ダナキルツアー3日目!!エルタアレ火山の火口で地球の鼓動を感じる
エチオピアのダナキルツアー3日目。
今日の朝はゆっくり目。8時に起きて8時30分から朝ご飯。
新しいグループと合流して出発するまで時間があったので、村を散策することにしました。
子供たちは学校に行っている子もいれば行っていない子もいるようでした。
エチオピアの教育はタダ。
それでも学校に通わせるよりも家の手伝いをさせる方を選ぶ家庭もあるようです。
また、学年によって午前登校の子と午後投稿の子がいるみたい。
昨日、折り紙作って遊んだ子は覚えていてくれて声を掛けてくれました。
この村は大きな山の麓にあり、山が村を守ってくれているかのようでした。
村の景色
家畜が通るのはいつもの風景
なので景色はとってもいい。
のんびり歩いているとまた子供たちに囲まれました。
どんどん寄ってくる子供達
ペンやお金はあげれないけど、折り紙一緒にしたり遊ぶのは大歓迎。
物って与えた方がいいのか本当に迷いますが、お金や物の大切さを学ぶ上でも簡単に手に入らない方がいいと思うのです。
だってエチオピアの人が、中国人は道路ばかり作りやがって何してるんだかって言っているのを聞いたことがあって、道路のおかげでどれだけ交通や流通が便利になっているのか、感謝していないんだってそんな考えなことにショックでした。
与えられることが当たり前になるとダメだと思います。
子供たちにはぜひ、自分たちで頑張ってこの国をかえていくことを学んで欲しいと思います。
宿に帰って10時30分頃、このツアーのメイン、エルタアレ火山の火口に向けて出発です。
途中の景色はやっぱり絶景
途中でコーヒータイム。
コーヒータイムに立ち寄ったカフェ
この時にいたおじさんがチャットをしていたので少しもらいました。
チャット
ただの苦い葉っぱ。
こんな苦いのイッパイ食べれないよ。
でも、この葉っぱ、食べると頭がクリアになる麻薬の軽いようなもので、おじさんが噛んでるのは良く見かけます。
バスの運転手さんも運転しながら噛んでいます。
それって大丈夫なのかしら。クリアになるまではいいけれど、クラクラするんだったら運転中噛んで欲しくない。。
おじさんはバイクや車の修理をする人。
この国の経済は良くないよーって言ってました。
今のとこ、自分の国の経済は誇れる、いいよって言ってたのはノルウェーの人だけです。
コーヒーも飲み終わったし、火山近くのキャンプサイトまでドライブ開始。
そこまでの道は絶景続きなので、寝ないように昨日たくさん寝ておいて下さいって言われてました。
まぁ、まぁ絶景かな。
アクスムからメケレまでの道の方が絶景だった気がするのは私の気のせい?
でもこんな道を走るドライバーには本当に関心させられます。
ある道は砂煙で視界ゼロだったし、ある道は全てが平らでどこに向かっているのかよくわからない所を走っていたし、ある道はランクルでさえ、ホッピングしてしまうガタガタ道でした。
大昔に噴火した溶岩の跡が残る道
砂漠の平原
砂漠の道は前に車がいると砂煙でだんだん視界がゼロになります。
途中のお昼休憩で食べたランチ
お昼ご飯はこんなところで食べました。
ベースキャンプに到着
ベースキャンプは、石で出来た家が並んでいます。
ドライバーが日陰にくつろぎスペースを作ってくれました。
ボディーガードの人形があったり、本物がいたりと警備は頑丈。
拳銃を持っている警備隊。
しばらく休憩して夕日を見た後に晩御飯を食べました。
ベースキャンプからの夕日
お昼ご飯とあまり時間が空いていないのでお腹は減っていないけれど、この後3時間の登山が待っているので食べておいたほうがいいです。
火山の火口までの行きは登りは3時間程でした。
真っ暗闇の中、ヘッドライトを点けて登ります。
真っ暗で周りがみえず、高低差があまり分からなかったのですが、下山の時に明かるくなってから見ると思ったより急でした。
地獄の門に行く時もそうだったけど、暗い方が登っている感覚がなくそんな大変だと思わずに登れるからいいな。
休憩を2回挟み、ベースキャンプに到着。
なんとそこから、火口が見えました。
遠くからでもわかる火口
真っ赤に光り、煙をあげる火口。みんなの期待が高まります。
火口までは、歩いて20分程。
一か月前に噴火したらしく、その時にできた溶岩の塊を踏んで行きます。
所々もろくなって足で踏むと崩れる場合があるので慎重に歩きます。
そしてやっと火口に到着。
火山の火口
マグマが沸きだっていて、グツグツと地球の鼓動をきいているようで、とても感動しました。
こんなに近くで見ることができます。
マグマが吹きあがった瞬間が撮れました。
しかも、あと10歩もすれば火口に落ちるってぐらい近い場所で見れてマグマの熱も感じました。
マグマと一緒に
しかも溶岩は今にも溢れそうなぐらい一杯で、マグマがボコッと泡をふく度にこちらに火の粉が飛んできそうでした。
たまに大きな噴出しもあり、本当に大迫力。
いつまで見ていても飽きませんでした。
地球って凄いです。地球って生きてるんだなぁってしみじみ思いました。
1時間程火口にいたと思います。
そろそろ帰って寝る時間。
今日も、もちろん青空ベット。星空も最高だし、寝袋はあったか気持ちいいです。
一度仮眠をとり、明日の朝、朝日と火口のコラボを楽しみます。
ディスカッション
コメント一覧
検索でたどりつきました。突然のご連絡、失礼いたします。
エルタアレ火山に行くことを検討している田中といいます。
ご質問させていただきます。
ご迷惑でなければ、教えていただけませんでしょうか。
・火山での撮影に必要なカメラについて、何の機材で撮影されましたか?
暗いところで、動く光るものを撮ると、、、
一眼レフでないと難しいでしょうか。それとも、スマホ(当方iphone6Sです)でも大丈夫でしょうか?
一眼レフorコンデジorスマホ等、必要な品質レベルの感触を
教えていただけますとありがたいです。
・シャワー(お風呂)の頻度と、入り方、お湯か水か等状況はいかがでしたでしょうか。
・電源はありますか?ドライヤー、スマホ充電などができるかを知りたいです。
お手数をおかけいたしますが
よろしくお願いいたします。
田中 さん
はじめまして。コメントありがとうございます。
・火山での撮影に必要なカメラについて、何の機材で撮影されましたか?
ーミラーレスの一眼レフ(APSサイズ)とスマホ(Nexus6P)です。一眼レフのレンズは、広角12~22mmと望遠50~300mm。
闇夜に湧くマグマは、想像以上に明るいので、スマホでも十分撮影可能です。あったらいいなと思ったのは自撮り棒。できるだけ高いアングルから取ったほうが迫力があると思います。
ただし、火口からの距離はその時のマグマの活動に左右されるので、最悪高台の集落からの見学となった場合スマホやコンデジでは苦しく、一眼レフも大砲クラスの望遠レンズを用意しなければいけないと思います。僕たちはラッキーにも火口から数メートルの距離まで近づくことができたので撮影は容易でした。
・シャワー(お風呂)の頻度と、入り方、お湯か水か等状況はいかがでしたでしょうか。
ーきちんとした宿泊地でのバケツ式シャワーが一回と、野外の温泉の入浴(水着着用)の2回お風呂のチャンスがあります。
僕達の場合は一泊目の宿でバケツシャワー、4日目の帰り際に温泉となりました。ツアーの日程が2種類あるので、もう一方なら2日目温泉、3日目の宿でバケツシャワーになると思います(不確かですが)。
・電源はありますか?ドライヤー、スマホ充電などができるかを知りたいです。
ーツアー中、一泊だけまともな宿に泊まることができるのですが、充電チャンスはそこだけと考えたほうが良いです。
あとは車にチャージャーがあればスマホの充電は可能です。モバイルバッテーリーとカメラの予備バッテリーは後悔しないためにも必ず持っていったほうが良いです。
以上です。
ちなみに僕達が参加したのはエチオトラベルと言う会社のツアーなので、他のツアー会社だと内容が変わるかもしれません。
ダナキルツアーは僕達の中でも旅のハイライト的位置づけでしたので、すごくオススメです。楽しんできて下さいね。
taxi様
田中です。早速にお返事いただきまして
ありがとうございます。
写真は、運もあるとはいえ、万全を期すため
一眼レフを持って行ったほうがよさそうですね。
SONYのコンデジしか持っていないのでお金貯めて買わなきゃ・・・;!
シャワー、前後の記事にありましたね。
後から気づきました。きちんと読まずに申し訳ございません。
電源についても、ありがとうございます。
とても参考になりました。おかげさまで対策がうてます。
ありがとうございました。
田中