ウザい国と言っても責めないで【国の好き嫌いは少数の人々の印象で決まる】
どうも旦那です。 @aso_kura
「世界三大ウザい国」って知っていますか?
世界三大ウザい国とは、具体的には、インド・エジプト・モロッコのことを指します。
この言葉は、世界一周旅行者に長年語り継がれることわざのような存在です。
旅人同士の会話の中でも、「あの国ウザいよね〜。」という話題で盛り上がることもよくあること。
しかし、実際にその国に在住している方の中には「ウザい国とはこの国の人々に失礼だ!!私は、この国にたくさんの友達がいてみんな良い奴なのに。旅行者風情がきいた風な口をきくな!!」と、心良く思ってない方もいます。
また、世界一周旅行者の中でも、「〇〇の人々はいい人ばかりだった。少しくらい嫌なことがあったくらいで、この国をウザいと決めつけるなんてヒドい!!〇〇の人々がかわいそう!!」との意見もよく見かけます。
もし、あなたが同じような意見をお持ちなら、少し言い訳させて下さい。
もちろん、僕はその国をウザいと認識しても、その国の国民全員がウザいなんて思っていません。
今思い起こすと、その国のウザさを決めるのは、僕が思っていたよりも少数の人々の影響であると気付いたのです。
今回は、そんなお話。
一日に出会う人の9割以上は無関心な人々
海外で旅行をしていると、一日のうちに何人の現地の人と関わりますか?
宿のスタッフ、観光案内所の人、スーパーの店員、チケット売り場の職員、バスの運転手、ツアーの勧誘、普通のおじさん・おばさん、子どもたち…etc
宿に引きこもっていなければ、ざっと50人位とは関わるのではないでしょうか?
そんなに関わっていないよ、と思うかも知れません。
それは当然のことで、僕の感覚では出会う人の9割くらいの人は無関心(無害無益)な人々で記憶に残らないからです。
そして、残りの1割程度の人々。
この極めて数少ない人たちのイメージで国の印象が作られてしまいます。
ウザい人が5%いると、その国がウザく感じる
僕の感覚的には、一日に関わった人の5%がウザい人だと、その国はウザく感じます。
一日に100人出会ったとして5人がウザければ、その国はもう立派なウザい国。
挨拶を無視した宿の無愛想スタッフ、道の端を歩いているのにクラクションを鳴らしてきたバカドライバー、高額紙幣を出したら舌打ちしてきた商店の店員、断っても1kmも付きまとうツアーの勧誘、ジロジロと人を見てきてひそひそ話をするオバハン…
はい、この国ウザい〜。
残りの95人がどのような人かは、もはや関係ない。
この5人で十分この国はウザい国として認識されます。
そして、他の旅人に〇〇はウザかったよ〜と伝えるのです。
逆に良い人に5%以上出会えれば良いイメージの国になる
僕がウザいと思った国(場所)は、エチオピア・バリ島・モンテネグロなどです。エチオピアは、100人中20人がウザい人(世界最凶)、バリ島は10人、モンテネグロは5人くらいがウザかった印象。
もちろん、これらの国にも良い人との出会いはありました。
しかし、それを上回るウザい人々のせいで僕はこれらの国々が好きではなくなったのです。
逆もまたしかりで、100人中5人の良い人に出会えたら、その国は良い国だと思うようになります。
実際、3大ウザい国であるインド・エジプト・モロッコを旅行したときには、評判通りのウザい人間にたくさん出会いました。
けれども、それを上回るたくさんの良い人との出会いがあったので、僕はこれらの国をウザいとは思っていません。
かと言って、ウザい人がいることも分かっているので、僕は世界三大ウザい国の否定もしません。
国民全員がウザい、もしくは良い人の国なんて地球上に存在しないのですから、ウザい国があっても良い国があっても当然。
だから、旅は面白いのですね。
ウザい発言を非難するよりもっと良い所をアピールしよう
僕の中でのウザい国は、100人中たった5人の印象で決まっていました。
当然、ウザい国と思っている国の人々がみんなウザいだなんて思っていませんよ。
なので、もし他の旅人たちがあなたのお気に入りの国のことで「あの国ウザかったよね〜。」と盛り上がっていても、「この人たちは出会う人々が悪かったんだろうな。」くらいに軽く受け流してくださいね。
そして、あなたが好きな国をウザいと言っている人たちを「良く分かりもしないのにウザいと決めつけるな!!」と非難するよりも、その国の良かった所をもっとアピールしてあげて下さい。
その方がきっと、あなたの好きな人々は喜ぶと思いますよ。
以上、どうも旦那でした。 @aso_kura
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