エチオピアのジンカ博物館へ!!街ブラと何もないクリスマス!![宿情報有]

エチオピアグルメ, 観光

 

エチオピア フルーツジュース

エチオピア南部のフルーツジュースはイマイチ

 

どうも旦那です。

 

エチオピアジンカからの次の目的地は、アルバミンチ側に戻った街コンソ

 

なのですが、独自の暦を持つエチオピアのクリスマスに日程がかぶりそうなのです。
地元の人に話を聞くと、どうやらエチオピアのクリスマスの日は長距離バスは全て運休する模様(不確定)。
まだ、ビザの期限に余裕があったので、ジンカで少しゆっくりすることにしました。

 

 

エチオピア ジンカ gohhotel

勝手にマンゴーを収穫、笑

 

ジンカで泊まった居心地の良い宿、GOH HOTELにはwifiもあったし、勝手に木から落ちてくる無料のマンゴーもあったので、笑。

場所は、バスターミナルを出て向かい側の道路を左に100m位進んだところににあります。

 

料金は、水シャワー・トイレ共同の部屋が150ブル。蚊帳あり、南京虫はいませんでした。
温シャワー・トイレ・TV付きの部屋が400ブルでした。

バスターミナルにたむろする客引きは、GOH HOTELがマージンをくれないのか他の宿を進めてきますが、wifiが設置されたのでGOH HOTELに泊まらない理由はないと思いますよ。

 

安い部屋はWIFIの電波が届かないので、事務所のそばに行かなければなりませんが、良い部屋は部屋内で使えそうです。
温シャワーもジャブジャブ状態らしいので、短期旅行者の方は良い部屋をオススメ。
ちなみにWIFIの速度は、意外や意外エチオピア国内で一番でした。

 

 

エチオピア ジンカ 博物館
ジンカ博物館へ。
ここは、ドイツ人を中心とした研究チームが少数民族の調査を行った結果や、少数民族の道具などを展示している博物館です。

 

エチオピア ジンカ博物館
ジンカの街からメインストリートを丘を登っていくと、見晴らしの良い場所に博物館が建っています。

 

入場料は4ドル程度と事前情報で聞いていたけれども、受付の兄ちゃんの言い値は100ブル(5ドル)
念の為、チケットかレシートを求めると、奥の方からレシート用紙を持ってきて手書きで書いてくれました。若干怪しい。。。
ちゃんとした博物館ですらチケットもなく、手書きのレシートだとはさすがエチオピアと言わざるをえません^^;

 

展示内容は、パネル展示と道具などで決して多くはありませんが、女性の役割や女性観などを各民族の女性同士が討論しているパネルなどは興味深かったですね。
どの民族も、女性は一生懸命家のため男のために働いて当たり前だそうです。
そしてその理由が、お母さんもおばあちゃんもみんなそうだったから、だそうで。

 

この「当たり前」が、エチオピアには多い気がします。
バスだって時間を決めて、事前にチケットを用意すれば、わざわざ夜明け前からバスターミナルの開門を待ち、西宮神社の福男の様にダッシュしなくてもよいのに。
エチオピア人にとっては、それがどんなに非効率で無駄なことであっても「当たり前」で改善できないのでしょうかね??

 

自分たちが貧乏なのだから、裕福な外国人は自分たちに援助してくれて「当たり前」
外国人は金持ちなのだから、商品やサービスの値段を高く言って買ってもらうのは「当たり前」

そんな「当たり前」が、ひっくり返されない限り、この国が旅行しやすくなることはなさそうです^^;

 

ブルジャンプ見学の際にハマル族の村を訪れた時に見た枕が体験展示されていました。

他の民族も同じ様に持っていますが、男性のみで一人一つを持っているそうです。

 

エチオピア 少数民族 枕

寝たり

 

エチオピア 少数民族 枕

座ったり

 

男性が成人の時に一つ与えられたりする大切なものかと思っていましたが、他の村の市場で普通にお土産物として売っていたので、そういうものではなさそうです^^;

 

最後にビデオを一本見せてもらいました。
内容はバンナ族の嫁入り。
結婚は親が決める様で顔は見たことはあるけれど、話したこともない様な男性と結婚させられる様です。

ただ、内容が中途半端で、結局どうなったの??みたいな終わり方だったので消化不良。。。
むしろ、かれらの食生活や仕事などに興味があったので、ちょっと物足りなかったです。

 

この博物館、エチオピア南部で本格的に少数民族巡りを計画されている方には、ぜひ訪れて欲しい場所です。

おそらくチャーター便やツアーなら、コースに含まれていると思いますよ。

 

 

エチオピア ジンカ
ここジンカの街は、何もないです。
道行く人は、僕たちを見ると「チャイナ。チンチョン。」子供達は「ユーユー、マネーマネー。」
とお決まりのセリフを言うだけで、面白くもなんともありません。

 

ジンカに来た初日や2日目はたくさんのガイドの勧誘がありましたが、素晴らしいクソネットワークがあるのか、僕たちが少数民族巡りに興味を失ったことを一人のガイドの営業に伝えた途端、一切の勧誘はなくなりました^^;

たまーに、日本語で話しかけてくる人もいますが、僕たちの警戒度を上げてしまうだけなので、どうかご遠慮下さい、笑。

ジンカは治安の悪さはあまり感じなかったのですが、一回だけ怖い思いをしました。
ジンカ博物館の帰りなのですが、一台のバイクが僕たちのそばで停まって声をかけてきました。

そのバイクは二人乗りで、一人はDr.スランプアラレちゃんの散髪屋の長男に似ていました、笑。
ただ、「ちょっと待て!!俺たちの話を聞け!!」としつこく付きまとってきました。

 

バイクの二人乗りなので最悪ひったくり狙いもあるので、できるだけ距離を置いて止まらない様に歩きました。
幸い、近くに警察署があったので、そこに逃げ込む様に入るとバイクの二人組はそのまま去って行きました。

 

田舎の警察なんでのんびりしているんですかね。
普通は、外国人が警察署に飛び込んできたら、どうしたんだ!!ってなるじゃないですか。
でも、第一声が「おうチャイナ!!マンゴーいる??。」でした。。。

 

ずっこけましたねー^^;
怖かった思いも一瞬で吹き飛びました。

 

 

GOH HOTELで、年末年始を使って短期旅行に来ている方とお話し。
その方は、良いエチオピア人とたくさん出会ったようで、楽しそうに今までのことを話してくれました。

そう言えば、僕たちは入国前にエチオピア人の悪い情報を仕入れ過ぎた感があります。
それが、入国初日のトラブルにも繋がったし、そのあとも悪いエチオピア人に縁が有り過ぎ。
もし本当に引き寄せの法則があるとしたら、僕たちは悪いエチオピア人ばかりを引き寄せてしまっていたのかも知れませんね。

 

 

もっとエチオピア人に心を開いていたら、もっとたくさんの良いエチオピア人と交流することができて、印象も随分変わったのかも。

 

 

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1月7日、エチオピアのクリスマス当日。

僕たちが子供の頃のお正月の様に、全ての商店が閉まり、道路はしーんと静まりかえり、ただ教会だけが賑わっている…

 

と、そんなクリスマスを想像していたんですけど、まったく普通でした、笑。
前日と街の様子がまったく一緒で市場も平常営業、多少閉まっている商店が多いくらい。
何もかもが変わらなさすぎて、もしかして長距離バスもあったんじゃ…と思ったくらいです。

 

そんな感じのコンソ滞在。
まぁ、居心地の良いGOH HOTELのおかげで嫌いではなかったです。

明日は、エチオピア最後の街コンソへ移動です!!