黒魔術とホタルの島シキホール島で、ボロボロヒーラー大捜索!!

2014/08/02フィリピンリゾート, セブ島

※日記の最後に僕たちが泊まったシキホール島のホテル情報を記載しています。

 

週末は、学校から一泊二日の小旅行。

黒魔術ボロボロと、島が燃えるように見えるホタルで有名なシキホール島へお出かけしてきました。 

特にシキホール島の黒魔術はフィリピンで有名で、セブ島内で行われるヒーリングの催しではシキホール島の惚れ薬が飛ぶように売れるのだとか。

 

セブ島からシキホール島への行き方

考えられるルートは3つ。

  1. セブ港からフェリーでシキホール島へ
  2. 南バスターミナルから、バスでドゥマゲッティ直行便に乗る。そこから船でシキホール島へ
  3. 南バスターミナルから、セブ南部のリロアン港行きへ。そこから船でネグロス島シブラン港に渡り、ジプニーでドゥマゲッティへ。そこから船でシキホール島へ。もしくは船便があれば、リロアン港からシキホール島へ。

Aは、フェリーの本数が少ないのでパス。

BかCかは、バスターミナルで都合のいい方に決めることに。



早朝に学校を出発し、朝5時に南バスターミナルに到着。

すると、リロアン港行きのバスが出発するところだった。

Cルートに決定して、待ち時間なしでバスに乗りリロアン港へ。 



バスが着くと、ネグロス島への船も出航の時間で待ち時間なしで乗船。 

フィリピン セブ リロアン港

フィリピン セブ ネグロス島ネグロス島に到着すると、港内で謎のアクティビティーをしてる人達が…。

 

フィリピン ドゥマゲッティ

 

シブラン港からドゥマゲッティへは、トライシクルで。

最初はジプニーで行くだったけど、ドライバーの猛烈な勧誘を受けて仕方なしに。

 

200ペソって言われたけど、最終的に100ペソにしてもらった。

 

それならまぁ、ジプニーに乗るのとしんどさや時間も考えたら一緒かってことで。

ドゥマゲッティのトライシクルにはナワバリ??があるらしく、船乗り場までは別のトライシクルに乗り換えないといけないらしい。

そこから港までは歩けそうやったから、徒歩20分でシキホール島の船乗り場まで。

 

フィリピン セブ ドゥマゲッティ

ドゥマゲッティは、街に大きな大学があるフィリピンの中でも洗練された街です。

 

船乗り場に着くと、親切な兄ちゃんが船乗り場まで連れて行ってくれ、チケットまで買ってくれた。 

だいたい発展途上国では、この手の人に関わることはアウトです。

しかし、勢いで一緒に付いてこられた。

 

その時は、どういう意図で付きまとっているのか分からず…。

チケットは自分で買うと何度言ってもきかない。

 

結局言われるがままに、その兄ちゃんにお金を渡してチケットを買ってもらった。

港の使用料もなぜか兄ちゃんが払おうとしたのを必死で止めて自分達で払う。

 

で、後から考えると、もしかしたらという事実が浮かんできた。 

シキホールへの船の値段は2人で272ペソ。

その時は、きっちりそのお金を兄ちゃんに渡した気になってたけど、もしかしたら100ペソ札と間違えて1000ペソ札を渡してしまったかもしれない…。

 

何も持ってなかった兄ちゃんが、船のチケット渡した後にお金持ってたのが気になっててんなー。 

その時のお財布係はTaxiさん。焦らされると弱いのです。 

シンガポールとオーストラリアはお財布係交代かなぁ。



この時に、財布にいくら入っていたかは分からないから真相は闇の中。

この兄ちゃんとの別れ際、握手はよくあることやけど、なんと抱きついてきた(フィリピン人はシャイなので見ず知らずの人に抱きつくなんて滅多にない)。

そう考えると一連に行動が納得できる! 

うーん…。でも、ただのいい人やったってことで、あまり深く考えないことにした。

 

 

そんなこんなでやっと到着。シキホール島。 

フィリピン シキホール島

港に着くやいなや、トライシクルのおっちゃん達の猛烈な勧誘を受ける。 

着いてすぐにどーするかも決めてないので、しばらくそっとしておいてほしい。

 

逃げるように商店のある方に向かう。

フィリピン シキホール島 

とりあえず、目に付いた食堂でご飯を食べる。 

フィリピン シキホール島 レストラン

港から商店の並ぶ方に歩いて、最後の方の食堂です。

フィリピン シキホール島

ラッキーにも、この食堂が当たり。 

食堂なのに、結構おいしいと気に入りシキホール島滞在中に3回も行くことになる。 



ご飯が終わって店から出ると、さっき港で勧誘してきたトライシクルのおっちゃんの一人がなんと待っていた!

しつこいなぁと思いつつ、その努力に負けて話すことに。

いろいろと交渉して、シキホールの中心地にある宿に行ってチェックインと荷物を降ろしてから、レンタルバイクを借りることができる場所まで行ってもらって100ペソで。 



シキホール島の宿は、事前にTaxiが調べてくれたコスパがいいと評判の『DAS TRAUM GUEST HOUSE』 。

フィリピン シキホール島 

私たちの部屋は2階。

トイレとシャワーは1階だけど、ゆったりした部屋で一泊250ペソで泊まれるからここに決定。 

 



そのあと、無事レンタルバイクをして、黒魔術ボロボロを行うヒーラー探し。 

フィリピン シキホール島

台湾の小琉球以来の運転



シキホールでボロボロと言えばこの人と言われる、有名なおばあちゃんヒーラーは2年前に亡くなっていました。

なので、そのおばあちゃん以外でやっている人を探します。

 

 フィリピン シキホール島

シキホール島は車も少なく、のんびりした感じ



Taxiがインターネットで調べた情報を頼りに、その付近でいろいろな人に聞いてみる。 

なかなかボロボロという発音が通じず、説明してやっと分かってもらえる感じ。 

もしかしたら、ボロボロというのは島内でもマイナーな存在なのかもしれない。



あるオレンジの建物でやってるという情報を得て、そこに行ってみる。

フィリピン シキホール島

しかし、ここはなんとリゾートホテル。

ここではやっていなかった。

親切なフロントのスタッフが、ボロボロはこの2ヶ所でやっているよと場所を教えてもらいました。

その時にもらった、大雑把な地図を頼りに再び色々な人に聞きまくってバイクを走らす。

 

フィリピン シキホール島

誰もいない田舎道や、

フィリピン シキホール島

名もなき古い教会を通り過ぎる。

 

島内では、なぜか別れ道ごとに人が座ったり作業したりしてたので、道を尋ねるのに困らなかった。

シキホール島の人は、みんな親切。

最後に道を聞いた人は、バイクで先導までしてくれました。

 

フィリピン シキホール島

 

この看板がある家が黒魔術ボロボロのヒーラーのいる家。

ここは観光客にも有名で日本のツアーでもよく行く所なのだそう。

 

どんなことをされるのか分からず、ドキドキしながらのヒーリングスタート。

フィリピン シキホール島 ボロボロ

フィリピン シキホール島 ボロボロ

身体にシーツを巻き付けて、下からチャコールの煙でいぶされる。

韓国のよもぎ蒸しみたいなかたち。服は着ていますが。

こうすることで、その人の体の悪い所が分かるのだそう。

 

Taxiは背中が悪く、私は便秘なのだとか。

けっこう当たっている気がする!!

Taxiは、台湾で階段でこけて以来、背中の調子が悪くて、つい2週間前には背中の激痛に襲われていたし、私は年中便秘^^;

フィリピン シキホール島 ボロボロ

 

私はそんなに悪くないので、オイルでヒロットマッサージをしてもらって終了。

 

Taxiは、ヒロットマッサージにプラスして、

フィリピン シキホール島 ボロボロ

足元にマリア像を置き

フィリピン シキホール島 ボロボロ

庭に生えているハーブとオイルを混ぜたもので背中を払った後、その葉っぱを背中に貼り付けて、黒魔術ボロボロのヒーリングは終了。

 

この後、料金のことをどうしていいのか分からず聞いてしまったのが間違い。

今までご機嫌で話してくれていたおばちゃんの顔がけわしくなり、仏壇を指さしそこに置いて行ってと。

 

どうやら聞くのはナンセンス。

この島では、黒魔術はお金のためにやると術者が呪われると言われているんだそう。

なのでお金の話はせずに、立ち去る時にさりげなく仏壇に寄付金を置いて行くのがマナーみたい。

こういう時に、スマートな行動ができるようになりたいなー。

 

フィリピン シキホール島

今日は天気がメッチャいいから、景色が最高にいい!!特に海の色が最高!!

お気に入りの港のそばの食堂で、パンも買い食い☆

満足した私たちは、いったん宿に戻って夜のホタルの時間までお昼寝。

 

お昼寝から目覚めたのは夜7時。もう蛍の時間。

 

急いでバイクで出発したら違和感。

なんかタイヤが変!!まさかのパンク!!

タイの自転車に引き続き、よくパンクする私達の乗り物達…。

 

ちょうどローカルレストランの前やったから、客のおじさんに近くにバイク屋があるか聞いてみた。

すると「俺を信じて一緒に飲もう!!」としか言わない。

「ちゃうねん。うちらはバイク直して、蛍を見に行きたいねん。」って言っても、酔ったおっちゃん、「俺を信じろ!一緒に酒を飲むぞー!!」の一点張り。

 

あかん。このおっちゃん完全に酔ってる…。

そんなに信じろって何回も言われたら、逆に怪しいんちゃうかと疑ってしまうわ!!

その後、まともなお姉さんが出てきてくれて、近くにあるパンク修理屋さんを教えてくれた。

 

エンジンが掛からないバイクはただの重い自転車。

意外と近くにあったパンク修理の店。

しかし、真っ暗な中でライトだけで作業しているから、知らなかったら店と思わない。

 

店の人は暗闇の中で器用にパンク直してくれました。

こっちのパンク修理は、火を使ってタイヤを圧着するような感じでした。

 

やっとホタルを見に行けるー!!

でもお腹が空いたので、その前に腹ごしらえ(笑。

フィリピン シキホール島 レストラン

海辺のステキなロケーションにある、屋台なのかレストランなのか分からない店。

地元の人しかいなかった。

フィリピン シキホール島 犬

で、わんこと一緒にご飯。

欲しい時に座ってジーっと見つめるのは万国共通なのかな??

 

 

肝心の蛍の方は、たくさんの人に聞きまくって探したけれど、結局見つからず…。

どうやらいつもは海辺の木に集まっているらしい。

そして、またしても今回のキーワードになったのがオレンジの建物のホテル。

その近くにはたくさん蛍がいるらしいが、ホテルのプライベートなので入ることはできない。

 

屋台で飲んでいた親切なおじさんが、そのホテルの近くの蛍がいるかもしれない場所に連れて行ってくれた。

そのおじさんが言うには、いつもここで夜寝ていると蛍が無数に飛ぶんだということでしばらく待ってみる。

しかし、蛍が一向に現れず、若干気まずい時間を過ごしてそのおじさんと別れる^^;

 

おじさんが言うには、今日は風が強すぎていつも飛んでる蛍が飛んでなかったみたい。

時折見える外灯の明かりを、蛍と間違えたことか。

あーホタル見たかったなー。

 

その昔、シキホール島はネグロス島から見ると、島が燃えていると錯覚するくらいたくさんの蛍がいたそうです。

そんな話をしながら歩いていると、なんと一匹のホタルが飛んでいくのが見えました。

これは奇跡なのか、その程度の運なのか^^;

 

シキホール島、人がとっても優しくて、町も綺麗で観光しやすくておススメです。

日本のテレビ番組で、シキホールで学校を作った日本人が住んでいると紹介された場所です。

そのおかげで親日家が多かったです。

 

これからの世界一周では、世界で活躍する日本人に感謝する旅になりそうです。

 

明日は、黒魔術ボロボロを行うもう一か所を訪ねます。

 

☆旅のメモ

・『シキホール島』

黒魔術師が住む島として恐れられている島。

年中見られる蛍が有名。

ボロボロという呪術は、身体の中の悪い部分を取り除いてくれる。

 

使ったお金

  • タクシー 170
  • バス 175×2=350
  • 船 62×2=124
  • トライシクル 100
  • 船 136×2=272
  • トラシクル 100
  • レンタルバイク 350
  • ガソリン 60×2=120
  • パンク修理 50
  • 夜ご飯 80
  • 水 21
  • 水 22
  • 宿代 250 

合計 2009ペソ(6027円)

 

シキホール島で利用したホテル

フィリピン シキホール島 ホテル

Das Traum Guest House

街の中心地まで、歩いて行けるので便利。

値段が安いのが魅力。館内は清潔ですが、部屋の施設は値段相応です。

シキホール島には、格安で泊まれるリゾートホテルがたくさんあるので、節約旅行でないならばそちらをおすすめします。

 

 

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