天国への階段!!世界遺産コルディリェーラの棚田群を訪ねてバナウェへ

2014/07/13フィリピンマニラ, 世界遺産

マニアらからのバスは、早朝に『バナウエ』に到着。

フィリピン バナウエ 観光案内所

バナウェの観光案内所

 

 

マニラからのバスで話した隣のおじさんが、政府の観光案内所行くと高いからいい宿紹介すると言ってくれた。

でも現地の客引きもおじさんと一緒にやってきたから、この時点ではちょっと怪しいと思って断った。

とりあえず観光案内所で観光税の20ペソ払い、案内所スタッフの説明を聞いてみる。

 

観光案内所の斡旋で滝まで行くツアーがあったから、今日はそのツアーに参加して奥地の方まで行くことに。

ツアーまで時間が少しあったので、まずは腹ごしらえ。

観光案内所の目の前にあるご飯屋さんへ。

フィリピン バナウエ 朝ご飯

フィリピン バナウエ 朝ご飯

バナウェはお米の産地。フィリピンなのに、ご飯がおいしい。

ご飯にはレッドライスがまじっていました。

おかずのエッグプラントもおししくて大満足。

 

 

時間が来たので、観光案内所前からジプニーに乗り込み観光スタート。

フィリピン バナウエ ジプニー

これは地元の人の乗るジプニー。こんな感じでぎゅうぎゅう。

私達のジプニーは、ツアー客で貸切。

希望すれば、上の荷台に乗ることもできました。

 

一緒のツアーの人はほぼフランス人。

あとはオランダ人1人と私達日本人2人。

 

山道の途中でジプニーが止まった。

どうやら、この先で落石があり、その石をどかさなければ先に進めない様子。

フィリピン バナウエ がけ崩れ

小さな棚田を発見

フィリピン バナウエ がけ崩れ

落石の先の対岸でもジプニーが待っています

フィリピン バナウエ がけ崩れ

暇なので落石現場まで歩いてみる

 

 

後から知ったけど、この辺りの道は観光化に向けて急ピッチで開拓中。

で道路作るのにダイナマイトを使って周りの岩山を削るから、岩が道をふさぐ事が結構あるみたい。

 

岩の撤去も終わり無事にツアー再開。

ジプニーで山道を行けるとこまで行き、そこから今日の宿泊場所BATADバダット村まで1時間程のトレッキングです。

道路工事の横を抜けて行きます。

日本なら通行止めになるところでも、フィリピンでは工事しててもお構いなしです。

フィリピン バナウエ 道のり

フィリピン バナウエ 道のり結構険しい道を歩く

フィリピン バナウエ 道のり

BATADバタッド村に到着 

 

フィリピン バナウエ ライステラス

バタッドのライステラス(棚田)

 

 

今日は、バタッド村で泊るか、ツアーの後に来た道を帰って、バナウェで泊るかを選べます。

私たちはせっかくなのでバタッド村で泊ることにしました。

 

少し休憩してから、タッピアの滝に向かいます。

フィリピン バナウェ バタッド 棚田 ライステラス

棚田の中を歩きながらのトレッキング

フィリピン バナウエ ライステラス

棚田の中はすごく険しい道

 

同じツアーのフランス人は、全員足が長くて歩くペースが早い!!

フィリピン バナウエ ライステラス

棚田の中をのんびり写真撮りながら歩きたかった所やけど、みんなに付いて行くだけで必死。

 

フィリピン バナウエ ライステラス

バタッド村のライステラス(棚田)はバナウェの中でも一番大きい

フィリピン バナウエ ライステラス

さすが、世界遺産になっただけあって絶景

 

最初は、日本の棚田の風景とあまり変わらなかったから、そんなにすごいとは思わなかったけれど、時間が経つにつれて、その広大さがジワジワ分かってきた感じです。

 

そして、棚田を抜けた後のタッピアの滝までの道がまたハード。

フィリピン バナウエ 滝

タッピアの滝 

フィリピン バナウェ タッピアの滝

 

 

このタッピア滝までのトレッキングでこれから数日間、筋肉痛に悩まされることになりました^^;

タッピアの滝は確かに大きいけれど、日本にもこの規模の滝はたくさんありますね。

滝つぼで泳ぎたいという目的があれば行くべきですが、そうでなければハードな道中とは見合わない滝なので、あまりおすすめしません。

 

現在の所、世界一周の旅の中で見た滝の中では1番大きいから暫定1位ってことで。

まぁまだ2カ国目ですけど。

 

そして休憩したレストランに戻ると、オーダーしていたご飯ができていました。

注文したのは、野菜ピザとツナのピタ。

フィリピン バナウエ ピザとピタ

 

PIZZAもピタも一緒に見えますが…。

絶対、野菜ピザにツナを乗せただけやわー。

食べながら、バナウェはご飯が名物なのに、なぜご飯ものを選ばなかったのかが悔やまれたのです。

 

そんなこんなで、今日はこのレストランに併設されている宿に泊まります。

部屋に電源なく、モバイルの充電ができなくて困った私達なのでした。

 

☆旅のメモ☆

『バナウェ』

険しい山を切り開いて、階段状に作られた棚田『ライステラス』を見ることのできる場所。

山岳民族が2000年以上かけて築き上げてきた苦労の結晶。

 

今日使ったお金

・朝ごはん 66

・税金 20×2=40

・棚田ツアー 600×2=1200

・昼ご飯 470

・宿泊1*250×2=500

・水 70

 

合計2346ペソ(5865円)