ナイロビの象の孤児院とジラフセンター見学!!子象とキリンに癒される[行き方情報あり]
ケニアのナイロビに滞在中。
今日は、『David Sheldrick Willdlife Trust 』(象の孤児院)と『Giraffe Center』(キリンの施設)に行く予定です。
Taxiの食中毒はまだ良くならないので、お留守番です。
昨日、今泊まっている宿New Kenya Lodgeに来た日本人の女の子と一緒にお出かけです。
彼女の名前はサラちゃん。
大学在学中に3ヶ月単位で世界を何度も旅行する強者です。
アフリカ旅行は、大学生最後の旅行なのだそう。
英語ペラペラでカウチサーフィンを利用しながら旅する彼女は私たちよりも経験値がだいぶ上で若いのに凄いなって思います。
宿を9時頃にでて最初に向かうのは、『David Sheldrick Willdlife Trust』。
地球の歩き方には、危ないのでTaxiで行けと書かれていますが、ナイロビに着いて1週間程。
ローカルバスにも何度か乗って町を歩いて、その結果そんなに危なくないと判断したので、ローカルバスで向かいます。
ローカルバス
宿の人も大丈夫だって言ってたし、荷物は最小限だけ持って行きます。
『David Sheldrick Willdlife Trust』の施設の近くを通るバスは、ナイロビ駅の近くの『Moi Avenue』から出ています。
宿からは歩いて10分~15分程。
何度も行ってるスーパーTuskyを過ぎて、5分程歩いたところにバスがたくさん集まっている所がありました。
『Magadi Road』と、施設の近くの道路の名前を言うと、どのバス乘ったらいいのか教えてくれました。
料金は50シリング(55円)。
バスは人が集まったら出発するタイプだけど、すぐに人が集まり、バスに乗ってから10分程で出発しました。
バスは、中心地から南へ進んで1時間もかからない程で、入場ゲートの前に到着。
『David Sheldrick Willdlife Trust』に行くゲート
そこから、施設の入口までは20分程歩きます。
施設の入口。
着いたのは10時30分頃。
施設が開くのは、11時~12時の1時間だけ。
この時間に保護された子象が、ミルクを飲みに広場に集まるのですが、その時の様子を見ることができるのです。
入場料は寄付という形で、500シリング(550円)。もちろん寄付なのでこれ以上を払っても良いです。
また、この施設は子象の里親になるこもできて、年間50ドルを払うと、いつでも里親になった象に会いに来ることができるそうです。
入場ゲートは11時ピッタリに開き、象が来る広場にロープが張ってあるので、その周りに集まります。
象が集まる広場
私たちは場所を考えずにロープの前に立ちましたが、向かって右側の哺乳瓶が置いてある場所の近くか、水が置いてある場所の近くの方が象が近くに来てくれる可能性が高いのでそこの方がいいと思います。
しばらくすると象たちがやってきました。
広場に走り込んできた子象
必死に走ってくる姿がかわいい
ここにいる象たちは、ケニアの様々な国立公園から保護された象たちで、3歳になると、それぞれの場所に帰されるのだそうです。
まずは第一グループ。年齢が幼い象達がやってきました。森からミルクめがけて走ってくる様子は、とってもかわいかったです。
ロープの中に入ると哺乳瓶に一直線に向かい、一生懸命ミルクを飲んでいました。
ミルクが終わると水を飲んだり、樹を食べたり、砂浴びをしたりして自由に過ごしていました。
ロープの中に入らなければ、象に触れても良いようでした。
私も少しだけ触りました。
子供ながらに皮は厚くてゴワゴワしていました。
近くで見ると、目とかメチャクチャかわいい!!!
象たちは人にとても慣れていて自分たちからずんずん近づいてきたし、触られても嫌じゃないようでした。
象が水を飲むのをこんな近くで初めてみました。
鼻で結構吸い込んで口まで運んで飲んでいます。
砂浴びは係りの人に水を掛けてもらって、身体を濡らしてから、鼻で砂を吸い込んで体全体に掛けていました。
地面にゴロゴロ、身体を擦り付けて砂を付けている子もいました。
2頭の象が鼻を絡めて遊ぶ姿も見れました。
象が休憩する時は、後ろ足を組むようです。
そして、木は枝から食べる。葉っぱだけ食べると思っていたので、斬新でした。
とにかく、象たちが自由に過ごす姿を見れて大満足。
第1グループは40分程で森に帰って行きました。
その後少し大きめの第2グループがやってきました。
第1グループよりも大きいので、密度も迫力も増します。
しゃがんだら、象におもちゃだと思われるみたいでしゃがむのはダメなようです。
象がいる間、係りの人がマイクでイロイロと説明してくれたのですが、英語だったので半分も聞き取れなかったのが残念です。
保護されるのは、1頭でいる小象。
群れではなく、1頭でいる理由は様々で、母親が殺されたり、群れからはぐれて迷子になってしまったり。
そんな象を見つけて保護して大きく育ててから自然に帰すのがこの施設の役割です。
里親になれる制度もあるので、その制度と1頭1頭の象の特徴も説明していました。
それぞれの象の特徴を書いています。
お土産コーナーもありました。
象の孤児院を満喫して次に向かうのが、ジラフセンター。
ここは、レストランにキリンが現れる有名なホテル『ジラフマナー』の近くにあるキリンと触れ合いができる施設です。
象の孤児院とも近いので、1日で一緒に行くこともできます。
象の孤児院を出て朝のバスを降ろされた道路を歩いていると、調度バスが通りかかり乗せてくれました。
どうやらジラフセンターに行くには乗り換える必要があるみたいで、乗り換えをする場所『Galleria mall』までそのバスで行き、そこでマタツに乗り換えジラフセンターに一番近い道路で降ろしてもらいました。
私たちはせっかくモールに来たので、『Galleria mall』を少し見学。
Galleria mall
お土産物屋さんがたくさん並んでいて、ワンピースやスカートがとてもかわいかったです。
そして、ケニアコーヒーを飲むために、『Java house』へ。
アイスコーヒー注文したら大きかった。
ケニアコーヒーはケニアチャイと同じでたっぷりのミルクとたっぷりの砂糖をいれるとおいしいです。
それに加え、ホットよりアイスの方がおいしいと思います。
バスから降ろしてもらった道からジラフセンターまでは1.5キロ程歩きます。
バスから降りた道
途中にあった看板
降りた所でバイタクのおじさんが声をかけてきましたが、歩くっていうと、全然ひつこくなく『あっちだよ』って逆に道を教えてくれました。
他の国ならありえない。
たいがい、ジラフセンターは遠いからこれに乗るしかないとか嘘をつかれ、無理にでもバイタク使わせようとするのに。
ケニア人、勧誘も全然ひつこくないし、親切な人おおいです。
さすが誇り高きマサイの戦士だと思います。
エチオピアに爪の垢を少しでも飲ませてやりたい。
ジラフセンターに行くまでに有名なホテル『ジラフマナー』の前を通りました。
中身の撮影は許されなかったのですが、門だけ撮らせてもらいました。
ジラフマナーの入口
そしていよいよジラフセンター。
ジラフセンターの入場口
入場料は1,000シリング(1,100円)。
中に入った瞬間にキリンが見えてテンションが上がる。
階段を登ると係りの人がキリンの餌をくれます。
その餌をキリンにあげることができます。
キリンの下は、すごく長くて唾液はベタベタネバーってしてました。
こんなに近くでキリンと触れ合えるなんて幸せ。
口に餌をくわえてキリンとキスをしている人もいました。
私も挑戦しましたが、顔が近づくと怖くて餌を口から離してしまい、キスはできませんでした。
餌を食べさせながらだとキリンに触ることもOKで挑戦。
これはできましたが、食いしん坊のキリンは激しく餌を取ろうとするので、歯が当たって少し手が痛かったです。
でもキリンメッチャかわいいです。
子供のキリンも来てほしかったけれど、この時は寄って来てくれませんでした。
残念。
でも見てるだけでかわいかった。
奥にいるのが子キリン
そして良くみると、遠くに『ジラフマナー』が見えました。
そこにも歩いていくキリン。
あれ?ジラフマナーのキリンとジラフセンターのキリンは一緒??のようです。
行きに通った時は『ジラフマナー』にいつか泊まりたいなって思ったけど、ジラフセンターで十分だなって思いました。
キリンとも触れ合い大満足で元来た道を戻ります。
お腹も減ったし、途中にあった食堂でご飯を食べました。
主食は、チャパティーかご飯が選べます。
私はチャパティーにしました。
おふくろの味というのでしょうか??
料理の名前はわかりませんでしたが、とてもおいしかったです。
しかも激安で1人80シリング(88円)でした。
お腹もいっぱいになり、バスを降りた所に行くと、ちょうどダウンタウン行きのバスが来たのでそれに乗りナイロビまで。
帰りはヤッパリ渋滞
宿に帰る道にあった布屋さん
帰り、バスターミナルから宿まで歩くのを少し迷いましたが、無事宿まで戻ることができました。
象の孤児院、ジラフセンターおススメです。
ちなみに、Taxiの食中毒はだいぶ良くなったみたいで、帰りの道でスーパーに買い物に行く途中のTaxiとすれ違いました。
ナイロビのダウンタウン、ドキドキしながら歩いていたので、いきなり腕を捕まれた時は本当にビックリしました。
なにはともあれ、元気になってよかったです。
なので、明日はウガンダに移動します。
おまけ今日のご飯も病み上がりの為、雑炊にサラダと健康的だけどTaxiがドンドン痩せていきます。
おかゆとサラダとスーパーのビーフシチュー
大丈夫なのでしょうか?できることなら少し代わりに痩せたいです。
ディスカッション
コメント一覧
季節の変わり目節分を過ぎてなおこの冬最大の寒波に見舞われてる日本からこんにちわ( ´Д`)ノ寒いですー!
アフリカの方は色んな意味で暑苦しそうですが…
エチオピアすごい国でしたねぇ。
お二人の怒りと呆れが文間からヒシヒシと伝わりましたΣ(´Д`)
人を騙すことが当たり前のうえ、悪意に満ちながら近づいてくるあの距離感がもう無理そう(T∀T;)
自分の中でもマサ斎藤の評価がちょっと落ちました…とばっちりですよね(笑)
打って変わってケニアはいいですね!
陽気な人々、広大な自然、色んな動物たち!!
自然のカバやキリン、象を見れるなんて羨ましいですʕ•ᴥ•ʔ
アフリカの国境はかつての帝国主義国家の支配の都合で作られたために直線的に引かれてると聞いたことがあります。
その為に民族が分断されたり、逆に色んな民族や宗教が纏められたりして紛争や内乱の原因になっているとも聞きました。
貧困によるスラム化や自然動物の乱獲、荒んだ人々の生活なんかも元を正せばそういった西欧諸国の支配が原因の1つなんだろうなぁ、と思うと考えさせられますね…
せめて子供達に負の遺産が残らないような世界になって欲しいものです(ノд-。)
最後に、先生の初夢にハナちゃん出てきてくれて良かったですね!!
とてもステキな2017年のスタートに、なりましたね!!
ハナちゃんもずっとお二人の旅を見守っていて、夢に出るタイミングを見計らっていたのでしょうʕ•ᴥ•ʔ
アフリカは治安が悪い国も多いらしいので
十分にお気をつけてくださいねー
こんばんは⭐️
日本は、まだまだ寒そうですね。
今はタンザニアなんですが、昼間の太陽が強すぎて、暑い暑いと言いながら毎日過ごしています。
シャワーも水が気持ちよかったりします。
エチオピアでの怒りわかってもらえてよかったです。
文章だったら伝わらないんだろうなって思いながら書いていたので、共感してもらえて嬉しいです。
マサ斎藤にまで迷惑をかけるなんて最後までエチオピアってやつは!!!
その後に訪れたケニア、ウガンダ、ルワンダ、タンザニアは本当に天国です。
こんなにハッピーな気持ちにしてもらえるなんてホントはエチオピアに感謝しないといけないんだろうけれど、今だに怒りが収まりません(笑)
アフリカの国境がなんで直線なんだろうと、疑問に思っていたのですが、その答えを分かりやすく教えて頂いて謎がとけました♪
Taxiもとても分かりやすい説明。さすがと言っていました^^
ケニアの次の次に訪れたルワンダの大虐殺も西欧諸国の支配が原因の1つになっていました。
そんな大虐殺がおこったのは20年前。ニュースで流れていたはずなのに全然記憶にもなかった自分にもショックでした。
世界で起きた出来事、まだまだ知らないことはたくさんあるなぁと思います。
初夢。はなは、あれからでてきてくれませんが、また来年のお正月に出てきてくれたらいいなって思っています。
本当は、もっと頻繁にでてきて欲しいんですけれど欲張ったらダメですもんね。
最近、気をぬいてしまっているアフリカですが、気を引き締めて旅を続けます♪
みなさんも暖かくして寒い冬を乗り切って下さいね♪
ルワンダの内紛はツチ族とフツ族ですね。
映画の題材にもなったので覚えています。
本当に悲惨なできごとでした。
今は平和で良い国になっていると聞けてよかったなーと素直に思えます。
さすが、よくご存知ですね。
映画は、ホテルルワンダと、ルワンダの涙ですか??
ルワンダに入国する前に見ていったので、よりリアリティーを感じました。
そのせいか、国は平和だけど人々の目は悲しそうに見えました。