ベンメリア遺跡観光!!シェムリアップからローカルバス移動に挑戦してみた
カンボジアのシェムリアップに滞在中。
年末年始にかけて引きこもっていた私達。
Taxiのパソコン作業も終わったので、新年は4日から活動開始です。
・ベンメリア遺跡へローカルな交通手段を使っていく。
・アンコールワットの入場券を買いに行く。
・市場で明日の食料の買い出し。
シェムリアップは有名なアンコールワット遺跡に行く拠点の街として有名ですが、シェムリアップ周辺は他にもたくさんの遺跡が点在しています。
郊外の遺跡へシェムリアップから行く方法は、1旅行会社のツアーに参加する、2車やトゥクトゥクを何人かで貸し切ってシェアする、と言うのが一般的です。
私達が泊まっている宿「タケオゲストハウス」でも、遺跡へのシェアを募集する貼紙を度々見かけました。
私達はローカルな交通機関を使ってベンメリア遺跡に安く行ける方法はないかと調べた結果、いくつかの情報があったのでチャレンジしてみようと思います。
ローカルの交通機関を利用してベンメリア遺跡まで行けるのか??
シェムリアップからベンメリア遺跡までは、ラーンタクシーと呼ばれる乗り合いバンが走っているのだそうです。
ベンメリア遺跡行きではなく、プレアヴィヒアやストゥントゥレンという街行きのラーンタクシーに乗り、途中下車する感じ。
これなら1人片道10,000レアル(2,5ドル)、で往復することが出来るらしい。
そのラーンタクシーの乗り場は、シェムリアップの6号線沿いのPhsar Leu Thom Thmeiy Marketとその向こうにあるガソリンスタンドとの間だってことで、タケオゲストハウスから3キロ程歩きます。
途中にいたかわいいわんこ
市場
途中の市場で旅のお供のお菓子を買って、乗り場付近に到着しました。
確かに1台乗り合いバンがある。
そのドライバーに聞くとこれじゃないよとすぐに出発してしまいました。
周りの人に話しを聞くと、どうやらこの乗り場じゃないらしい。
バイクタクシーの兄ちゃんが、私達が歩いてきた途中の川沿いにベンメリア方面に向かうラーンタクシーの乗り場はあるよって。
また歩いて戻ると時間かかるから、時間優先で1人1ドルでそのバイクタクシーを使って乗り場まで。
確かにラーンタクシー乗り場らしき所はあって、係りらしきおっちゃんも1人もいる。
でも、結果的にここもベンメリア方面に向かうラーンタクシーではありませんでした。
でも、1人片道5ドルで行くという謎の提案がおっちゃんからありました。
が、私達が目指す方法はその半額で行けるので断り、ひたすらラーンタクシーで行きたいと周囲の人に言い続けてると、その乗り場は私達がさっきいた場所の近くだと言う。
えー!?
バイタクの兄ちゃんがそこまで行くにはまた2ドルって言ってきたので、
「それはないわー。そっちがここだって言うから来たのに、タダで乗せてよー。どうせ帰るんやろし、元々2ドルも高いんやし。」
と言うと(英語通じないから身振り)、タダで乗せてくれてそのラーンタクシー乗り場まで。
私達が乗ったラーンタクシー乗り場はこの辺りです。
ここでも誰にも英語が通じず、でもベンメリアに行きたいと言うことは分かってもらえたみたい。
どうやら、ベンメリアまでは乗り換える必要があるとのこと。
乗り換える場所が、結局どこか分からず。
でも、ここは流れに任せて乗ってみることにしました。
車内は地元民で一杯。
シェムリアップは観光都市でローカルな生活感を感じることができず、カンボジアの地元民との触れ合いもなく寂しいなって思ってたので、このバスに乗れたのは良かったです。
言葉が分からないおばあちゃん達が話しかけてきてくれて、一生懸命行き先やここで乗り換えるなど教えてくれました。
全然分からなかったけど(笑)。
ツーリストバスで快適に移動するのは楽だけど、簡単に着いても面白くないしなーって思ってしまう私達は病気です。
ラーンタクシーは『Dam Daek』という街で停まり、私達を降ろしてそのままプノンペン方面へ走り去りました。
シェムリアップからダムダックまで一人7000レアル(1,75ドル)。
帰りは一人5,000レアル(1,25ドル)だったので、正規の値段は5,000レアルだと思う。
地図で確認すると、ダムダックはベンメリア方面とプノンペン方面への分岐点。
どうやら、ここでベンメリア方面への乗り物に乗り換えるようです。
乗り換えのラーンタクシーはすでに停まっていて、そのドライバーに料金を確認しました。
ドライバーは英語出来ない為、やり取りは英語の出来る地元のお姉さんを通じて行っています。
すると、1人10,000レアル(2.5ドル)だと言う。
そんなはずないやん。
シェムリアップからここまで7,000レアル(1,75ドル)で、それより短い距離を行くのにさっきより高いの?2人で10,000レアルだよね?
って確認するも、このラーンタクシーはベンメリアが終点ではないため、途中で降りるとか関係なく、終点までの値段払わななければならないんだって言い張る。
確かにそういうルールが存在する国もあるけれど、カンボジアではそのルールはない様な気がする。
さっきのラーンタクシーに乗っている時に、料金のやりとりを色々観察していた私の勘。
全員が終点までの料金を払うルールなら、最初に地元民のお姉さんに料金確認した時になんでそのお姉さんはドライバーに確認しないと分からないって言ったのか?何度も使ってる路線やん?
私の感覚がなんか違うと言ってるけど、その料金でしか乗せてくれないなら仕方ないとそのラーンタクシーに乗り込む。
でも、よくよく考えると、30キロの距離を2人で5ドルも払うならバイタクの方が安いか同じ料金じゃないのかなって思い、車外に出て近くにいたバイクタクシーに料金確認すると3人乗りで一台5ドルでした。
私達のラーンタクシーは他のお客さんが少なく、満車になるまで時間掛かりそうだし、同じ料金ならバイタクの方が早く着けるし得やなってことでラーンタクシーの運転手に言って、バイクタクシーに乗り換えました。
その時にラーンタクシーの運転手が複雑な顔をしてたのと、帰りに掛かった交通費を考慮すると、ダムダックからベンメリアの料金は5000レアル(1,25ドル)が適正だと思います。
欲張ってぼったくろうとしたから、客は逃すし、出発も遅くなる。
運転手の完全なるミスですね。
バイクタクシーやトゥクトゥクという競争相手がいるのだから、もう少し考えないと。
バイクタクシーに乗って30分程で、ベンメリア遺跡のチケット売り場に着きました。
ここでチケットを購入して、さらにベンメリア遺跡までは1キロ。
ベンメリア遺跡の入場料は1人5ドル。
なぜカンボジアは、チケット売り場を遠くに作るのか。。。
帰りは新たにラーンタクシーを拾うか、このままバイタクの兄ちゃんに待ってもらうか迷いましたが、バイクタクシーに待ってもらうことにしました。
なぜなら、チケット売り場の兄ちゃんにダムダックまでのラーンタクシーがあるか聞いたら午前中はあるけど、午後はないって言われたから。
あるような気もするけど、不確定だし待ってもらうことにしました。
天空の城ラピュタのモデルになったと言われるベンメリア遺跡へ
ベンメリア遺跡は、『天空の城ラピュタ』の世界みたいだと言われています。
入場口にいた犬
鉄の首輪で肌が荒れてる気がする。
はずしてあげて欲しい。
遺跡に入ってすぐにあった建物。
なんか違う、、、ネットの画像で見たラピュタの様な神秘的な雰囲気が全然ないんです。
原因は空。
今日は晴天。
青空の中にあるベンメリアは、神秘的というより爽やかな雰囲気。
ラピュタの世界のような神秘的な雰囲気を味わいたかったら、苔が青々して霧が出ているような雨季の時期が良さそうです。
そんなこと言いながらも、晴れのベンメリア遺跡も良い感じです。
ベンメリア遺跡内にはスロープがあり、遺跡の内部まで入れるようになっていました。
ベンメリア遺跡は、思っていたよりも広いです。
昔のヒンドゥー寺院の遺跡です。
同じヒンドゥー寺院のインドのものとはまた違っています。
遺跡が木に侵食されている場所がいくつもありました。
自然の力は本当に凄いです。
ベンメリアで一番すごい景色は、外壁を一周したところにありました。
よく写真に乗ってるベンメリアを象徴する場所。
あまりみんなが行っていなかった池の近くの遺跡も良かったです。
なんだかんだとベンメリア満喫しました。
私達がゆっくり見すぎていたせいか、バイクタクシーのドライバーが遺跡の中で私達を探していました。
あっ、なんかごめん。。。
で、ベンメリアからダムダックまで。
バイタクのドライバーがそのままシェリムアップ行くって言ったけどお尻痛いので断り、トゥクトゥクドライバーの誘いも高いからと断って、とりあえず市場の食堂でご飯。
カンボジアでよく見掛ける、おかずを1品選んでご飯に掛けたもの。
これで、4000リエル(1ドル)。
ここはなぜか小学校1年生と幼稚園ぐらいの子供しかいなくって、子供たちがお店を切り盛りしていました。
味はまぁまぁ。
近くのお店には虫の佃煮が売ってました
帰りは無事に、通り掛かったシェムリアップ方面に向かうラーンタクシーに乗って、シェリムアップまで帰りました。
ダムダック〜シェリムアップ 運賃は一人5,000リエル(1,25ドル)。
ローカルバスを使ってシェムリアップからベンメリアに安く行けるかどうかの答えですが、私は行けると思うです。
私達は途中の村からバイタクを利用しましたが、もう少し朝早く(午前7時くらい)から行動をしていたら、適正な値段のラーンタクシーで行けたと思います。
また、町からバス乗り場まで遠いのですが、シェムリアップの中心で6号線を走るダムダック方面に向かうラーンタクシーに乗れば安く行けたはず。
不確定なことですが、誰か挑戦してみて下さい。
帰りのラーンタクシーは、タケオゲストハウスの前まで行きそうだったのですが、泣く泣く途中で降りました。
なぜなら、今から明日行くアンコールワットのチケットを買いに行かないといけないから。
アンコールワットの入場券を買う
アンコールワットのチケットは、写真付きなので本人しか買えない上に、翌日のチケットは前日の17時以降にしか買うことができないのです。
アンコールワットのチケット販売所は遺跡の近くではなく、郊外にあるので間違わないように気を付けて下さい。
チケット販売所は朝5時から開いているので、当日の早朝に買ってそのまま朝日を見るのも、バイク移動だったりトゥクトゥクを手配していたら可能だと思いますが、レンタルサイクルを予定していて朝日を見たい方は、必ず前日にチケットを買っておきましょう。
アンコールワットのチケット売り場の地図(google map)
チケット売り場には17時前に着きました。
カウンターに向かうとたくさんの人で、もう明日のチケットを販売しているようでした。
明日、この人達全員がアンコールワットに行くと思うとすごい人数です。
入場券は1日券37ドル。
クレジットカードで払うこともできます。
他にも3日券、1週間券があります。
私達の時は、チケットを買うのにパスポートは必要ありませんでした。
市場に明日の食料の調達
チケットオフィスから再び歩いて6号線にある市場へ。
市場はもう閉まりかけていました。
急いで買い物。
フランスパン1000レアル(0,25ドル)、芋のチップス2500レアル(0.75ドル)、果物500g4000レアル(1ドル)が明日の食料。
明日は自転車でアンコールワットの遺跡を周る予定です。
遺跡全てを見ようと思ったら結構距離があるので、急がなければなりません。
たぶんゆっくりご飯食べる時間もないから、食料はある程度持って行く作戦です。
夜ご飯は、帰り道にあった路上のレストランで。
フルーツジュース
焼きそば
明日はアンコールワットの遺跡群をサイクリングで周ります。
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