世界では僕が思っているよりも地震が起きていた
2016年4月14日から16日にかけて熊本県を中心に非常に強い地震。
その翌日17日の朝(日本時間)、南米のエクアドルで同じく強い地震。
1日も早い復興を祈ります。
日本は地震の多い国。僕もあなたもそう思っていますよね。
そして、たまに流れる海外での大地震のニュース。
崩れる建物、崩壊した街、多数の死傷者。
僕は、日本は地震に強い国だという意識があります。建物の耐震化とか防災意識とか。
だから、そんな海外のニュースを見たときに、僕は思っていました。
海外の国では、耐震化が不十分だからちょっとの地震でもこんなにめちゃくちゃになってしまうんだなって。
しかし、世界で起きた地震について調べると僕の認識は間違いでした。
世界で起きている地震もかなり大きいものが、いろいろな場所で、頻繁に起こっているんです。
世界一周や海外旅行をするときに、そのことをしっかりと意識して旅をしなければいけません。
地震がよく起きる国は思ったより多い
下の地図は、2004年〜2013年のマグニチュード6以上の地震が起きた場所を示す地図です。
どうでしょうか。世界のいろいろな場所で起こっていることが分かります。
そして、同じ地域で集中して起こっていることも分かります。
日本は、国が見えなくなるくらい地震が起きていますね。。。
東南アジアからニュージーランドにかけて。そしてアメリカ大陸の西海岸。ヒマラヤ山脈から中東にも多いですね。そして、南ヨーロッパからトルコ方面。
僕は、ここまでたくさんの地震が起こっているとは思いませんでした。
もちろん、日本でニュースとして流れるものが人的被害のあった大地震だけだということもありますが。
世界一周旅行者の間でも人気の場所も多く含まれています。
アジアでは台湾、フィリピン、インドネシア、ネパール。オセアニアのニュージーランド。
サンフランシスコなどのアメリカ西海岸。中米のコスタリカ。南米のコロンビア、エクアドル、ペルー、チリ。
ヨーロッパでは、イタリア、ギリシャ、トルコ。中東のイランなど。
僕たちが訪れた国も、この中にたくさん含まれています。
世界一周中に地震を感じたことはなかったのですが、たまたまだったんでしょうね。
地震のイメージのない国に意外に地震が多い
次のデータは、1980年〜2000年にかけての地震頻度や被災死亡者数をグラフにしたものです。
地震の頻度でいうと日本は4位なんですね。
中国が1位というのは意外でしたけど、国の面積が広いという理由があります。
僕たちが、海外での地震のイメージがある国は、ネパールやインドネシアやチリ、そしてトルコとイランではないでしょうか。
しかし、順位を見てみるとイメージのない国が上位にいることが分かります。
メキシコやイタリア・ギリシャ、コスタリカなどはイメージがありませんね。
世界一周旅行の予定を立てる際に、イメージだけではなくしっかりと下調べをしておく必要があります。
“まさか地震が起きるとは思わなかった”と”地震が起きるかもしれない”とでは、実際に起きた時の行動がまったく変わってくるでしょう。
もしもの時に備えて僕たちができること
いかがでしたか。
世界一周中に地震に絶対にあわないなんてことはないことが分かりますね。
かと言って、旅行中に食料と水の備蓄をして防災頭巾を持とうなんて言いません。無理です。
でも、せめて日本にいる大切な家族や友達にきちんと無事を伝える用意はしておきましょう。
こちらの記事で紹介している外務省の「たびレジ」というサービスは、もしもの時の安心感が上がりますので、ぜひ登録しておいてください。