元ブルガリア共産党本部跡廃墟を大探検!!日本人がいたらしいシプカ村を散策
どうも旦那です。
朝、ホストのビクトルが起きる時間より、早く目覚めたので少しシプカ村を散策します。
シプカ村は、いたってのどかな雰囲気です。
実はこのシプカ村、過去に日本人移住者がたくさん居たそうです。
まさに、こんなところに日本人、笑。
確かに、ブルガリアの自然は美しいし人も優しいし、物価も安いしでリタイヤ後の移住にはぴったりだなぁと思います。
今も日本人がいるのかビクトルに聞いてみましたが、もしかしたらいるかも??だそうです^^;
ブルガリアの人から見たらただの廃屋でも、僕たちから見たら味のある興味深い建物。
モニュメントでいいのかな??
犬や猫もたくさん
シプカ村の郊外にあるシプカ僧院、内装がとても素晴らしいらしいです。
が、もうビクトルが起きる時間なので引き返します、残念。
さて、ビクトルがとってもファンキーなところに連れて行ってくれるというので、車に乗り込んだ僕たち。
ビクトルの車はどんどん山を上がっていきます。
すると見えてきた謎の建物、UFO呼ぶ施設??
ジャーンジャーンジャーン(ゲェ、関羽のアイコラじゃ!!)
この建物、ブルガリア共産党の本部として使われていたそうです。
政権崩壊がおそらく1990年頃ですから…ざっと25年放置されていますね。
さぁ、いくぜぃ!!
と、誠直也似のワイルドなビクトル。
こちら正面。
厳重に封鎖されているようですが、小さな入り口。
えっ、ここが入り口じゃない??もっと入りやすいところがあるのかな??
ここだぜぃ、とするすると入っていくビクトル。
狭っ、でもガタイのいいビクトルが通れるなら大丈夫か。
しかし、旅行していると体が硬くなりますね。。。
手すりも何もない階段を登り…
さっきの玄関から入ってきた人と出会い…
って、さっきのところから入れるじゃねぇか、ビクトル!!笑。
やってきたのはメインホール。
ここでいろいろな物事が決められて行ったのでしょうか??
壁には力強いタイル画。
共産党のマークが描かれた天井は、今にも崩れ落ちそう。。。
歴史の移り変わり、盛者必衰を感じられる施設でした。
・・・さぁ、登るぜぃ。
えっ、登るって何よ、ビクトル??
あれ、ビクトルが指差す。
あぁ、あれね…ってえぇ!?
あれ登れんの??ほんまかいな??
写真はありません。
なぜなら真っ暗闇だから。
階段(というかほぼはしご)もめっちゃ急で、踏み外したらただでは済まなさそうです。
目が慣れても何も見えない暗闇で、手足の感覚だけで登ります。
五感が研ぎ澄まされるこの感じは久しぶり。
ウォォォ!!、ガンガンッ!!
突然、上の方でビクトルの雄叫びと階段を落ちる音。
何っ、何が起きたビクトル??
しかし、暗闇で何も見えません。。。
大丈夫なのかビクトル??
やっと近づいてみると、何と鳥が顔を直撃!!
驚いて、足を踏みはずしてしまったようです。
そりゃ、暗闇で突然鳥がぶつかってきたらビックリするわなぁ^^;
幸い、軽い擦り傷で済んだようで良かったです。
そして、いよいよ出口が見えてきました!!
おぉ〜、絶景!!
晴れていれば、ルーマニアとギリシャが見渡せるそうです。
この二人、どこ座ってんの??
危ないよ、危ないよ。
僕も恐々、身を乗り出して写真を撮ってみました。
屋根は、本当に今にも崩れそうだなぁ・・・。
帰りも暗闇、怖い怖い。
そして、ビクトルを襲った迷い鳥を引っ掻かれながらも救出。
ビクトル、いいやつだなぁ。
ビクトルは子供の時から、ここが遊び場だったらしい。
ん?じゃあ、なんでライトとか持ってきてないの?わざとかビクトルっ!!
でも、粋な演出ありがとう!!本当に楽しい廃墟体験でした。
そうこうしているうちに、1日2本しかないカザンラクから古都ヴェリコ・タルノヴォへのバスが出る時間。
ビクトルが、頑張ってくれてなんとか間に合いました。
ありがとう!!ビクトル!!
ブルガリア共産党本部跡廃墟の情報
・行き方
公共交通機関はありません。レンタカーかタクシーで行くしかないです。
ツアーが出ているという情報もあります。
外から眺める分には大丈夫ですが、内部に入るのは自己責任です。
僕たちは、地元出身のビクトルという名ガイドと共に行動したので安心でしたが、何も知らずに内部を歩くのは本当に危険だと思います。
どうか、お気をつけください。
※2016年12月2日追記
10月にこの廃墟を訪れたシホさんから情報を頂きました。
現在、この施設に入ることは不可能な様です。
正面入り口は完全に閉鎖され、僕たちが入った横穴も塞がれているそうです。
内部には警報アラームが設置され、侵入するとアラームが起動する模様。
廃墟マニアの方には残念ですが、状況が変わるまではこのブルガリア共産党の廃墟は外観を楽しむのみにしておくことをオススメします。
<地図>
ディスカッション
コメント一覧
いまフランスでヨーロッパ選手権というサッカーの大会やってまして眠い目こすりながら必死に観てますʕ•ᴥ•ʔ
残念ながらブルガリアは出てないんですけどねー…ハンガリーとかスロヴェニアとかサッカー大国でない国が頑張っててなかなかに面白いです(ΦωΦ)
日本は島国で国境とか民族とかの意識が希薄ですが、ヨーロッパは国同士が陸続きだからそこに歴史があったり憎悪があったり共感があったりで深いですよねー
ブルガリアの高い塔に登るとルーマニアやギリシャが見えるなんて!!Σ(o’д’o)
と言っても正直地図を見るまでブルガリアがどこか知りませんでした(T∀T;)
ヨーロッパは地理がややこしい!
まあ国内でも栃木と茨城の違いがわか、んのですが…
ブルガリアの知識として知ってるのがやっぱり乳製品!
そしてホントにご飯が乳製品ばっかりなんですねぇ
酒飲みの身としてはチーズいっぱいというのは羨ましい限りですが、毎食日記にあるメニューだとゲンナリしそうヽ( ̄д ̄;)
バラが有名なのは知りませんでした
鑑賞して良し、香り良しでいいですねー
その高貴な出汁を使ってアンチエイジング…頑張って下さい(ΦωΦ)
そしてお国柄なのか人口が少なくて気にならないのか、共産主義時代の遺物が20年以上も放置されっぱなしってのも凄いですねU・ω・U
なにやらそこには歴史的な黒さや遺棄すべき怨念が渦巻いてそうで怖いのですが…
子供の遊び場になってるいうのものどかな話ですʕ•ᴥ•ʔ
美しい自然とバラの国ブルガリア…アンチエイジングに効果あったらウチの嫁にも教えてあげてください
今、サッカーやってるんですね。ヨーロッパはそろそろサマーシーズン。めっちゃ暑くなってきました。
確かにこっちの夕方は日本の夜中ですもんね。
陸つづきなのに国境があるってなんだか不思議な感じです。
小さな川を挟んでるだけのところもあるのに100mも行けば言語も宗教も文化も違うんです。
ホストと話していて国への好き嫌いはやっぱりあるんですが、歴史が絡んでくるから面白いです。
というか、歴史あまり知らない私はTaxiに解説してもらいながら話しています。
ブルガリア乳製品。チーズもヨーグルトも大好きでしたが、入院した時に毎回出される塩辛いチーズ、ヤギのヨーグルトでもう嫌だーってなりました。
贅沢ですが、しばらくヨーグルトもチーズも見たくないです 笑
それなのに毎日ヨーグルトを買い続けるTaxiはすごいと言うか、なんで飽きないのか不思議です。。
毎日500mlのヨーグルトをたいらげています。ピークの時は1kg。。
ブルガリアのバラは有名ですよー。アンチエイジングはともかく 笑 いい匂いなのでオススメです。
でもブルガリアでホストしてくれた女の子は、私バラの匂い嫌いだから使わないって言ってました。
でもアンチエイジングのバラクリーム買った後、バラヨーグルトクリームというザ、ブルガリアっていうクリーム見つけたので、そっちにしたらよかったって若干後悔しています。
とりあえず、今日でブルガリア脱出してルーマニアに向かいます。ご飯が変わってくれることを祈って。。
こんにちは!エレバン(リダの家)とナゴルノ・カラバフでお会いしたシホです。(ちゃんと自己紹介してなかったかも;)
現在ルーマニアで、こちらのブログを色々参考にさせて頂いています♪
ちなみに私がこの共産党ホールに行った時(10月)は、中は完全に入れませんでした( ;∀;)入れたの羨ましい・・・。お二人が入った穴はコンクリートでしっかり埋められていて、私の後に行った人はそれを更に重機でぶっ壊して(!)入ったのですが、その先にも鉄格子があって入れなかったそうです;
私のブログに書く際、中の様子も伝えたいのでこちらのブログのURLを貼らせて頂いても大丈夫でしょうか?
こんにちは!!
シホさん、お久しぶりです。
僕たちは、ナゴルノのあと、シホさんがブログを書いていることを知りました。
そして、中央アジア旅行ではシホさんのブログの情報にとても助けられました。ありがとうございます。
詳しい情報だけでなく読んでいても楽しいブログで、いつも楽しみに拝読しています。
廃墟の方ですが、わずか数ヶ月の間に完全に閉鎖されてしまったのですね。。。
ブログに載せていたGoogleMAPにも「閉鎖」と書かれていて驚きました。
ブログのURLの件はまったく問題ありませんので大丈夫です。
むしろ最新情報をありがとうございます^^;
こちらでも、情報を更新しようと思います。
ルーマニアの旅、気をつけて楽しんでくださいね〜。
また、どこかでお会いできることを楽しみにしています。
ありがとうございます!
中央アジア編、懐かしく読まさせて頂いてます(*´∀`*)
またどこかでお会いできればいいですね~♪ではお二人ともお体に気をつけて旅楽しんで下さいね~。