アガルタラ到着!!バングラディッシュ入国なるか??[宿と食堂情報有]

インドアガルタラ

 

インドシロンからアガルタラへ夜行バスで移動中。

 

シロンからアガルタラへのバスは、名付けるならば振動バス
道がガタガタで、振動で窓は勝手に開くし、窓が開いたら寒いし、バスの運転手がスピードを落とすためのバンプでもあんまりスピード緩めないので、その度に座席から飛び上がる。

目覚めては、開ている窓を閉めて、また開いた窓を閉めての繰り返しの末、やっと朝になりました。。。

 

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SHUKU

これは拷問バスや…全然寝れんかった。。。

 

アガルタラ到着!!とりあえずバングラディシュとの国境へ

 

バスは7時頃に朝ご飯休憩。
このお店のおやじが凄いせっかちな人で、注文を聞くのも会計するのも焦らすし、その分自分もキビキビ動く。

周りのインド人にもせっかちだって言われてたぐらい。

そこでチャイを飲んで再びバスに揺られる。

 

バスは予定通り午前9:30頃にアガルタラのバスターミナルに到着。

 

アガルタラのバスターミナルは郊外にあるので、そこから国境に行くにはオートリクシャに乗らなければなりません。
バスを降りるとリクシャのドライバーが駆け寄ってきて、目的地を聞いてきます。
バスステーションで待ち構えている人達の言い値は高いから、私達は道路に出てシェアリクシャを狙います。

 

しばらく自分達の進行方向に歩くと一台のリクシャが声を掛けてきた。
覗いてみると他にもお客さんが乗ってるからシェアリクシャ。
とりあえずシティーセンターまで一人10ルピー(18円)

とりあえずどこに行っていいか分からない時、私たちはこの町の中心って意味で「シティーセンター」って言うんだけど、今回は本当にアガルタラの街に「シティーセンター」って言うビルがあってそこで降ろしてくれた。

アガルタラの人達は英語がほとんど出来ない。
この国境からバングラデシュに行く外人もほとんどいないから珍しいんだと思う。
みんな観光客にスレてなくて親切。

インドでは、いつも何か買う時は値段を確認してから買ったり注文するんだけど、確認しないで買って100ルピー渡したらたちゃんとお釣りが来る。
値段確認するのって結構ストレスだったりするから、確認しなくてもいい場所って嬉しい。(リクシャとタクシーはどこであろうと絶対聞くけど)。

 

シティーセンターから国境までは2.6キロ。
バングラディッシュに入国するにはビザが必要なのは知っいてるけど、もしかしたらインドのコルカタ側の国境のようにアライバルビザが取れるかもしれない。

と言う、ほんの少しの希望を持ってとりあえずバングラディシュとの国境まで行くことにしました。

 

シティセンターから国境までは、街歩きも兼ねて徒歩で。

インド 東インド アガルタラ 町 景色

 

インド 東インド アガルタラ 町 景色

 

インド 東インド アガルタラ 町 景色

 

アガルタラの町並みは、シロンの様に洗練されたものではなく、普通のインドの田舎町と言った感じでした。

 

国境に到着。まずはインドの出国手続き

 

インド側の国境に到着し、出国手続き。

特にバングラディシュビザに付いて質問されなかったので、もしかしたらアライバルビザが取れるかもと期待が高まる。

ちなみに、私達のインドビザはマルチプルビザと言って、ビザの有効期限内なら何回でもインドを出入国できるので、もしバングラディッシュ側で入国を拒否されても問題ないのです。

 

出国手続き後のインド側のカスタマーチェックで、インドルピーをいくら持ってるかと聞かれ、0ルピーですって言うのもおかしいので、私の財布に入ってたルピーを申請する。
1900ルピー。

本当はTaxiも持ってるからもっとあるけどややこしそうなので内緒。

 

インドは、外国へのインドルピーの持ち出しを法律的には禁止していて、インドルピーを持って出ていったらダメって聞いてるからヤバイなぁと思ってると、ここでバングラデシュのお金に替えていけと言われる。

 

レートを聞くと、1900インドルピー2100バングラディッシュタカになるらしい。
アホか。公式なレートだと2400タカになるのに。
そんな悪いレートじゃ替えたくない。

バングラデシュからインドのコルカタに抜けるからインドにはまた戻ってくるし。
と言うと、特に賄賂も請求されず、あっさりじゃぁいいよって通してくれた。

 

いよいよバングラディッシュの入国手続き、アライバルビザは取れるのか!?

 

いよいよバングラデシュ側の入国手続き。
アライバルビザは取れるかな〜。

 

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SHUKU

取れませんでした。。。

 

アガルタラにバングラデシュのビザセンターがあるから、そこでビザを取ってからまた来てねと。

今日ビザが取れるの??と聞くと、取れるよとの職員の答え。

でも、今日は日曜日だからビザセンターは閉まってるよね??明日だよね??って再度聞くと日曜日も開いてるよという職員。
ホンマに??と何度も聞いても開いてると答える職員。

外国人には特別窓口があるから問題ないんだって。
そんなん聞いたことないんやけど。。。
まぁ、とりあえず行ってみるしかない!!

 

ダメ元でバングラディシュビザセンターへ

 

インド側を出国する時にインド側の職員にも聞いたけど、そこなら日曜日も開いているってみんな口を揃えて言う。

 

ん〜、半信半疑のまま、とりあえずトゥクトゥクに乗って言われたビザセンターまで(100ルピー)。

 

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やっぱり閉まってました。。。

 

ビザセンターの周りにいたおじさん達は、「今日は日曜日だからね。また明日おいで。」と、日曜日閉まってるのは当然といった様子。

しかもビザセンターって言うか、ビザの代行業者の店という感じだった。

そら、そうやんな。

なんでこの辺りのおじさんでも知ってることを、国境の職員が知らんねん。
しかも、なんでバングラディッシュ人もインド人も全員が自信満々に大丈夫開いてるって言うねん。

と、つっこんでもしょうがないから、そこで教えてもらったビザセンターから歩いて行けるバングラディッシュの領事館(??)に行きます。

 

バングラディッシュの領事館(??)の地図(google map)

 

バングラディッシュの領事館は今日は何かにパーティーらしく、庭で炊き出しをしてました。
そこに鶏を大量に買ってきた英語が話せる兄ちゃんが現れたので事情を説明すると、やっぱり明日おいでと。

まぁそうやんな。
明日申請したらビザは即日もらえるのか聞くと、受け取りは明後日になると。

えー、そんなに待たれへん。
どうにか明日発行してくれへんの??と聞くと、「とりあえずこっちに来い。」と、領事館の近くのパソコンのある部屋に通されてそこでバングラディッシュビザのオンライン申請の書類作り。

ここで作成したら明日ビザくれるんかなぁと、とりあえず申請書類を作り、用紙作成代100ルピー×2人分の200ルピー渡す。

そこで言われた衝撃の一言。

 

「ビザ発行するにはお金いるからねー。」

 

えっ!?日本人はバングラディッシュビザの申請料は無料やと思うねんけど…。
今年の10月までは、コルカタ側の国境で無料で取ってるブログの記事もあったし、11月のこんな中途半端な時期に改正される??

とか、二人で言ってると兄ちゃんがネットで調べてくれて、そのサイトを見ると確かに日本人50$って書いてる。

えー、なんでやねん。
そんなんないわ。
バングラディッシュは、1人50$もビザ代払ってまで行きたい国じゃないし。

次の目的地のインドのコルカタは、アガルタラからバングラデシュを通って行くと近いけど、バングラデシュを抜けれないと大回りでメッチャ遠いんですけど。。。

 

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SHUKU

もうインドの長距離移動嫌だよ。。。

 

最悪50$を払うの覚悟して明日再び来るしかないな。
二人でビザ代100$は、失礼だけどバングラデシュにそんな価値は私たちに取ってはない。
無料で入れるから、世界一の人口密度を誇る首都ダッカの雑踏でも見よかって感じやったのに。

 

私達の運命は明日に持ち越し。

 

共産主義のデモに遭遇

 

もう今日はアガルタラで泊まるしかないので宿探し。

…の前にお昼ごはんを食べる時間がなかったのでお腹がペコペコ。

 

地元の人で賑わう食堂へ。
基本のベジプレート50ルピーだそうで、私は魚、Taxiはチキンを食べて、2人で120ルピー(210円)でした。

 

インド 東インド アガルタラ 町 景色

これはダルをかけてもらう前なので見た目は貧相

 

この辺りの物価安いかも知れん。

 

そこで、ご飯を食べてると赤い旗に赤い帽子に時々赤いTシャツ来た集団が通り掛かった。

インド 東インド アガルタラ 町 景色
もしやデモ行進??

 

食堂を出て、しばらく進むと広場に赤い服の人達が集まり集会をしていました。

 

インド 東インド アガルタラ 町 景色

集会

 

インド 東インド アガルタラ 町 景色

デモ行進はサリーのファッションショーみたい

 

このあたりは共産主義の政党が多いのか、赤い旗を掲げた人々がたくさん行進していました。

女性もたくさんいたので怖い感じは無かったけど嫌な時に来てしまったなぁ。。。

 

アガルタラには高い宿しか無い!?難航する宿探し

 

まずは、Taxiが調べてくれたロンリープラネットに載っていたホテルに向かうもどこにもない。
近所の人に聞くと最近閉まったらしい。

 

あ〜あ、またホテルを探して歩きまわらなって思ってたら、さっきインドの国境で助けてくれたバングラディッシュ人がいて、ポストオフィスの近くの『Welcome Palace』がいいよって教えてくれた。

 

とりあえず、そこ目指しながら目に付いたホテルの料金を確認して行く。
なんかどれもめっちゃ綺麗なんですけど。。。

料金を聞くと、やっぱりどこも1000ルピー(1800円)を超えてる。
無理や…いつもの予算の倍やわ…。

 

そして、最後の砦『Welcome palace』の前にやってきました。
見た目から、高そう…。

諦めモードで料金を尋ねると、1500ルピー(2640円)だって。
これはもう値引きの交渉するまでもなく、無理です。
そんな私達の様子を見た受付の人が1000ルピーまで値下げしてくれたけど、それでも無理です。

 

とにかくアガルタラには綺麗なホテルしかありません。

看板や入り口がボロくても、中に入ると受付が綺麗で、高いやろなって思ったら予想通り1000ルピー越え。

 

アガルタラの宿「Radha Lodge」

 

そんな中、ここは安そうだと言う所を発見。

名前は『Radha Lodge』

実は『Welcome Palace』の向かいにありました。

名前がホテルじゃなくてロッジやし安そう。

 

料金を確認すると、一室600ルピーでした。
ツインベット、蚊帳なし、トイレシャワー共用、wifiなし、そんなに綺麗じゃない部屋でこの値段。
交渉して500ルピーまでは下がったけど、これは600ルピーの部屋だってことで、もう一度他の宿が無いか探しに行ったけどなくて、戻ってここに泊まりました。

※地図は「welcome palace」の位置、その向かいにRadha Lodgeがあります。

 

「Radha Lodge」の地図(google map)

 

アガルタラのおすすめの食堂「Devi Fast Food」

 

アガルタラ唯一の救いは、ご飯が安くておいしかったこと。
今日の夜ご飯は若い兄ちゃん達だけでやりくりしている『Devi Fast Food』

持ち帰りがメインのお店だけど、店の前のテーブルで食べることもできます。

 

インド 東インド アガルタラ 町 ご飯

 

私達は、なぞの『Tarka』(タカ)というメニューを注文。
それに加えて、バターチキンとロティー。

 

インド 東インド アガルタラ 町 ご飯

タカは、ドライカレーのような感じ。
バターチキンはパクチーが効いていて、少し甘めで私好みの味。

そして、ここのロティーは薄くてデカイ。
どれもおいしくて大満足しかも全部で205ルピー(440円)。

明日、バングラディッシュビザが受け取れなくて延泊になったら、またここに来よう。

 

「Devi Fast Food」の地図(google map)

 

デザートは商店のアイスクリーム。

インド 東インド アガルタラ 町 アイス
絶対1回どころか何回か溶けて固まったなという感じ。

アガルタラ、停電多いのかな??

 

せっかくなんで屋台のチャイも飲む。

ビザが取れなかった腹いせのやけ食い〜。

インド 東インド アガルタラ 町 チャイ

ここのチャイは、牛乳じゃなくて粉ミルクを使ってるからか、一杯5ルピー(8円)とインドでの最安値でした。

 

 

エッグロールも見つけました。
ネパールのカトマンズのタメル地区で150ネパールルピー(165円)のボッタクリ価格で売っていたのが、ここではたったの30ルピー(50円)

 

とにかく食べて食べて、明日のバングラディッシュビザ取得に備えました。
明日はバングラディッシュビザを取って、うまくいけばそのままバングラデシュの首都ダッカまで行けたらいいなと思っています。

 

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むむむ、ここはインド。そして行きたい国はバングラディシュ。まぁ計画通りになんか行くはずないか。。。