでガードしているサブバックの隙間から、財布の中身を全てではなく少し残して取る手口です。
またソフトスーツケースのナンバーロック式南京錠も一度分解して解錠し再度組み立てられた様でした。本土に戻って来てから突然バラバラになりました。100均一の安物でもこんな壊れ方しないよ。。。
全部を抜き取らないのは、ここを訪れる観光客が短期の旅行者であり、帰りのフェリーのチケットを持っている事を知って、出来るだけ発見を遅らせ、また物品には手をつけない事で海外保険の手続きに必要なポリスレポートを取る気にさせない、すなわち警察を呼ぶ可能性を減らすためだと思われます。
見た目はただの小太りの女でしたが、これは常習犯の手口、ハウスキーパーの間で広まっている可能性があります。
先のギリシャショックの銀行営業停止騒ぎで、多くの旅行者が多めの現金を持ち込んでいる事も当然知っての犯行でしょう。
現地に行ってみて分かりましたが、特に多めの現金を持っていく必要はまったくありませんでした。現金決済のみの店舗が増えた様ですが、外国人は街にたくさんあるATMで普通におろす事が出来ます。
恥ずかしながら、僕たちは一回目の犯行後にすぐに気付かなかったのです。チェックアウト当日の朝、現金が減っている事は気付いたのですが、まさかリゾート地のサントリーニで盗られるとは思わず、アテネかナポリの宿(料金の二重請求詐欺の件もあり)で盗られたと思っていたのです。
が、しかし、チェックアウト後荷物を預けて、戻って来た後再度財布の中身を確認すると、なんとまた中身が減っていたのです。もちろん一部だけ。今回は確実に確認していたので、盗難はこの宿で起きたと確信しました。ここが泥棒宿だったのか…。
オーナーに事情を話して、その女を呼んでもらいましたが、当然否認。宿の外から戻って来たので、証拠を隠滅もしっかりしているでしょう。
オーナーの女性は予約サイトの評価でも評判のいい親切な女性で、メールのやりとりや実際に会った時の応対も素晴らしい人でした。
当然、人がいいので、その女がそんな事をする訳が無い。夫もいるしと主張。
しかしながら、2回目の犯行時に犯行可能なのは、その女とオーナーしかいないのです。オーナーはフロントにいて訪問者はいなかったと言っていたので。
なので、その女でなければ犯人はオーナーである訳で、もしかして共犯??と僕たちは頭が混乱。。。
オーナーにも怪しい部分はありました。
チェックイン時には教えなかった部屋のセキュリティボックス(引き戸の向こうの聞かなければ分からない所にあった)を、ここに至って使わなかったの??と見せてきた。
2回目の被害額は20ユーロと40ドルだったが、最初に40ユーロと間違えて言っていて、後で訂正したら20ユーロだったら返すからと渡そうとして来た(拒否)。
なので、彼女も容疑者の可能性は十分ありました。(しかし、自分の宿で盗難が起きれば、インターネット主流の昨今、どういう事になるか分かっているでしょうから可能性は低いと思いますが。。。 )
帰りのフェリーまでの時間がなかったのと、容疑者が目の前にいる現実、もうこんな宿にいたくないという思いから、僕たちはそのままサントリーニ島を出る事にしました。
青い海と白い家の美しい景色。ちょっと贅沢だけどリゾート気分で向かったこの島でこんな災難にあうとは思ってもいませんでした。
旅人にとって宿は唯一の落ち着ける場所、それすら奪う行為に憤りを感じずにはいられませんでした。
その後会った旅行者の方からも、「そういえば手持ちのお金がちょっと減っていた様な気がするんだよね。気のせいかと思っていたんだけど。」との話も聞き、この島全体にそういう犯行が広がっているのではないかと感じました。
これからサントリーニ島に向かう予定の皆さんは、現金の管理に本当に注意してください。チャックもナンバーキーも時間稼ぎになるだけで、プロの手口に掛かれば簡単に開いてしまいます。
島内の治安は良さそうだったので、多額の現金は島内に持ち込まず自分で持つのがいいと思います。外国人はカードでの現金引き出し制限はありません。
またキーパー達の間で、そのような手口が流行している可能性があるので、室内であっても駅のホームに荷物を置いている様なセキュリティ体制で望む事をオススメします。
僕たちが泊まった宿では、確実に犯行が行われましたので、この様な悲しい思いを他の旅行者さんがされないように、きちんと名前を出しておきます。ペリッサ地区にある宿です。
リゾート地であるからという油断は、サントリーニ島では通用しない様です。
どうかみなさん注意して楽しい旅行をして下さい。
こちらに旅の小ネタをまとめてありますので、ぜひ読んでみて下さいね。
ディスカッション
コメント一覧
塩というのは人の暮らしに必要不可欠で昔から多くの政府や権力者が独占専売をして巨万の富を得たそうです
古くはローマ建国紀元前700年から人々は塩を給料にして働いていたそうで、ラテン語で塩を意味するsalariumがサラリーマンの語源だそうですʕ•ᴥ•ʔ
我らサラリーマンがそんなに古くから僅かな糧で働かされてたなんて、情けないような、感慨深いような…(ΦωΦ)
ワルシャワの街並みって石造りの建物で重厚感があって歴史的なふかみをかんじますねー((*゚∀゚))
このほとんどが戦後に復興されたものとは信じられません
戦争末期、ソ連軍の侵攻に併せてドイツ軍に対してワルシャワ市民が蜂起したのですが、イギリスにある亡命政権を後ろ盾とするレジスタントが勝利することで民主主義側が力を持つことを嫌ったスターリンがわざと進軍を止めたそうです。
そのために蜂起は失敗(ノд-。)
怒ったヒトラーがワルシャワ市街の徹底的な破壊を命じたそうです…
政治的に利用されたポーランドの人達がソ連を嫌うのはよくわかりますね(T∀T;)
同じ旧共産内でも音楽が盛んなポーランドに対してチェコはシュールな芸術性が高かったことで有名です((*゚∀゚))
街じゅうもいろんなオブジェがあるんですねぇ
アート作品にか◯ちょうしてはいけません((*゚∀゚))
映画の世界でも伝統的な人形劇を取り入れた作品が多くあります
特にヤン・シュヴイクマイエルという監督さんの作品が好きで、ストップモーションアニメーションを駆使したガジェットへの愛をふんだんに盛り込んだ映像が素晴らしいです
あんまりビデオ屋さんに置いてない作品ですが(T∀T;)
https://m.youtube.com/watch?v=amkByZyFl9I&autoplay=1
サラリーマンの語源が塩から来てるなんてはじめて知りました♪
なんでもよく知っていらっしゃるので勉強になります^^
そういえば昔、ルパン3世の映画で金銀財宝よりも、もっとすごいお宝が手に入るってそれはどんなにすごいものだろうと思っていたら、塩だったっておちがありました。
昔は塩が貴重やったってことですよね。
ポーランドの人は真面目で自分の国をすごく愛してるんだなっていうのがカウチサーフィンで地元の人と触れ合ってヒシヒシと感じました。
なので、イタリア人に同じことはできなさそう(笑)ですが、ポーランド人が復興したのは納得です。
最近、アルバニアやマケドニア、セルビア付近まわってたのですが、ここでのお国事情も複雑らしくうっかり私、アルバニア好きってセルビア人に言ったら気を悪くするとかでここ来る前、どこからきたの?ってきかれても近辺の国の感想は言わないほうが賢明のようです。
人形劇、見たかったのにタイミングが悪くって見れなかったんです。リンクはって下さったのは不思議の国のアリスですよね。
人形の動きがかわいいです^^また、何かおススメあれば教えて下さい^^
有用な情報をありがとうございます。
事実だし、少なくともホテルが全額補償しなかったのなら、トリップアドバイザーに書いたらどうでしょう?
あそこなら、外国人も見るので未然に助かる人がいると思います。
あしさん、はじめまして。
コメントありがとうございます。
トリップアドバイザーには、書き込みをしました。他言語に翻訳しやすいような日本語で書いたので、逆に日本人が読むと違和感を感じてしまうかもしれません^^;
予約した宿泊サイトのレビューは検閲があり、掲載されない可能性があったので、縦読みで注意を促したのですが、掲載時に改行が全部無しになっていたので、よほど感の良い人しか気付かない予感がします。。。