ワイナピチュ登山は麓から始まる(290日目ペルー15日目)

2015/02/27ペルー

どうも旦那です。

ベネズエラのロライマ山に登って以来、お笑い芸人の夢をよく見るんです。

なんか大御所が普通に実家や田舎の家にいて、一緒に過ごすんですね。

ダウンタウンとかナイナイとか鶴瓶師匠とか。まぁ、こっちは夢とは感じつつ多少緊張する訳なんですけど、特に浜ちゃんがめちゃくちゃやさしいんです。惚れてしまいそうです。いや、やさしさに飢えている訳ではありませんよ、ありませんよ、ありませんよ。

さて、いよいよあのマチュピチュが見れる日です。

僕たちは、まず最初に7時にマチュピチュの後ろに控えるワイナピチュ山にいかなければなりません。前日にマチュピチュの入場ゲートまで行くバスの値段を調べた所1人12ドルするということで、僕たちは全ての行程を歩くことに決め朝5時に宿を出ます。

ちなみに嫁が節約するときの口癖は、「○○ドルあれば、××が食べれる。」です。確かにバス代2人分24ドルあれば、ペルーならば宿代と朝食夕食代くらいになるので、老体に鞭打って頑張ります。

街から20分位歩くと川を渡る橋の手前に関所があって、そこでパスポートを提示して名前を書きます。後のマチュピチュの入場ゲートでもパスポートがいるので、パスポートは忘れないようにしましょう。

川を渡ると、左はバス道、右は博物館に向かう道と上に登る登山道に別れます。

マチュピチュ 登山道

ここから長い登山が始まりますよ

そこからの道はひたすら階段。途中バス道を渡りながら、長く急な階段を上り続けます。

途中で、顔を真っ赤にしながらフラフラ登っていた太ったおねぇさんが、バス道に逃げて行きます。バス道は傾斜は比較的緩やかなんですが、距離がすごく延びます。僕たちは時間がないのでひたすら頑張ります。

マチュピチュ 登山道

空が白み始めると向かいの山々が姿を現す

ベネズエラのロライマ山よりマシだ、と言いながら登りましたが、変わらない位しんどいかも。時間の制約もあるのでなおさら。

まぁ、ぜぇぜぇ言いながら宿出てから1時間半くらいでしょうか、ようやくマチュピチュの入場ゲートに到着です。

マチュピチュ入り口

マチュピチュ入り口は朝から大勢の人

そこから、マチュピチュの中を横切り端っこにあるワイナピチュ登山道の入り口に向かいます。200人が同時にあつまるので、ゲートには結構な列が。そしてさすが有名観光地、日本語もチラホラと聞こえます。

ワイナピチュの登山道は、最初に下りがあってそのあとはひたすら登り続けます。途中で渋滞が起きるので、ペース的には無理無く登れます。実際、マチュピチュの入場ゲートまでの道の方がしんどかったですね。

ついにマチュピチュを見下ろす丘に到着です。

ワイナピチュ マチュピチュ

ワイナピチュからのマチュピチュ しかしよく見る写真の風景はこのワイナピチュ山をバックにしたものですよ

天気が良くて雲がなく、天空の城の様な感じはあまり出ませんでしたが、それでもよくこんな所にこんな建築物を造ったなぁと感じる壮大さはありました。

崖に座りしばらくぼーっと眺めていると、ホイッスルの音が聞こえてきます。

有名かどうかは知りませんが、僕たちはバモスおじさんと名付けました。バモスはスペイン語で「行こう!!」みたいな意味です。

このワイナピチュ登山は7時と10時の2交代制なので、前半の人がちゃんと全員下山するように見張っているんですね。

まぁ、マリオブラザーズのファイアーボールみたいなもんです。ずっと同じ階にいると追いかけてくるあれですね。

みんな、うざがっていましたが、僕たちは人の嫌がる仕事をする人をリスペクトしているので好意的に見ていました。笑顔を絶やさずに仕事してましたしね。頑張れ、バモスおじさん。

このワイナピチュ、下山道の方が傾斜がきついです。腰が引けている人もいましたが、まぁゆっくり慎重に降りれば大丈夫だと思います。

この後、いよいよマチュピチュ内部の観光に移りますが、それは明日の日記で。

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