生きる橋とは??北東インドの秘境ノングリアット村へ!![行き方情報有]
インドのチェラプンジに滞在中。
昨日、エレファントライドサファリが出来る『カジランガ国立公園』から、自然の木を利用した橋が見れる『ノングリアット村』の起点となる『チェラプンジ』(地元の人はソラと呼んでいます。)にやってきました。
今日は、私がインドで1番行きたかった場所に向かいます。
インド一の激安ご飯ぶっかけ飯とチャイで50円!?
移動前に朝ご飯。
チェラプンジで泊まっている宿「By The Way」から少し行ったところは、食堂がたくさんあります。
なんとなく清潔感の漂うチャイ屋さんでチャイとお菓子。
チャイとお菓子
チャイはまぁまぁ。
お菓子はサクサクの三角の部分がおいしかったです。
うーん。。。なんだか物足りない。
という事で、地元の人で賑わう食堂へはしご。
ここが当たりで、朝からご飯プレートが食べれて凄くおいしい。
激安ぶっかけ飯
ご飯におかずを3種類乗せてくれて、1つは豚肉を使ったもの。
それにチャイまで付いて、なんとたったの30ルピー(50円)!!
安過ぎる!!!!
どのおかずもおいしくて、そして辛くない。
唐辛子はテーブルに置いてあって自分で好きなだけ入れることが出来る。
それも嬉しい。
インドのローカル食堂のおかずはたまに凄く辛いから。これが辛くなかったらと何度思ったことか。
特に豚肉のおかずはおいしかったー。
ノングリアット村から帰ったらリピートしようと、二人で決めて食堂を出ました。
チェラプンジからノングリアット村への行き方
お腹も一杯になったのでノングリアット村に向けて出発。
荷物は宿で預かってもらえました。
チェラプンジからノングリアット村に続く長い階段がある所までは、公共バスで30ルピー(52円)かシェアタクシーorジープ(スーモ)で40ルピー(70円)で、所要時間30分程です。
公共バスは朝9時〜9時30分の間に、泊まっている宿「By The way」の斜め前にある郵便局の前から乗れるそうです。
それ以外の時間に行こうと思ったらシェアタクシーしかない模様。
シェアタクシーは人が集まらないとでないし、私達は確実に来るバスで行くことにしました。
郵便局前でバスを待ってると、郵便局の職員さんが話しかけてくれて記念撮影。
人生のお土産なんだって。
なんだかいい表現。
バスは午前9時15分ぐらいに来ました。
そして、10時前にはノングリアット村への階段に続く道へ到着。
なんと階段3000段!?ノングリアット村への道のり
そこから小さな村の中を歩きます。
この辺りの家は、崖の上に立つ家
だからこんな作りになっていました。
道なりに15分~20分程歩くと、ノングリアット村に続く階段が現れました。
階段の近くには、広場があってバスも入れるみたいです。
この辺りもこれからどんどん観光地化しそうです。
階段のスタート地点
さていよいよ階段。
噂では3000段、が、地元の兄ちゃんは750段と言っていました(数えたら750段は一瞬で終わってしまった、笑)。
行きはドンドン下っていきます。
結構急です。帰りが恐ろしい。
そんな階段を木を運びながら上がる人。凄すぎる。
感動!!生きている橋の美しさ
しばらく進むと、途中に生きた橋を案内する看板がありました。
こちらは「シングルデッカー」で、入場料は1人10ルピー、モバイルカメラが10ルピー、カメラが20ルピーです。
階段を降りると現れた天然の橋。
木の根っこを活用した生きている橋です。
おぉー!!凄い!!!
まさに自然と暮らす知恵です。
この辺りでは雨季になると凄い雨が降ってたびたび洪水がおき、その都度に橋が流されてどうしたらいいのか考えた結果、木の根っこを活用するようになったのだそうです。
木の根っこが、伸びて向こう岸にかかっています。
ツタが巻き付いて支えいて、一体この橋が出来るまでどれぐらいかかったのだろう。
周りの景色もすごく良くて、一瞬でこの橋を気に入りました。
しばらく橋を眺めてから奥にある洞窟(!?)へ。
狭い岩の隙間を歩いた末に辿り着いた場所には…何もありませんでした。
そして、Taxiはリュックサックが引っかかって回転できず、後ろ向きのまま入り口に帰って行きました。
1つ目の橋を満喫したところで、再びノングリアット村を目指します。
ここで、カジランガ国立公園のエレファントライドサファリで同じ象に乗ったヨーロピアンの兄ちゃんに再開しました。
カジランガをお昼過ぎに出た兄ちゃんは、その日の内にはチェラプンジに到着できず、結局シロンで泊まってシロンからタクシーを貸し切って日帰りでここまでやってきたそうです。
やっぱり移動の日は早く起きるに限る。
それにしてもあの階段をその日のうちに、往復する日帰りって凄いな。。。
ノングリアット村に到着!!宿は「Serene Homestay」
更に1時間程歩くとノングリアット村の入り口に到着しました。
村の入口
村の子供たち
村に入ってすぐにある『Serene Homestay』にチェックイン。
ツインの部屋は800ルピー、ドミトリーにあるダブルベッドは1人200ルピー、ドミトリーにあるシングルベッドは一人250ルピーでした。
私達は、ドミトリーにあるダブルベットを選択。これなら2人で400ルピーで1番安い。
ここのドミトリーは部屋というより屋根付きの野外でした。
シャワーは水、wifiはないです。
ご飯は宿で食べることが出来ますし、値段は特に高くないです。
村をもっと進んだ場所にもホームステイなどの看板が何ヶ所もあったので、他の宿も聞いてみるといいと思います。
少し前に行った人の情報では、私達が泊ったSerene Homestayがノングリアット村の唯一の宿泊施設って書いてあったのですが、今はそんなことはありません。
村内ではどんどん宿泊施設を作っている感じで、自分のお気に入りのところを探してみてもいいと思います。
東北インドの絶景!!生きている橋ダブルデッカー
さていよいよ今回のメインの橋『ダブルデッカー』を見に。
ダブルデッカーは村からわずか3分のところにあります。
途中のチケットオフィスで入場料を払います。
入場料は一度払えば滞在中は、何度でも行くことが出来ます(と言うか、その先の道はここを通らないと進めない)。
ダブルデッカー
こっちもすごい!!
でも、さっきシングルデッカーの橋をじっくり見てきたから感動は薄れるけど。
シングルデッカーより根っこが太くてしっかり巻き付いてるし安定感があります。
しかも同じ木から上下2つの橋を作っています。
木の根っこってすごく強い。
メッチャいい感じなのに、残念なのが周りの景色。
1個目の橋が自然の中に自然にある感じだったのが、この橋の周りは溜池のように整備され、人工物感があって、少し残念。
観光客用に整備したんだと思うけど、そう考えると秘境と呼ばれるところもドンドン変わってしまうので、早めに行った方がいいんだろうなって思う。
例えば、この橋も今は渡れるけど、観光客がたくさん訪れるようになると渡れなくなって、見るだけにしまうかも知れない。
それはなんだか寂しいなと思いながら、仕方ないことなんかなと思ったり。
橋を見ながら、チェラプンジで昨日買った食パンでお昼ごはん。
もう一つの絶景レインボー・フォールズへ
生きた橋も満喫したので、ダブルデッカーからこの奥に1時間程進んだ所にあるレインボーフォールズを見に行きます。
途中にもたくさん生きた橋があって、どの橋もそれぞれ素敵でした。
でも、シングル・ダブルデッカー以外の生きた橋はワイヤーで一部固定されていました。
中にはワイヤーだけで作った橋もあり、時代だなぁと感じたり。
そんなワイヤーの橋を渡ってる途中、少し油断したら足がワイヤーの隙間にハマって挟まってしまいました。
怖かったー。
油断禁物です。
途中に人が集まっている滝がありました。
これがレインボーフォールズ??って思ったけど、もちろんここではありません。
インド人やら欧米人がくつろいでいる、綺麗な水のスイミングスポットになっていました。
そこから更に進むとだんだん滝の音が聞こえてきて、長い階段を降りた先に滝が現れました。
立派!!!
迫力あるー。
あれ??でも名前の由来になっている虹は??
どうも見当たりません…もしかして遅かった?
そう、遅かったのです。
虹が見えるのはは太陽が滝に当たる時間帯のみ。
今の季節(11月中旬)は朝9:00頃〜14:00頃までが虹が見えるタイミングだそうです。(10月は15時頃まで見えるらしい)。
現在15:00ちょうど。後1時間早ければ。。。
ってことで、明日の朝に再び訪れることに。
帰りは下り道が多かったから45分ぐらいで宿に到着しました。
夕食は宿でバイキング形式
夜ご飯は130ルピー(225円)で、おかず四種類とご飯が食べ放題のバイキング形式。
このご飯がどれだけ待ち遠しかったか。
久しぶりにお腹ペコペコでした。
明日は、レインボーフォールに再チャレンジです。
どうか、晴れて虹が見えますように。
ディスカッション
コメント一覧
まだ、コメントがありません