スーダン入国!!アスワンからのバスの中がカオスすぎる・・・
昨日、スーダンビザも取れたし、今日はエジプトのアスワンからスーダンの国境の町、ワジファルファまで移動します。
バスのチケットは、ホテルに頼むこともできますが、ホテルで頼むと220ポンド(1540円)と高かったので、前日に自分たちでバス会社まで行きチケットを予約しました。
バス会社に行くのにバスターミナルに行く必要ありません。
駅から川に向かう大通りの左側に、バス会社のオフィスが何軒かあるので、そこで頼むことができます。
私たちがチケットを買ったのは、一番川側の会社。
言い値は170ポンド(1190円)。思ってたより安かったので、言い値で買うことに。
バスターミナルに行った方がもしかしたら安かったかもしれませんが、私たちは行っていません。
ちなみに一気に首都のハルツームまで行く人はハルツームまでのチケットもここで買えます。
バスが出発する予定時刻は早朝5時。
バスのチケットを売ってくれたおじさんが、4時にここに来たらバスターミナルに行く人が他にいるから、その人と一緒にタクシーで行ったらいいよと言ってくれたので、4時かぁ早いなぁと思いつつ4時ピッタリにオフィス前に着きました。
バスオフィスのスタッフらしき兄ちゃんは来たものの、待っても待っても昨日ここにいるって言った人が来ない。。。
4時15分になったら行こうと決め、動きだすと、バスオフィスの兄ちゃんも一緒に行くことに。
あれ、この兄ちゃんが一緒に行く人やったのかな?
兄ちゃんがタクシーと交渉してくれたので、バスターミナルまでは20ポンド(140円)で行けました。
バスターミナルに到着してバスの前に積まれている荷物の数にびっくり。
バスに積もうとしている荷物
拡大するとこんな感じ。
アスワンからスーダンのワジハルファ行くバスは荷物多いとは聞いてたけど、これは予想外。
って言うか、こんなに乗る??
バスは予定時刻の5時を過ぎても出発する気配なし。
もちろん、荷物乗せ待ちです。
私たちはこのベンチに座ってボーと作業の様子を見てました。
私たちの荷物は早い段階でどこかに乗せてもらったけど、これ、スーダンまでのバス。
エジプト側の国境と、スーダン側の国境と2回も降ろして荷物チェックしてまた積み直すとおいう作業するらしいのですが、大丈夫でしょうか。。
やっとこさ、人が乗れる状態になったので、車内に入ると。。。
バスの車内
座席が半分、荷物でうまっていました。
バスは7時過ぎ頃やっと発車。
途中、船に乗ったので船代として1人60ポンド(420円)払いました。
係りの人が回収しにきます。
エジプト側の国境についたのは14時頃。
そこから各自、自分たちの荷物を持って荷物チェック。
あんなに苦労した荷物もださなければなりません。
私たちも自分たちの荷物をなんとか探し出し、荷物チェックを受けました。
その時、私が持っている何かX線検査の時に引っかかりカバンを開けろと言われる。
開けた結果、調理用に持ってきていた小型のナイフと十徳ナイフでした。
こんなん今まで言われたことないのに。。
料理の為に持ってきたと説明するも、人刺せるから、ここに置いて行け、没収って言われる。
イヤイヤ。こんな小型ナイフわざわざ人殺す為に持ってくる訳ないやん。
ナイフは人刺せるからあかんって言うけどさ、ホンマに殺す気あったらここで没収されてもまた買えばいいだけの話しやん。
しかも入国時に言われるならまだしも、出国やで。
今まで何回も陸路で国境こえてるけど、小型ナイフあかんって言われたこと一回もないわ。
料理には必須やしな。ここでナイフ失くしてたまるかと、料理の為に使うねんって必死に説得。
結果、回収されずに済みました。
もしやあの人がナイフ欲しかっただけちゃうの?って思いつつ無事荷物チェック終了。
パスポートチェックも終わり、荷物の積み込み待ち。
で、バスでスーダン側に移動して入国審査と荷物チェック。
で、荷物の積み込み待ち。
英語のできるアスワン在住のエジプト人が教えてくれたけど、今日は特別荷物が多いらしい。
両替はスーダン側の国境で出来ました。
1エジプトポンド→1.1スーダンポンド
1ドル→17.5スーダンポンド
でした。
ちなみにハルツームでは
1ドル→17.9スーダンポンド
で両替できました。(2016年12月)
国境ではエジプトポンドが必要なのか、なぜかドルから替えるよりもエジプトポンドから両替した方がレートが良かったです。
なので、エジプトのATMでエジプトポンドを引き出して、国境でスーダンポンドに替えても全然問題ないです。
むしろドルより得かも??
国境から一番近い町、『ワジハルファ』まではバスで30分程。
『ワジハルファ』に到着したのは、夜9時頃(時差で1時間時計は進みます)。
長かったー。距離そんなに長くないのに待ち時間長すぎ!!
スーダンよりもエジプトの方が物価が安いらしく、エジプトに出掛けたスーダン人はありとあらゆるものをバスで運んで行くのだそうです。
輸送システムはないのか?なんかバスの中でおばちゃんが終始もめてたし。
まぁ初めてだったので、これはこれでおもしろい経験でした。
もう二度と乗りたくないけど。
バス停に着いたら明日どこ?カリマ?と声をかけてきた兄ちゃんがいたので、オフィスに着いて行き、カリマ行きのチケット購入。
っていうか、お金渡してノートに私たちの名前を記入しただけ。
チケットらしきものはなく、メッチャ不安だったので、係りのおっちゃんの顔写真を撮られてもらいました。
これぞ、スーダン人っておっちゃん。
次はホテル探しです。
安いホテルが並んでいる通りにあるホテルを聞いてまわるもどこも満室。
最後に訪れたのは、地図アプリMaps meに載っていた町外れにある『Cangan Hotel』
安い部屋が満室で、3ベット1室100ポンド(650円)でした。
が、フロントの壁に料金貼ってあったのでたぶんボッタクリです。
ただ、こちらも後がなかったので泣く泣く泊まりました。
蚊も出入り自由だし、トイレもシャワーも汚いし、まったくおススメできない宿です。。。
こうして9時過ぎにやっとホテルにチェックインできました。
とりあえず夜ご飯。
スーダン最初のご飯はスーダンの国民食『フール』
パンとフールと卵のセット
フールとは豆をすり潰した中に油や卵、野菜を混ぜてパンと一緒にいただきます。
タンパク質豊富な栄養満点ご飯。
アスワンのスーダン大使館の前で食べましたが、ここ、ワジハルファで食べたほうがおいしかったです。
ホテルに帰ったのは10時前。
明日も5時30分にはホテルをでなければなりません。
しばらく早寝早起きの健康的な生活が続きそうです。
明日はカリマへ移動します。
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