ブルガリアの世界遺産リラの僧院へ!!宿泊者しか感じることのできない静寂
どうも旦那です。
今日は、ブルガリアの世界遺産、リラの僧院に向かいます。
実はこのリラの僧院は、宿泊することができるのです。
普段は、平日でも日中は観光客で賑やかなリラ僧院。
しかし、夜間や早朝は修道僧と宿泊者しかおらず、静寂の中で歴史ある修道院の厳かな雰囲気を楽しめるとか。
というわけで、僕たちは2泊3日でリラの僧院に宿泊することにしました。
本当は、1泊で十分なんですけどね^^;
他に行きたいところがあったので。
ソフィア郊外のバスターミナルから、1日1本の直行バスに乗り2時間半。
リラの僧院にやってきました。
まずは、宿泊受付。
そして、渡された鍵の番号の部屋へ。
思ってたより、とても広い!!
そして、中はめちゃくちゃ涼しい。
外は30度超えているんですけどね、エアコン効いてるみたいです。
建物の構造が、夏の暑さを抑える造りになっているのでしょうか??
冬はとても寒いのか、暖炉や暖房器具が備え付けられていました。
それでもかなり寒いでしょうね、きっと^^;
室内は大きな部屋にベッドが4つ、そして洗面所付きの個室。
ベッドはギシギシで古いですが、シーツは清潔です。
トイレは共同。シャワーはなしです。
ベットに転がると、装飾された天井。
家族5人まで、泊まれますね。
平日ですが、僕たちの他にも4家族ほど泊まっていました。
荷物を置いて、さっそくリラの僧院を見学。
派手さはないのですが、なんとも奇抜なペイントです。
僧院の周りにも、物語調の絵がびっしり!!
そして、僕たちが宿泊する棟は、僧院をぐるりと囲むように建てられています。
この宿泊棟の雰囲気が、また格別でした。
僧院自体は500年以上の歴史があるようですが、100年目くらいに一度焼失して再建されています。
でも、雰囲気は500年の歴史を十分感じさせます。
3階から見るリラの僧院は大迫力。
ここから先に入れるのは宿泊者だけなので、ちょっと優越感。
夕方の5時からはミサが始まります。
リラ僧院のミサは、時間的に宿泊するかレンタカーがないと見学するのが難しいです。
ミサの始まる10分前に、木を杭で叩きながら牧師さんが僧院内を周ります。
もちろん僧院内は、撮影禁止。
写真はありませんが、厳かな雰囲気でミサが始まりました。
本をめくりながら、ずっと何かを唱える牧師さんと、お祈りを続ける牧師さん。
途中で、乳香の粉が院内に撒かれます。
最後は、みんなが並んで棺桶の中の何かにキスをしています。
おそらく偉い方のミイラだと思うんですけど、興味本位で並ぶのは憚られたので真相は謎^^;
ミサは1時間程度。
地元のおばちゃんが居眠りしていたので、横を見たらShukuも居眠りしていました、こら。
ミサも終わり、誰もいなくなった僧院。
悠久の歴史って、こういうのを言うんですかねぇ。
夜中に不意に目覚めた。
時計を見ると午前3時。
ふと思い立って、カメラ片手に廊下に出てみました。
僧院内は、電灯が完備されているので星は見れませんでしたが、夜のリラ僧院も素晴らしかったです。
では、二度寝します。おやすみなさい。
ディスカッション
コメント一覧
リラの僧院へは25年前位に行きました。日帰りでバスに乗って行きましたが宿泊出来るとは知りませんでした。また訪れたいと思い懐かしく思いました。
神田さん、はじめまして。
コメントありがとうございます。
25年前にリラ僧院へ行かれたのですね。25年前に比べると、首都のソフィアはすっかり都会になっていると思いますが、リラ僧院はおそらく25年前とさほど変わっていないかも知れません。
そう思うほど僧院内は懐古的な雰囲気で溢れていました。僕も、また訪れたいと思う場所の一つです。