命の期限(328日目 アルゼンチン11日目)

2015/04/06アルゼンチン

カラファテ→プンタアレナスへの移動日。

またまたチリ側に戻ります。予定では18時頃に到着予定だったバス。

アルゼンチンの出国はスムーズにいったのに、チリ側の入国審査に誰かが手間取っていたのか?運転手が休憩していたのか?理由はなぞのまま、2時間近く動かず。。

到着は20時前。あーあツアー会社20時までやから18時について明日のツアー聞く予定が無理。

急ぐ気持ちとは裏腹に、ここでも宿泊延長決定となったのでした。

宿について、ご飯を作って明日の準備して寝ようと思った深夜1時頃。

妹からのフェイスブックメッセージ。

はなが亡くなった

って。

嘘だ。信じられない。でも、そんな嘘つくはずないし。本当だ。

こっちは夜中だけど日本はお昼頃。その日の朝はいつものように父と散歩に出かけたはな。

父は毎日朝は4時~5時頃はなの散歩に行ってくれていました。

はなは、命の期限を全うした。命の期限。私も気づいていた。現実から目を背けていたけど、もうすぐかもしれないって思ってた。だから、もうすぐ帰ろうと思ってた。やっとネット環境が整った所について、ブエノスアイレスにつきそうな日がわかったから航空券を探してって

ここずっと、もう日本を出国した時からずっと、帰りたくて、でも帰れなくて、帰ったらを想像してた。

私が帰ったら喜んでくれるか?それとも、そっけない態度であっ帰ってきたん?ぐらいかな?でもだいたいご飯食べてる時以外は喜んでくれるから喜んでくれるはずやけど、そっけない態度されたらショックやなとか、

帰ったら、外出は一切せずにはなと一緒にいよう。散歩行って、マッサージして、いっぱい話しかけて、はなが最後の時は絶対に一緒にいる為にはいつのタイミングで寝たらいいかなとか。

めっちゃ勝手やけど、仕事も自宅で出来るものをお願いして。あっでも家のパソコン壊れたって言ってたなとか、事務所にはなと一緒に出勤して。でもそんな長い距離もう歩けないやろなーとか、階段上れないから抱っこしておしっこ我慢できないから、、

そんなん考えつつ、結局メッチャ長生きして、次旅にでるタイミングなくなるかもな。でもそれならはなが長生きしてくれるってことやからそれで、いいなー。

とか、今まではなをかわいがってくれた人に、はなと一緒に会いに行こうかな、でも、もう移動はしんどいかな?、そうや車ないからレンタカーかな?やっぱり家に遊びにきてもらうのが一番いいかな?でもはな、愛想ないからなとか、、

いきなり飼い主がいなくなって帰ってこなくなって寂しかったんやろかなぁとか、自分が老いてきて、できること少なくなってしまったから私がいなくなっちゃったんのかなとか、考えてないかなー。

だから、絶対生きてるうちに帰って、そーじゃないよって、はなのこと大好きだよって、ありがとうねって伝えたかったのになぁ。

はなには、今までいっぱいいろんなことを教えてもらったけど、はなが最後に教えてくれたこと。

命あるものには、必ず期限があって、それは祈ったからって思ったからってどうにもならないってこと。最後はやっぱり会ってちゃんと伝えないとね。自分の人生の中で何を優先しないといけないかってこと。

はな、今まで本当にありがとうねー。

今まではなをかわいがってくれた皆様ありがとうございました。フェイスブックに書き込んだらたくさんの人からメッセージをもらって、はなは、いろんな人にかわいがってもらっていたなって改めて思って嬉しかったです。

日本に帰る理由もなくなったので、このまま旅を続けます。

いつか、旅にでてよかったなって思えたらいいな。