テヘランで博物館!!その1 宝石博物館・国立博物館・科学技術博物館
イラン人は卓球がお好き
どうも旦那です。
テヘランに滞在している間のスケジュールは、午前中にビザ関係、午後に観光という形が多かったです。
しかし、テヘランの観光スポットと言っても多くは博物館。
というわけで、今回はテヘランの博物館を巡った様子を2回に分けてお送りします。
ちなみに、テヘランでは数年前からあらゆる観光施設で外国人料金が設定され、だいたいイラン人の7倍の料金が徴収されます。。。
8月30日 宝石博物館
テヘランで博物館といえばガイドブックにも載っているここ、宝石博物館。
博物館は銀行の中にあり、博物館内はもちろん、銀行の前から写真撮影禁止とblog泣かせな施設です。
料金は一人200000レアル。
入場するときに貴重品以外の荷物をすべて預け、ボディチェックとセンサーゲートを通ります。
最初に見えてくるのは、宝石が散りばめられた大きな王座。
その横には、ルパン三世で見たような何十センチもある分厚い金庫の扉。
その扉をくぐると、数々の宝石が所狭しとディスプレイされていました。
ツアー客も多いのか、館内にはたくさんの人。
特に、おばさま方は宝石を眺めてながらうっとりとしていました。
しかしながら、装飾品にあまり興味がない僕たち^^;
綺麗だけどね〜、お腹すいたね〜、などどつぶやきながら博物館を後にしました。。。
<宝石博物館の場所>
地下鉄のエーマムホメイニ駅から、徒歩15分位です。
9月10日 イラン科学技術博物館
色々な博物館が並んでいる中で、面白そうだと思って入った博物館。
英語ができる女性スタッフの方に案内してもらいました。
料金は一人100000レアル。
1階は、文字と印刷のコーナーになっていて、古代のペルシャ文字やペルシャ習字、印刷機の変遷の実機展示など。
ペルシャ文字って、僕には全然読めない分、習字を見ても絵にしか見えないんですよね^^;
外国人が見た日本語の習字もそんな感じなのかな??
2階からは、ペルシャの技術のコーナー。
ヤズドなどで見られる古代のクーラーの仕組みや、ペルシャ式氷室の解説、高度であったペルシャの古代医療の説明などがありました。
そこから近代の技術の説明。
電話やテレビなどの電子機器の説明、けっこうイラン人て有名な科学者多いみたいです。
そして、原子力発電の説明。
僕たちが日本で受け取るイランのニュースは、核開発疑惑のニュースばかり。
どれくらい突っ込んだ解説をしているのかと思いましたけど、普通の原子力発電所の説明でした^^;
解説のおねえさんは、原子力発電は空気が汚れないしいいんだけど、事故のリスクと核廃棄物の処理が問題ねぇと、僕たちと同じ見解を示していました。
残りは、日本の科学博物館によくある科学の体験コーナーでした。
<イラン科学技術博物館の場所>
地下鉄イマームホメイニ駅から徒歩15分位です。
9月14日 イラン国立博物館
ここはホストのレザさんおすすめの博物館。
外国人料金が、べらぼうに高くて躊躇しましたが、レザさんが一緒に入って解説してくれるということで大枚叩いて行ってきました。
料金は一人300000レアル。
博物館内は、結構広くて展示品の数は一番でした。
展示内容は、遺跡関係が多かったです。土器や石碑、武具や装飾品など。
古代ペルシャの彫刻は、ギリシャ彫刻は似ているなぁと思っていたんですが、実は逆だそう。
古代ペルシャを征服したギリシャのアレクサンダー大王が、ペルシャ彫刻をパクってギリシャで作りまくり、バレないようにペルシャ彫刻を徹底的に破壊したとのこと。
ペルシャ側の一方的見解ということをお伝えしておきます、為念^^;
僕たちは、レザさんの解説付きだったので楽しかったです。
でも、僕たちだけだったら、この値段では高いと思ったかも^^;
古代遺跡関係が好きの方なら満足できると思いますが・・・。
<イラン国立博物館の場所>
地下鉄エマームホメイニ駅から徒歩10分位です。
ちなみにイラン国立博物館から東に少し歩くと外務省関係の建物があります。
ペルセポリス遺跡を模倣した彫刻もある立派な建物。
特に写真撮影しても何も言われませんので、お気軽にぶらぶらしてください^^;
以上、テヘランの博物館巡り その1でした。
次回もお楽しみに!!
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