ンカタベイの街ブラとリコマ島行きフェリーのカオスな乗船体験
マラウイのムズズに滞在中。
今日はリコマ島までの移動日です。
なのにー。朝起きたら激しい雨。。
行く気が無くなるー。
でも今日移動しないと、次の船はまた何日か後。
そんなに待てないのでとりあえず準備します。
昨日洗った洗濯物も全然乾いてない。
雨季。旅行しにくい。
準備している間に雨も止んだので、重い腰を上げます。
船のタイムスケジュールはネットで調べることができて、Taxiが調べてくれた結果、ンカタベイ〜チズムル島を経由〜リコマ島には、月曜日の夜中の1時30分発(火曜日の早朝1時30分)。
船の時間の情報が少なく、今までの情報で夜中発の人がいなかったから、もしかしたら昼の13時30分発かもしれないし、とりあえず朝から動くしかありません。
バックパックなどの大きな荷物は、泊まっていた『Muzoozoo back packers』が置いといてくれるってことだったので預けて行きます。
島でのご飯が高いかも知れないので自炊用の食料を買ってから、まずは港のある『ンカタベイ』行きのバスに乗ります。
私達のキャラバンに繋がれている犬達も、私達を見送ってくれました。
今日は宿に帰らない予定です。
トロさんが着いてきたら困るなって思っていたのに、今日もトロさんは私達に着いてきました。
そして昨日と同様に鳥を追いかけて、昨日と同じように私達がスーパーで買い物をしている間、ずっと待っていてくれました。
スーパーを出たところで、マラウイで活動している青年海外協力隊(JICA)の人に出会いました。
1人はすごい辺鄙な場所に派遣されているらしく、乾季は水不足になるらしく、米を研いだ後のとぎ汁やパスタを茹でた後の水で身体を洗うのだそうです。
そんな生活から半年で8キロ痩せたらしいです。
海外行って過酷な状況だとだいたい男の人は痩せて女の人は太るのです。
Taxiも痩せたし私はたぶん太ってきてる。
トロさんはそんな話をしている間もふせて私達を待っていました。
賢すぎるー。
バスターミナルの近くの市場で、トマトと玉ねぎを買ってバスを探します。
『ンカタベイ』行きのバスは、客引きの言われるまま着いて行き、人数がまだ集まってそうなのを選んで乗り込みました。
満車発車。いつ出るか分かりません。
そんな中、トロさんは私達が乗った車の近くで伏せて待っていました。
トロさんは有名で、白人に付いてよくバスターミナルまで来るのだそうです。
それじゃぁこんな場面も多いはずだから、私たちが宿に帰ってこないのも知ってるよね。
よかった。
それにしても、犬が忠犬ハチ公だって言われる由縁が分かる気がしました。
バスが発車してトロさんとバイバイ。
トロさんに会う為に、島から帰ってもンカタベイの宿には泊まらず、ムズズまで帰って来て同じ場所に泊まる予定です。
トロさん、経営にも貢献してるー。
昨日の夜、ずっと吠えてうるさかったけどね。
でも外に出てトロさんどうしたのと声を掛けるとすぐに吠え止みました。
どうやら私達に知らせたかっただけのようです。
見た目はブサイクだけど、賢いトロさん。
またねー。
バスは順調に進み2時間程でンカタベイに到着。
13時15分。
泊まっているのは小さいボートのみ。
向こうの方に泊まっている小さいボート
なんかひっくり返ってるボートもありました。
まさかあれで行かないよね。
船着き場に行って時間を確認すると、ネットの情報通り今日の夜中1時30分発でした。
船は木曜日にリコマ島〜チズムル島行きがあるとのことで(※実際はなかった…)、私達はまず火曜日の朝にリコマ島に渡り木曜日にチズムル島へ移動、土曜日の船でンカタベイに帰ってくる計画を立てました。
そしてリコマ島までのチケットを購入。
・エコノミークラス(席なし)3500クワチャ(558円)
・セカンドクラス(席あり。でも指定席ではないので早い者勝ち)4100クワチャ(654円)
・アッパーデッキ(船の1番上。屋根なしの場所)7610クワチャ(1213円)
・キャビン(個室)選択肢になかったので、金額は未確認。
があります。
私達は、セカンドクラスを選びましたがなぜかエコノミーの値段にしてくれました。
さて、今から船の乗船時間まで時間ができました。
約11時間。
とりあえずお昼ご飯を食べます。
奥の赤いレストラン『Hotspot resturant』
メニューもちゃんとありました。
魚定食1300クワチャと野菜定食600クワチャを注文。
ここのシマはキャッサバで作ったコンドーレというもの。
モチモチしていて餅粉のような香りがして日本人好み。
魚は淡水魚だってことで全然期待していませんでしたが、脂が乗ってメッチャおいしい。
こんなことなら魚定食を2つにしたら良かったって思ったぐらい。
ご飯の後はこの辺りを散策。
この時、携帯を地面に落としてしまって水平機能が壊れたようで、撮った写真が全部縦にしか認識されず、画面も横にできなくなってしまいました。
今のとこそんな支障はないけど、写真見る時とかブログの時とかイチイチ写真を回転させなあかんのは面倒くさいなぁ。
ンカタベイは小さな町。
街ブラもすぐに終わってしまいます。
ンカタベイの大通り
今後のキャンプで使う軽い鍋も購入。でもふたなし。
よく見かけるカラフルなお菓子
マラウイで売っている野菜の種類は少ない。
古着もたくさん売っていました。
主食はトウモロコシの粉。
途中で会った日本にガールフレンドがいるというマラウイの人から、魚は島でも安いけど、野菜や果物、パンなどはここで買って持ってったほうがいいよと教えてもらい、アボガドとバナナを追加。
うちら荷物多すぎ。っていうか食料持って行き過ぎかも。
途中、キャッサバの揚げたの食べました。
ポテトみたいで美味しかった。
現地の人はキャッサバを生でかじってるのですが、おいしいのかな。
いつか試してみよう。
間違いブラ終わってもまだ18時。
船の時間までまだまだ。
とりあえずお茶を飲みます。
暇なのって顔のTaxi
マラウイのミルクチャイは普通の紅茶にミルク混ぜるだけのスタンダードの。
ケニアからハマっていたスパイス入りのミルクチャイが、マラウイに入ったとたん飲めなくなりました。
寂しい。。。
私達、チャイにはミルクとスパイスか欠かせなくなってしまいました。
あんなにおいしいと思っていたトルコのチャイも今では物足りないかも。
どうしよう。トルコのお茶セット買って送ったのに。
スパイス入りのお茶をもっと買って送るべきだったかな。
お茶でそこまで時間は潰せず、19時過ぎ、チケットオフィスに戻り荷物を引き上げ、船に乗る為に湖畔に向かいます。
現地の人は15時頃から乗り始めていたので、今から、乗れるようです。
ただ、大きな船は着岸できないようで、岸から少し離れたところに停泊しています。
なのでそこまでは、小舟で移動しなければなりません。
小舟来るたびに積まれる大量荷物に、たくさんの人。
船に乗せる大量の荷物
それを目一杯乗せる小舟
小舟は今にも沈みそうです。
あー。あれに乗らなあかんのか。
乗る心構えの為にしばらく観察。
発車直前ににも荷物を強引に押し込む兄ちゃんと傾く舟。
舟へりは海面ギリギリで今にも水が入りそう。
あーカオスやなぁ。
近くの兄ちゃんに、舟沈まないの?って聞いたら、
「何言ってんだい。めっちゃ安全やで。」
とガッツポーズ。ホンマかいな。。。
見れば見る程乗りたくないけど、ずっと見てる訳にもいかないので思い切って乗り込みました。
乗ると思ってたより大丈夫。
乗るのも降りるのも大変だったけど、両方現地の人が手伝ってくれました。
マラウイの人優しいです。
でも乗り込んでからがまた大変。
っていうか乗り込む前から、船様子がなんだかおかしい。
デッキには大量荷物がはみ出て見えています。
えっ大丈夫?って思った予想通り、乗り込むと通路に大量の荷物。
全然大丈夫じゃない。
せっかく船に乗り込んだのに落ちそうになったり、通路の荷物のせいで人とのすれ違い大変だったりしながらもセカンドクラスに移動。
セカンドクラスも、すでに人でというより荷物で一杯でした。
すると1人の兄ちゃんが上に行ったらいいよとアドバイスをくれ、2階へ。
この2階行くのも大変。
荷物と席取り人と乗り込む人とウロウロする人と。
通路狭い中でのすれ違いはきついし、2階上がる途中、階段からビーチサンダルを落として探しに行ったけど見つからず。
こんな所でビーサン失くすなんて。。。
なんとか寝床を確保できたのは21時30頃。
結局、客室の前の通路にブルーシートと寝袋を敷いて就寝です。
みんなが早め乗り込む理由が分かった。
こんなん早めに場所確保しな無理やん。
夜行のリコマ島、チズムル島の船に乗り込む時は早めの乗船をオススメします。
それかキャビン。宿代浮くと思えば安いもんです。
明日は無事にリコマ島に着けますように。
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