世界遺産アンコール遺跡をレンタルサイクルで一日観光!!
ついに東南アジアのハイライトですよ〜zzz
どうも旦那です。
カンボジアのシェムリアップに滞在中。
シェムリアップに到着してから早13日目(笑)、いよいよ東南アジアのハイライトであり世界的に有名な世界遺産であるアンコール遺跡に向かいたいと思います。
今回の交通手段はレンタルサイクル
アンコールワット遺跡の観光で使用できる交通機関は、タクシー・ツアーバン・トゥクトゥク・バイクタクシー・レンタルバイク・レンタルサイクル・徒歩など。
今回、僕たちが選んだのはレンタルサイクル。
シェムリアップで泊まっていいる宿「タケオゲストハウス」で、ママチャリを1日2ドルで借りました。
タケオゲストハウスでは、古いマウンテンバイクが3ドル、新しいマウンテンバイクが4ドル、そしてレンタルバイクも借りることができました。
周ってみて分かりましたが、1日券でアンコールワット遺跡を観光する場合、ママチャリのレンタルサイクルでは周るのはかなり大変です。
夜明け前から宿を出発して、日没後に観光を終えましたが、全ての遺跡を回ることはできませんでした。
僕たちが訪れたのは1月で、まだ季節的に涼しかったので良かったですが、これが4月の酷暑期や7月の雨季であったら、途中で心が折れていたと思います^^;
4人いるならタクシー、3人ならトゥクトゥク、2人ならレンタルバイク2人乗り、一人ならマウンテンバイク(冬季限定)がコストパフォマンス的にオススメです。
チケットは前日に買っておくこと
アンコールワットのチケットは、写真付きなので本人しか買えない上に、翌日のチケットは前日の17時以降にしか買うことができないのです。
アンコールワットのチケット販売所は遺跡の近くではなく、郊外にあるので間違わないように気を付けて下さい。
チケット販売所は朝5時から開いているので、当日の早朝に買ってそのまま朝日を見るのも、バイク移動だったりトゥクトゥクを手配していたら可能だと思いますが、レンタルサイクルを予定していて朝日を見たい方は、必ず前日にチケットを買っておきましょう。
アンコールワットのチケット売り場の地図(google map)
チケット売り場には前日の17時前に着きました。
カウンターに向かうとたくさんの人で、もう明日のチケットを販売しているようでした。
明日、この人達全員がアンコールワットに行くと思うとすごい人数です。
入場券は1日券37ドル。
クレジットカードで払うこともできます。
他にも3日券、1週間券があります。
感動的なアンコールワットの朝日
あらかじめ日の出の時間と天気を調べておき、30分以上前に到着するように宿を出発。
道中は薄暗い道が多く、もちろんレンタルサイクルにはライトが付いていないのでヘッドライトがあれば持っていったほうが良いです。
夜明け前と言うことで気になる治安ですが、同じ様な遺跡に向かうトゥクトゥクやバイクなどが通っていたので、大通りを通る分に関しては問題ないように感じました。
遺跡の結構手前の道路上でチケットチェックを受けて、アンコール遺跡に向かいます。
薄っすらと見えるアンコールワットにドキドキ。
僕たちは、池に映るアンコールワットが美しいと言うことで、アンコールワットに向かって左側の池の前で夜明けを迎えることに。
夜明けを撮る人々
覚悟はしていましたが、すっごい人の数^^;
まぁでも、インドみたいに我先にと押し合いへし合いになるなんてことは当然なく、みなさんマナー良く待っているので大丈夫です。
Shukuは背が小さいので周りの大きい欧米人の方々が気を遣ってくれて、池のそばの方に入れてもらっていました、ありがたや〜。
そして夜明け…
とても美しいですね。
周りにたくさんの人がいて賑やかなので、感極まって涙が流れる…なんてことはないのですが、遥か昔からこの美しい日の出が変わらずに毎日繰り返されているというのは感慨深いです。
雲が多い天気でしたが、その分朝焼けも綺麗で、ワットから日が昇る姿も拝めて大満足の日の出でした。
ちなみに太陽の位置は少し歩くと調節できるので、写真好きな方は移動しながらベストな位置を掴んでください。
蓮
明るくなって、池にたくさんの蓮が咲いていることに気付きました。
蓮と池に映ったアンコールワット
こんな風景も楽しめます。
太陽がある程度昇ると、結構な人々が帰っていきます。
ツアーで来ている人なんかは、一旦ホテルに戻って朝食タイムなのでしょうかね。
僕たちは、このままアンコールワット観光を続けます。
圧巻の回廊とアンコールワットの内部へ
遺跡の中にも普通にいる野良犬
アンコールワットの朝日を堪能した僕たち、このままアンコールワット内部を目指します。
情報では、ここは日中非常に混雑するので朝一番に見ておいた方が良いとのこと。
内部の観光開始時間は、朝8時頃くらいかららしいのでそれまではアンコールワットの周囲を取り囲んでいる3つの回廊を観光します。
アンコールワットの回廊
アンコールワットを取り囲むように設置された回廊は、外側から順に第一回廊・第二回廊・第三回廊と呼ばれています。
回廊の壁には、この様な見事な彫刻が隙間なく施されており、当時の高い技術を知ることができます。
回廊の途中にある小部屋には、この様な仏像が安置されており、地元の方や僧が朝のお祈りを捧げていました。
そろそろアンコールワット内部への入場が開始になりそうなので、中心地に向かいます。
朝イチとは言え、やはり20人ぐらいはすでに並んでいました。
内部に入る人数を制限するために、内部から人が出てきたらその人数分入場できるシステムになっています。
アンコールワット内部への入場の注意書き
アンコールワット内部への入場に対しては、特に女性の服装に関して非常に厳しい規則があり、タンクトップやショートパンツは禁止ですので気をつけましょう。
男性に関しては帽子を脱ぐ程度で大丈夫です。
いよいよ入場なのですが、この階段がかなり急でした。
高所恐怖症の方はちょっと辛いかも知れません。
アンコールワットから見た景色
内部に関しては、特にこれと言って驚くようなものはなかったのですが、そこから見える外の景色はなかなか良かったです。
工事中の場所が多かったのが残念でしたが。。。
1時間も2時間も並んで入るような場所ではないと感じましたので、やはり朝日を見た後に朝イチで並んでスムーズに入場するのがオススメですね。
アンコールトムのバイヨン遺跡は顔だらけ
バイヨン
次に向かったのが、アンコールワットの北側にあるアンコールトム。
このアンコールトムの中心に位置する遺跡が「バイヨン(bayon)」です。
ぱっと見、普通の遺跡なんですけど、よく目を凝らしてみてみると…
なにか見えますか??
そう、顔。
どこもかしこも顔だらけ!!
なぜこんなにも人面が描かれているのかは謎だそうですが、これはとてもインパクトがありました。
写真映えもしますし、ここは外せないスポットですね。
その後は、アンコールトムをうろうろ。
アンコールトムも、そこら中遺跡だらけで周るのが大変です^^;
上に登ることができる遺跡もあり、そこからの眺めと風が心地良かったです。
ここにも回廊の様なものがありました。
こちらにもかなり精巧な仏像が壁に掘られており、カンボジア人(クメール人)もインド人に負けず劣らず石を掘るのが上手いなぁなんて思いながら歩いていました。
こちらの仏様、前から見ると何の変哲もない仏様ですが…
おケツ!!
次に参りましょう^^;
その他の遺跡(ダイジェスト)
この後もどんどん遺跡を周りますが…
お尻が痛い…
一応、お尻にタオルを入れているのですが、それでも痛くなってきましたね。
さっきの仏さんをきちんとお参りしておけば良かった…。
若い方は大丈夫だと思いますが、30過ぎたあたりからお尻の肉がどんどん薄くなっていくので、世界でレンタルサイクルを借りる方は、タオルをお尻に入れておきましょう。
世界の自転車のサドルは、想像以上に酷いですので…。
ここからしばらくはダイジェストで。
いや〜、自転車が大好きで遺跡が好きな方は何時間でもいけるのでしょうけど、僕たちの体力と精神力はそろそろ限界を迎えそうです。
死ぬほどうまかったカットパイナップル(すごい顔…)
タ・プローム遺跡のラピュタ感
ゾウで周ることもできるゾウ
時折立ち漕ぎしながら、何とか辿り着いたのが今日の最終目的地「タ・プローム」。
ここは、樹木の侵食によって遺跡が倒壊し掛かっている神秘的な光景を見ることができる遺跡として有名なのです。
樹木がなくても、こんな感じで倒壊し掛かっていますけどね^^;
こういう普通の遺跡の中を通って行くと…
あっ!!ありました!!
確かにかなり大きな樹木が遺跡を侵食していますね〜。
これは昨日訪れたベンメリア遺跡より大きいかも。
どこを撮っても絵になるっていうのは、こういう場所のことを指すのでしょうね。
たしかにラピュタ感もあります。
なので、夕方にも係わらず、けっこうな人が写真を撮っていました。
そこに面倒くさい欧米人のグループがいたんですよね。
この木の前で写真を撮りたい人は、なんとなく順番を守って待っていたんです。
で、僕たちの番が来て、撮影を楽しんでいたのですが、そのグループの唯一の男性の兄ちゃんが来て、待っているんだから早くしろって言うんです。
いやいや、さっき順番回ってきたばっかりなんですけど…と思いながら、面倒くさいので先にどうぞって譲ったら、そこから何十分と撮影タイムが始まるというね…。
まぁ、最初はスマホでもいじって時間を潰していたんですけど、さすがに最後の方はずーっと睨んでいましたよ、
待っている人全員、笑。
東南アジアで欧米人の自己主張っていらないんですよ、みんな空気読めるので。
で、もうタ・プローム遺跡には、もう一つ有名な撮影スポットがあります。
これなんですけど、この下にはツアーできたすごい数の中国人達が順番に並んで、ガイドさんに写真を撮ってもらっていました。
さっきの欧米人グループも、さすがにこれにはじっと耐えるしかないようで…
ざまぁ!!
何だかあまりに疲れて、お腹が空いて、お尻が痛くてイライラしていたようですね。
いつもより怒ってしまいました^^;
というわけで、アンコール遺跡の観光はこれにて終了。
僕たちは、レンタルサイクルにも係わらず欲張って全部周ろうとしましたが、自転車ならアンコールワット・バイヨン・タ・プロームに行けば充分だと思います。
あとは、気に入った場所でのんびり過ごすのが良いかと。
遺跡から宿までもけっこう遠いんですよね…ほとんど体力が残っていませんでしたが、何とかお気に入りのレストランへ。
あぁ、運動の後のご飯はなんておいしいのしょうか。
という訳で、2週間近く滞在したシェムリアップも今日で最終日。
明日は首都のプノンペンを目指します。
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