ブエノスアイレス名物の手品にキレたのは嫁。(333日目アルゼンチン16日目)
どうも旦那です。
南米旅も終盤です。いよいよ南米を発つチケットを手に入れました。次の土地はヨーロッパです。今、どういうルートで周るか調べているんですけど、南米って広いから次の国に移動するのにバス24時間とか当たり前なんですよね。で、ヨーロッパって近いんですよねー。首都間の移動でも5時間とかで行けたりするんですよ。逆に夜行バスとかで寝る時間短くて辛いかも。わがままですね、人って。あっ、僕だけか。
さて、ウシュアイアを朝10時の飛行機で発つ。飛行機の窓から見るパタゴニアの景色は最後まできれいでした。
午後一時、ブエノスアイレスへ無事到着。
今まで僕たちはボリビアのラパス以外、あらゆる首都を弾丸で突破してきましたが(ボリビアの首都はスクレです)、ここブエノスアイレスでは行きたい所が複数あるので滞在せざるを得ません。
しかも、ここは他の旅行者さんが強盗被害にあった報告数ではトップクラスに入るのではないかと思われる程、治安の良くない街。
スリ、ひったくり、ケッチャプ強盗、首閉め強盗、普通の強盗、、、。
僕たちはビビりまくりです。
インフォメーションで地図をもらい、治安の悪い場所を確認。ホテル一覧表をもらって、空港はネットが繋がるので、宿泊サイトを見ながら場所を確認。目星を付けて、いざ街へ出ることにしました。
国内線であるホルヘ空港から市街地へ出る手段は、シャトルバスかタクシー。シャトルバスは30ペソで街の中心地で降ろされます。
ブエノスアイレスは大通りは大丈夫だけど、一歩裏通りに入ったらやられると聞いていた僕たちはビビりまくり、ホテルの前まで乗り付けられるタクシーを選択。
最初に声を掛けてきたおっさんは、タクシーレーンに並んでいない。値段を聞くとスマホの電卓を取り出し、
198ペソ(約2000円、闇レート)
と。アホか。スーパーのお買い得商品かと。200と言えんのか。と笑いながらスルーしてタクシーレーンへ。
タクシーレーンの先頭には、グラサンを掛けた安西先生みたいなおっさんが、手伝いみたいなにいちゃんと談笑。場所を伝えてたらオッケーと、でも値段を聞いても答えない。ここにメーターがあるからと主張するだけ。ここで疑っておけば良かったんだけどね。
タクシーに乗り込むと、普段通りの会話。いいおっさんだと思ってたんだけどね。宿を紹介してやると言ってたけど、こっちが行きたい宿の値段を言ったら黙り込んだ。80ペソは安過ぎたか(笑。
しばらく進むと、shukuがメーターがおかしいと言う。確かに値段がこのまま行くとあのスーパーの割引オヤジの198ペソになりそうな勢い。一応、スマホの地図を起動させて、インフォでもらった地図と照らし合わせる。
突然、おっさんの観光ガイドが始まる。今、考えると遠回りしようとしたけれど、バレそうになって慌てて観光ガイドを始めたのかな??
そして、宿に無事到着、、、がちょっと後ろに停める。宿の前には停めない。これも後で理由が推測できた。
値段は180ペソ。明らかに不正メータだなこれ。イスの後ろに堂々と料金表示表張ってるくせに、計算したらすぐバレるじゃんこれ。バカオヤジだな。
まぁ、メーターに関してはもう乗ってしまったものは仕方が無い。土日はどの裏路地も人気が少ないので、早く宿に入るのが先決。
僕が荷物を降ろして、shukuが料金を払う。と、shukuの大声が。
どうやら、200ペソを100ペソ札2枚で払ったら一枚を10ペソ札におっさんがすり替えて、110ペソしか払っていないと、言ってきたらしい。
出た。ブエノスアイレス名物タクシーの手品詐欺。
上記の様なすり替えの他にも、これは汚れているから替えてと、すり替えた偽札を渡してきたりも有名。
事前にshukuには情報を伝えていたので、shukuはしっかり確認して渡していたので口論開始。大阪弁って、怒っていると怖いねw
いいおっさんだと思っていたのに、裏切られた気分だな。いい歳こいて、なに手品のネタバレされて怒っているんだろと。その手品は有名なんだよ、ボケオヤジ。と、思いながらこっちは淡々と荷物を降ろし、たまにおっさんを睨む。荷物を降ろし終わって、さて近付こうとしたら、どうやら終了したらしい。
そりゃ横で大声で言い合っているのに、淡々と荷物を降ろしていた不気味な男が戻ってきたら嫌だよね。
20ペソのおつりを受け取り、180ペソだけしっかり払って、ドアを思いっきり締めてお見送り。
shukuは初めて人を殴りたいと思ったらしいw 殿、ご乱心ですw
きちんとした無線タクシーで電話番号も書いているんだからタチが悪い。だって、紙幣のやり取りの詐欺だから、会社への収支報告とか関係ないしね。
で、後で調べたら、ブエノスアイレスは流しのタクシーの方が安全だと地元の人も言っているらしい。ふうー、南米難しいぜ。。。
ブエノスアイレスタクシー詐欺まとめ
ホルヘ空港にいるタクシーは白タクはもとより、タクシーレーンに並んでいるやつもダメ。シャトルバス推奨。夜間などはレンタカーのカウンターが並ぶ所にリムジンタクシー使えそうなところがあったので、そこがいいかも。
空港シャトルバスの降り口であるセントロは賑やかで、土日の夜や平日の深夜でない限り、いきなり首締められることはないはず。そこから電車に乗るか、人の良さそうな流しのタクシー捕まえて行くのが吉。
事前に行き先告げて、だいたいの値段を聞いたとき答えないやつはダメ。不正メーターの可能性もあり。事前に一般人に値段を聞いておくといいかも。
運ちゃんにホテルを紹介してもらっちゃあダメ、どんなぼったくりか犯罪宿に連れて行かれるか分からない。インフォメーションで値段付きホテル一覧表がもらえる。
地図をしっかり確認すること。観光ガイド始めても、遠回りしていないかしっかりチェック。
ホテルの前に停めない奴は、手品のスタートだと思った方がいい。宿の人に助けを求められたら面倒だからね。
100ペソ札は、渡す前に自分で確認、相手にも確認を取る。100であること、キラキラの線がきちんと入っていること(偽札はキラキラがない事が多い),
夜は特に注意、ライトをしっかり付けて。
正規のタクシーなら運転手の目の前で事前に車体のタクシー番号の写真を撮っておいたら、運転手も下手に動けない筈。
いい歳こいたオッサンが、こんな手品して毎日客と口論しないといけないなんて、アルゼンチンの経済ほんとおつかれさまですって感じながら、就寝。
ブエノスアイレスの第一印象は、事前印象も合わせて最悪のスタートとなりました。
そんなこんなで今日は写真がないですね、、、珍しいので↓をクリックしてみてください。
ディスカッション
コメント一覧
Hi Shuku!! I am Carolina you friend from Mexico, you are the best!! god bless you and keep on traveling
Hi.Carolina.
Thank you for your massage on our blog^^
Yes,We will enjoy and keep our traveling☆