ジャイガオンからグワハティまで24時間の大移動!![行き方情報有]
インドのジャイガオンに滞在中。
今日は、もう一度ブータン側の街プンツォリンに行ってから、カジランガ国立公園を目指して移動します。
DEVI HOTELのレストランで美味しい朝食
朝起きて、泊まっているホテル「DEVI HOTEL」のレストランでリッチに朝ご飯。
このDEVI HOTEL、ホテルなのにレストランの料金がリーズナブル。
ローカル食堂と同じぐらいか、少し高いだけで食べることができます。
コーヒーはフワフワにスチームしたミルクを使ってるのでおいしい。
あとは、プーリーとパニールパラータ。
パニールパラータ
プーリー
ここのコックさんは料理が上手いと思います。
再びブータン側の街プンツォリンへ!!
ホテルのチェックアウトの12時までゆっくりして、荷物を預け、ブータン側の街プンツォリンへ昨日食べそびれたヨーグルトを食べに行きます。
調子にのって何回も出入りしたらあかんなぁと思いつつこれで最後。
国境は昨日と同じく難なく通過。
街ブラは昨日一通りしてるので、一直線にヨーグルトが売ってるベーカリーへ。
ブータンの『ヨーグルト』、今日はありました。
ZAMBALA YOUGULT
500mlで70ルピー(125円)。
店内で食べちゃいます。砂糖は入っていません。
酸味が効いててあっさりしてておいしかったです。
で、お腹もそんなに空いてなかったけど、ブータン料理がおいしくてもっと食べたかったので、昨日も行ったブータン料理のビュッフェのレストラン「Trashi Peljor Restaurant」へ。
お店の前でお昼寝中の犬。
最初見た時に車に轢かれているのかと思って焦った。
昨日とメニューが違ったので食べることにしました。
ご飯と、チャパティ、唐辛子チーズ、スープ、ヨーグルトドリンクは昨日と同じ。
他のおかずは昨日と違ってました。
カリカリに炒めた豚と大根の煮物。
唐辛子とジャガイモの炒め物。
牛シチューのようなもの。
こんな肉々しいおかずが取り放題で150ルピー(260円)は安い。
控えようと思いつつ、おいしいからついついたくさん食べてしまって気持ち悪くなる…昨日と同じことをくり返してしまった。
最後は昨日スーパーで買ったポテチをリピートして、ブータン出国。
もっと奥のブータンの雰囲気はこことだいぶ違うらしい。
いつか簡単に行くことが出来るようになったら違う街にも行ってみたいと思わせてくれる国でした。
ジャイガオンからカジランガ国立公園をまで24時間掛けての大移動
ホテルで預けていた荷物を受け取って、次の目的地まで。
Taxi曰く、この移動は最初から上手くいかないって分かっている移動だそうで、気が進みませんが行くしかありません。
ホテルからバスターミナルへ徒歩20分ぐらい。
バスターミナルに着いたと同時ぐらいに、私達の目的地アリプール行きののバスを発見。
乗り込んだ途端に発車しました。時刻は14時前。
ジャイガオンからアリプール(Alipurduar)までのバスは、1人30ルピー(50円)。
良いタイミング。幸先は良い感じです。
アリプールのバスターミナルには、所要時間3時間程で17時頃到着。
そこから鉄道に乗る地元の人とトゥクトゥクをシェアして、1人10ルピーでアリプールの鉄道駅へ。
アリプールの鉄道駅前
アリプールの鉄道駅
そこから向かうは北東インドのメイン都市である『グワファティー』(Guwahati)。
アリプールからグワファティからは鉄道で5時間程なので、21時頃の電車を狙います。
…が、スリーパークラスはどの鉄道もフル。
チケットオフィスのお姉さんに提案されたのは、0:45分発の列車が車両がたくさんある長い電車なので、そのチケットを買ったらどうかと(ウェイティングリスト34番目だけど…)。
当日で34人ウェイティングって。スリーパーシートは無さそうだけど仕方ないか。
20時間以降にシートがあるかないか分かるからまた来てねと言われ、とりあえず待合室へ。
アリプールの上位クラスの待合室は、電源もあってトイレにシャワー付きで(浴びないけど)快適。
この時間を使って、今後のスケジュールを考える。
インドの鉄道はいつもが混んでるから、その先の予定であるグワハティーからコルカタまでのチケット買ってしまったほうがいい。
で、チケットオフィスに向かうも、1週間前後のチケットは全部フル。
ウェイティングリストも多すぎて、絶望的っぽいと言われてしまった。。。
グワハティーからコルカタまでの鉄道は1日2本で、お昼12:30と夜22:30。
私達の希望は22:30で、たぶん12:30だとその時の出発地点からグワハティには間に合わない。
グワハティに泊まればいいんだけれど、グワハティに安宿は無く一泊3000円もするやどしかないらしい、インドでは破格の宿代。
さてどうしよう…??
とりあえずチケットは買わず、今日のチケットのウェイティングリストが進んでるか見てもらう。
すると13番になってた。
さっきが34番だったから20番も進んでいるので、これは希望が持てそう。
なので、とりあえず晩ご飯。
アリプール駅前の食堂のターリーは安くておいしい。
ベジのベースプレートが50ルピー。
水2リットルも通常30ルピーだったのに、25ルピーだったからこの辺りは物価が安いのかな。
ご飯食べ終わってもまだまだ時間がある。とりあえず駅の待合室に戻ると誰もいなくなってた。
いい感じのベンチも空いてる。
ってことで仮眠。
インドの鉄道の遅延の恐怖再び…
目覚めたのは23時頃。
ウェイティングリストが進んだかをチケットオフィスに聞きに行って知った衝撃の事実。。。
グワハティ行きの鉄道が5時間遅れで朝の5時発に変更していた。
朝の5時って…バラナシの悪夢再び(「インドの列車が今夜は寝かせない!?バラナシからのドタバタネパール越境!!」)。
どうせまだまだ遅れるんやろうなぁ。しかもウェイティングリストの番号進んでなくて席もない状態。
同じないなら次に来る同じ目的地行く電車に乗った方がマシやと判断し、次にグワハティーを通る鉄道番号と何時発か聞くと23:50分。
なんと今、今!!!
鉄道の職員に急かされ、Taxiを起こしに行って、事情を説明しプラットフォームへ。
その列車は少し遅れて来ました。日付変わって0時15分頃。
急いで損したけど、こういう時は遅れてくれてよかったと思う。
座る場所も寝る場所もない地獄の列車へ
スリーパークラスの車内に入る時点で嫌な予感。
入り口から通路まで人で一杯やん。。。
だから扉も内から鍵が掛かってたんや。
ホームにいた地元の人に扉をドンドン叩いてもらってやっと開いて入った車内の様子を見て溜息をつく。
あーぁ、寝るとこないな。
一応車内を歩き周るもシートはもちろんなく、どこに居ようかなと。
とりあえず、出入り口の少しの隙間に荷物を置いてその上に体育座り。
こんなん絶対寝られへんやん。と絶望すること30分。
救世主がやってきた。
通り掛かって哀れな私達を見た兄ちゃんが「チケット持ってる??」って聞きてきたから、「チケットは持ってるけど、違う列車やし、それもウェイティングリストやから私達の座席はないねん。」と答えると、「俺は2つ座席を持ってるから、1つを使うといいよ。」って。
どうやら奥さんの分と2シート分チケットを取ったけどシートが離れてしまったから奥さんの方で一緒に寝るらしい。
兄ちゃんは座席まで案内してくれ、立ち去って行きました。
なんていい人。
その席には、既におじさんも1人いたので3人で座ることに。
しばらく座っていると隣の駅に到着し、私達の向かいのシートの人達が4人程降りて行ったのでそのシートに寝ることが出来ました。
これは本当にラッキーだった(先にいたおじさんも)。
ぐっすり眠って朝4時30分頃に一度起きて場所を確かめ、まだ寝れそうなので5:30頃まで再びアラームをセットして寝る。
グワハティのホームで、さっき席を譲ってくれた兄ちゃんと奥さんに会うことが出来て、もう一度お礼を言う。
兄ちゃん達は、グワハティの人。
インドの北東部の人は親切な人が多いとは聞いていたけれども、ネパールから入ってから毎日のようにその親切に助けられています。
グワハティからカジランガへの行き方
結局、グワハティー駅に着いたのは朝の6時過ぎでした。
後でネットニュースで、この日にグワハティ郊外の駅で列車に象が追突し2頭亡くなったそうですが、この列車は大丈夫だったのかな。
グワハティー駅で、再びコルカタまでのチケットを買おうとチケットオフィスに行くもオフィスが開くのは朝8時からだってことで諦めて、グワハティ駅の向かいにあるバスターミナルへ。
やっと最終目的地『カジランガ』(Kaziranga)までのチケットを買い、バスに乗り込みました。
料金は一人275ルピー。
駅前のバスターミナルから路線バスのようなものに載せられて7:15に出発。
途中郊外の大きなバスターミナルで違うバスに乗り換えました。
乗り換えたバスは4列シートの大型バスだったので広くて、快適。
しかもエアコンバスでした。
乗り換えたバスもすぐ出発だったので、朝ご飯食べ損ねてお腹が空いた。。。
なので、途中でバス車内に来た物売りからリンゴを購入。
最初の休憩でお菓子も買ってお腹一杯のところで、次のお昼休憩が。
みんなが食べていたターリーが凄くおいしそうでしたが、私たちは既にお腹がいっぱい。
こんなことならお菓子食べなきゃ良かった。
ローカルバスはリーズナブルな食堂で停まってくれるので好きです。
バスはカジランガ到着の直前にカジランガ国立公園の周辺を走ります。
なので、運が良ければ途中で象やサイが見ることができるので目を凝らして見てたら…。
なんと象とサイを見た!!
…ような気がする。
小さいし、樹々が多くて分かりにくかったから確証ではないけど。
バスは、13時頃にカジランガ国立公園観光の起点となる街コホーラ(Kohora)に到着。
これから宿探しですが、そこからは次のTaxiの日記で。
それにしても、ブータンの国境の町『ジャイガオン』から『カジランガ国立公園』まではなんと24時間の移動。
疲れた〜。
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