世界遺産ナミブ砂漠へレンタカーの旅 夕陽に赤く燃える砂丘
ナミビアの首都ウィントフックに滞在中。
今日から2泊3日のナミブ砂漠のレンタカー旅に出発します。
レンタカーは昨日から借りておきました。
昨日は色々あったけど、無事にレンタカーを借りられて本当に良かった。
私達の1日目のスケジュールはこんな感じ。
1日目
・ナミブ砂漠にむけてひたすらドライブ。
・途中の町『Solitaire』でおいしいと評判のアップルパイを食べる。
・『Sesriem Rest Camp』にチェックイン
・DUNE45で夕陽を見る
・夜ご飯はバーベキュー
予定通り行くかな。
ドライバーはTaxiとシュンスケさん。
日本の免許証の期限が切れてしまっている私とセイタロウさんは運転できません。
ごめんなさい。ドライバーさん、安全運転で、よろしくお願いします。
宿で付いている朝ご飯を食べ、いらない荷物を宿に預け、荷物を車に積み込んで朝8時過ぎに出発しました。
車は順調に進み、最初の休憩ポイントは、ナミブ砂漠までできちんとした買い物できるのはここが最後って場所にある『Rehoboth』と言う町のスーパーマーケットSHOPRITE。
私達は前日に買ったけれど、ここで食料の調達をするのもありだと思います。
そうするとクーラーボックスを買ったり借りなくていいし。
SHOPRITEの前には、ファストフード店ハングリーライオンがありました。
大好きなハングリーライオンのソフトクリームを買おうと思ったのに、私達の車が駐車場に停まった瞬間に寄って来た子供の物乞い5人程。
ナミビアでは、初めて見た。
私達の車を見ててあげると車の前に座りだした。
いらないよって言っても聞かない。
この子たちが車の側にずっといる方が安心できなかったので、ソフトクリームは買えず見張り。
ずっと私達が車から離れない様子を見ていた子供達は、しばらくすると立ち去って行きました。
この辺り、貧富の差があるのかな。
このSHOPRITEで、バーベキュー用の薪か炭を買うのを忘れた私達。
今日のバーベキューで必要だけど持っていません。
今日のキャンプ場は砂漠の中。
いつもだったら、どこでも拾える枝も今日は落ちてなさそうだし、セスリムのキャンプ場で買ったら200ナミビアドル(1700円)も掛かるという噂。
そこで私達の出した結論は途中で拾うこと。
枝がたくさん落ちている所で車を停めてみんなで薪拾い。
この辺りの薪は乾燥していてすぐに火が着きそう。
ただ、厳しい砂漠を生き抜く為かトゲがすごかった。
若干ケガをしつつ、みんなで集めた十分な薪。これで今日のバーベキューも心配いりません。
ナミビアの道路はAの道、Bの道、Cの道、Dの道があって、A,Bの道は舗装されていて、C、Dの道はほぼ未舗装です。
Cの道はこんな感じ。Dの道はもっとボコボコでCより悪いのです。
道の良い順にA→B→C→D
スマホのアプリmaps.meの地図でもアルファベット表記がされているので、どの道が良いのか分かりやすいです。
未舗装の道だと対向車が来ると、、、
こんな感じ。砂埃で何も見えなくなります。
なので、車も砂埃でかなり汚れます。
こんな感じ。
ドライブ中の景色も絶景です。
『Rehoboth』の次に停まったのは『Solitaire』と言う町。
ここにあるガソリンスタンドで給油とお昼ご飯。
ガソリンスタンド
ここのガソリンスタンドの兄ちゃんに、『こんにちは』と挨拶されました。
たいがい中国人に間違えられる私達ですが、たまに日本人だと分かってくれる人もいます。
違いわかるの?って聞くと、日本人の肌はブラウンで中国人はホワイトって言われました。
うむ。中国人で旅行している人は金持ちで、この兄ちゃんが会う日本人は貧乏バックパッカーが多いってことかな。
日本人のバックパッカー、小汚いもんなぁ(笑)。
日本では普通の人も行こうと思えばどこでも行くことができる。
でも、中国人は行こうと思っても全員じゃなくて金持ちだけっぽい。
韓国人のバックパッカーには良く会うけど、中国人のバックパッカーにはあまり会ったことがない。
アメリカ在住中国人には何人か会ったけど。
このガソリンスタンドの前にあるベーカリーのアップルパイが美味しいらしいので、お昼ご飯も兼ねて。
おしゃれなカフェ風
これが噂のアップルパイ
まぁまぁ美味しかったです。
チーズケーキは何食べてもおいしいってなるけど、アップルパイでめっちゃ美味しいっていうのは難しそう。それを踏まえると美味しかったです。
アップルパイには珍しく、シナモンが効いてなかったのも良かった。
裏メニューのソフトクリーム添え
おいしかったけど、パリパリじゃなかったパイ。
ここにある宿泊施設には、オールドカーのオブジェがありました。
お昼ご飯食べた後も車を進め、午後3時30分頃にセスリムのキャンプサイトに到着しました。
所要時間6時間くらいかな??
今日はDune45という砂丘ポイントで夕陽を見る予定です。
キャンプサイトは事前にネットで予約して、その時にクレジットカードで支払いは済ませておきました。
料金は一人200ナミビアドル(1800円)。
ここの料金は年々上がっていて、もうすでに近々220ナミビアドルに値上がりすることが決定しています。。。
国立公園の入場料は、キャンプサイトの受付の時に払います。
1人80ナミビアドル(700円)、プラス車代1台10ナミビアドル(85円)。
その時に、今日の日の入りと明日の日の出の時間を教えてもらえます。
私達の時(5月下旬)は日の入り午前5時15分、日の出は午後6時30分。
国立公園のゲートは日の出の1時間前に開いて、日の入りの1時間後に閉まります。
キャンプサイトはこのゲートの外にあるので、その時間までに必ずキャンプサイトに戻らなければなりません。
ってことはあんまり時間がない。
なぜなら、ここからDune45までは40キロもあるから。
なので、キャンプサイトの確認だけしてテントも何も建てず、そのままDune45のポイントに向かいます。
途中にいた鹿系の動物さん
到着したのが午後4時30頃。
靴を脱いで砂丘をひたすら登る。
夕方の砂丘は、ほんのり暖かくて素足に気持ちいい。
それにしても砂丘、登りにくい。
1歩進んで半歩ズリ落ちる感じ。
特に誰も踏んでないところは全然進まない。
誰かが踏んでるところは少し踏み固められていて、ちょっとは登りやすい。
ってことで、前の人が残した足跡を忠実に踏んで登って行きました。
夕日に照らされた砂丘は綺麗。
風のあとが付いていて、波模様。
夕陽の光で黄金色になってるとこや、赤くなっているところ。
登り切って後も砂丘の峰に沿って歩いたけれど、砂丘だけに囲まれるところはなかった。
それでもすごく綺麗な景色だった。
今回のメンバーと記念撮影
砂丘に囲まれた景色は、明日のお楽しみ。
最後に砂丘の上から駆け下りました。
登るのはメッチャ時間掛かったけど、降りるのは一瞬。
気持ちいい。でも、ダンボールでも持ってきたら良かったなー。ダンボールで滑ったらきっと楽しかったのに。
砂漠も満喫したし、ゲートの閉まる時間もあるし、早くキャンプサイトに帰らねばと車に乗る直前にスペインからの旅行者に写真を頼まれる。
1つのカメラで撮ったのをみんなでシェアしたらいいのに、私のカメラでも、私のでもと次々とカメラを渡される。
写真を撮った後もワインで乾杯してて、ゲート閉まるけど大丈夫かなって、おせっかいにも言った結果。
この人達はゲートの中の超高級ホテルに泊まってて、ゲートの時間なんて気にしなくても良い人達でした。
私達とはレベルが違ったのでした。。。
砂漠の夕焼け
車を走らせ、ゲートに着いたのはゲートが閉まる時間の午後6時15分ギリギリでした。
ふぅ。間に合ってよかった。
まぁきっちりに閉まるとも思えないけど。。。
キャンプサイトに行くと、私達の場所でキャンプしている人達がいました。
サイトの番号を聞くと私達と同じサイト1番。
ダブルブッキングです。
レセプションに行くとレセプションは閉まっていて、少し離れまで行き事情を説明。
なぜか、電気もバーベキュー場もない外れのサイトに行かされそうになって猛抗議。
結局、予約したけど来てないグループのサイトに移れて解決しました。
少し遅くなったけど、ここからバーベキュータイム。
拾ってきた枝で火を着けるのも慣れたもの。
砂漠地帯の枝は乾燥していて簡単に火が着きます。
ご飯を炊いて、野菜を焼いて、色々な肉を焼いて、おなかいっぱい食べました。
明日は、朝日が登って1時間だけ現れる絵画のような世界を見る為に、早起きしてデッドフレイという場所に行ってきます。
ディスカッション
コメント一覧
ニカウさん!!懐かしいですねー^^
子供のころに映画観ました。確か飛行機から放り投げられたコーラ瓶を神様の落し物と思って、返すために旅に出る・・・みたいな内容でしたね。
素朴なブッシュマンであるニカウさんが愛嬌たっぷりで人気を博したのはいいのですが・・・日本のテレビ局がホントにニカウさんを来日させて、都会で目を白黒させる姿を嬉々として放映するというなんとも品の無いことをしてました。
今考えるとそんなことで喜んでた日本人のほうがなにやら心が貧しい感じがします;;
その「ブッシュマン」とい呼称も差別的だのなんだのと言われて「コイサイマン」に変えられたんですよね。でも現地では普通に「ブッシュマン」ですか(笑)
こういったツアーで不思議なのは、現地の人が普段と変わらない生活をしているのか??ってことです。
中には普段は文明的な生活をしていて、観光客がくるたびに原始的な恰好、ふるまいをする人たちがいるとか・・・まあそれもお仕事なのでしょうけど。
クロサイの件はラッキーでしたね。でもサイは本当に絶滅寸前らしいと聞きました。
近代になってなおツノが薬として高く取引され、密漁が後を絶たないとか。
数年前にはフランスの動物園のサイを殺してツノが盗まれる事件があったようです。
何とも痛ましい事件です・・・
それにしてもツアーの対応の悪さで職員を論理的に看破できるなんて!もう英語べらべらですか!?
やはり習うより慣れろなんですね!!
TAXIさんは日本に帰ったら国際ボランティア的なお仕事に就くのですか??
こうやって世界一周の素晴らしい旅をして、その体験が仕事に繋がるのなら素敵ですねー
コメントありがとうございます。
ニカウさん、日本に来たことがあるんですね〜。
サン族の人たちってアフリカ人らしくない顔立ちで、お年寄りは日本人のお年寄りと同じような顔なんで親近感が湧きました。
僕たちの若い頃のテレビでは、よく未開の人々を都会に連れて行くバライティがよく有りましたね。
現在のアフリカ諸国では、地方都市でもショッピングモールや大型スーパーがあったりして、あの頃のようなカルチャーショックを与える番組はもう再現不可能ではないかなと思います^^;
Shukuは、というか僕も若干そうですが怒ると英語が饒舌になります。
これは他の旅人に聞いてもそうだそうで、怒りが英語を饒舌にさせるのはなぜかを突き止めれば、英語学習の手助けになるかも??
でも、平時は全然英語を話せないので、世界でも働けるように二人とも努力を怠らず頑張ります!!