ビエンチャン一日観光!!ブッダパーク/COPE Visitor Centre/黄金寺院/サウナなど盛り沢山!!
ラオスのヴィエンチャンに滞在中。
今日は1日で一気にヴィエンチャン観光を頑張ります。
今日こなす予定はこちら。
・ローカルバスでB級スポットブッダパーク
・COPE Visitor Centreで戦争について考える
・お昼ご飯はソムタム食べ放題
・黄金寺院『タートルアン』へ
・メコン川で夕日を見てナイトマーケット
・サウナ
今日も途中まで宿の看板犬とお散歩
今日も、泊まっている宿「Lucky Backpackers Hostel 」の看板犬スヌーピーが途中まで付いてきました。
そして、途中のお寺の前で動かなくなり、お別れ。
今日も私達に付いてくるかわいいスヌーピー
いつも誰かに付いてお散歩に出掛けているのかな。
途中で見た大量のうずらの卵
日本では、あまり見かけないうずらの卵。
ラオスでは大量に消費されるのか、売られている量がすごかったです。
「ブッダパーク」への行き方
ヴィエンチャン市内からブッダパークの行き方は、タラートサオバスステーションから14番のバスに乗ります。
運賃は一人6,000キープ(80円)。
途中、タイとの国境で乗客が全員降りてしまったので、もしかしてここが終点??と不安になりましたが、そのまま乗り続けてOKでした。
トータルで1時間掛からない位で、ブッダパーク前に到着します。
ヴィエンチャンのB級スポット「ブッダパーク」
ブッダパークの入場料は一人15,000キープ(200円)。
あれ?最近見た情報より高くなってる。。。
まぁ、せっかく来たので入場します。
後ろにあるのは大きな球体の建物
ブッダパークの正式名称は「ワット・シェンクワン」。
ブンルアというお坊さんが造った公園です。
ブンルアさんは仏教とヒンドゥー教を信仰していたので、2つの宗教が混ざりあった色々な仏像を観ることができます。
その仏像たちや彫刻達が、ちょっとユーモアな物が多くて、B級スポット感が出ているのかも知れません。
ゲームの中ボスに出てきそうな仏像
ブッダパークの園内はそんなに広くなく、30分もあれば余裕で周れます。
色々ツッコミどころが多い彫刻がたくさん
本当に胴体が地面の下に埋まってそう
脚が長〜い寝仏像
靴に口があるよ…
最後は、さっきの球形の建物に登ります。
アフロのにいちゃん風
この開いた口が入り口。
そして、最上階への階段が急で危ない。
上からはブッダパークが一望できます。
って言ってもたいした景色じゃなかった。。。
ここの上にある銅像の口の中に入ると階段があって、そこからも下に降りれます。
その階段から降りると、登りに窓から覗いた部屋の中を通る造りになっていて楽しいです。
ちょっとした探検気分。
この塔の中身
ブッダパークには、観光バスがたくさん停まっていて外国人観光客は大勢来ていました。
でも、ブッダパークはB級スポットというよりC級に近く、わざわざ行く必要なかったかなぁと思います。
ヴィエンチャンでの暇つぶしには良いと思うけど。
と言うのも、川を挟んだ向こう側にあるタイのノンカイには、このブッダパークを造ったブンルアさんが、このブッダパークを造った後に造ったもう一つのブッダパークがあり、そこの規模がこことは全然違ったのです。
なので、ヴィエンチャンの後にタイに向かう方はノンカイのブッダパークをオススメします。
帰りは、反対側の道路にあるバス停から行きと同じ14番のバスに乗って帰ります。
帰りは、タラートサオバスターミナルまで行かずに途中で降りて、次の目的地『COPE Visitor Centre』まで歩きました。
お腹が減ったから途中の屋台で買い食い。
そこで買ったピーナッツが凄くおいしかった。
COPE Visitor Centreを訪れて戦争は絶対ダメだと再認識する
「COPE Visitor Centre」に到着しました。
「COPE Visitor Centre」の入り口
たくさんの戦争や内戦が起きたラオス。
そのラオスは戦争中に人口当たり一番多くのミサイルが落とされた国という不名誉な記録を持っています。
そして、ラオス国内には不発弾が今もたくさん地中に眠っています。
知らずに踏んづけたり、農作業中に掘り出したりして爆発し、命や身体の一部を失う人が今だにたくさんいるそうです。
COPE Visitor Centreはそんな現実を知ってもらうことと、身体の一部を失くした人に義足や義手を作る生活支援を行っています。
見学は無料の寄付制です。
写真や資料の展示の他、映像の上映も行っていました。
オーストラリア人をリーダーとした発見された不発弾を処理するチームのドキュメンタリーです。
カンボジアの地雷については知っていましたが、ラオスの不発弾が今だにたくさんあり、今だに人々を苦しめていることは、この時にはじめて知りました。
映像に出てきた自称98歳のおじいちゃんは、妻も友人も子供も孫も不発弾により命を奪われたそうです。
子供が遊んでいてたまたま見つけた不発弾もあるように、ラオスでは不発弾は本当に身近な人々の生活空間に潜んでいます。
不発弾を処理する人も命がけです。
戦争は終わっても、この人達の戦いはまだまだ終わりそうにありません。
戦争は、やってる時はもちろん、終わってからもいろんな被害に苦しみます。
戦争で得するのは本当に一部の人達だけで、改めてやってはいけないなぁと思いました。
施設内の展示の様子
手を失った感覚を体験できる不思議な箱
遅すぎてランチのお店は既に閉店…
ランチに予定していたソムタム食べ放題の食堂は「COPE Visitor Centre」から歩いて20分ぐらい。
この食堂、お昼ぐらいで閉まってしまうそうなのですが大丈夫なのでしょうか。。。
と思いつつ20分歩き、到着しました。
食堂の前には洗い物がいっぱい。
店内ではお店のおばちゃんたちがまかないを食べてました。
あぁ、これは完全に今日の営業は終了したなぁ。。。
この食堂は、1品注文するとサービスでソムタム作りたい放題。
材料は置いてあるので、そこにあるグリーンパパイヤやトマト、調味料を組み合わせて自分好みの調味料を作ることが出来るそうです。
楽しみにしてたのに〜、、、行く順番間違えました。
という訳で、今日のランチは昨日食べに行って美味しかったデリシャスヌードルに再び行きました。
「デリシャスヌードル」
頼んだのは、お粥とカオピアック。
お粥と揚げた豚肉のカオピアック
安定のおいしさです。
昨日はなかったのですが、お昼時はなんともやしが無料で入れ放題でした。
マレーシアのイポーで食べたもやしと同じくらい美味しかった〜。
黄金寺院がある『タートルアン』(That luang)
さらにデリシャスヌードルから歩いて「タート・ルアン」に向かいました。
これが結構遠かった。。。
距離にして片道4キロちょっと。
今回は往復はだったのでちょっときつかった。
レンタルサイクルを借りてもよかった距離。
途中で、中華風のお寺とお正月のお供え物を販売している屋台が並んでいるところを通りました。
中華系のお寺
中国の旧正月は2月中旬なので今からが本番です。
ラオスでも、旧正月を祝う準備をしているところをよく見かけました。
1時間ほど歩いて、やっとタートルアンに到着。
タートルアンにはお坊さんがたくさんいました。
他のお寺と違ったのは、お坊さんが自らお寺の修復をしていたことです。
タートルアン
しかも、ラジカセでヒップホップややラップを爆音で流しながらノリノリに。
ノリノリ過ぎて、ペンキがいろんなところに飛び散っていました。
赤いペンキが白い壁に〜。。。
作業のお供の音楽が、お経ではなくヒップホップとラップ。。。
個人の趣味やからいいんやけどね…お寺の雰囲気とイメージと違ってて、それはそれで面白いけど、やっぱりねぇ。。。
そして、目的のタートルアンの黄金寺院。
タートルアンの黄金寺院
隣には、寝仏像。
もちろん寝仏像も黄金です。
黄金の寝仏像
ちなみに、私達は入りませんでしたが黄金寺院は中に入ることも出来ます。
夕方だったからか、お寺では向こう側とこっち側での太鼓の叩きあいなんかの行事もありました。
買い食いしながらメコン川へ行き夕陽を見る
ワットルアンから歩いてメコン川へ夕陽を見に行きました。
その途中に買い食い。
揚げたてのドーナツ
ミニマートに売ってるアイスクリームを大人買い
これがホントにおいしい、ヴィエンチャンで見かけたらぜひ買ってみて下さい。
メコン川に着きました。
夕方のメコン川の河川敷には野菜市場。
そんな市場を見ながらの夕陽鑑賞。
野菜はけっこう売れていました。
そのままメコン川沿いにある公園へ。
ズンバを踊っていたので、久しぶりに少しだけ参加しました。
やっぱり身体を動かすのは楽しい。
ビエンチャンのメコン川沿いのナイトマーケット
メコン川からナイトマーケットを軽く冷やかし。
ナイトマーケットで販売されている服や下着、靴はかなり安いです。
デザインもなかなか可愛いしお買い得だと思います。
今日の夜ご飯は、ナイトマーケット付近に出ている屋台で適当に買って、川沿いのベンチで座って食べました。
メニューは焼き鳥におかずにご飯。
焼き鳥
お惣菜
東南アジアでは、ご飯を外で食べるのはすごく気持ちいいです。
犬にも癒やされるサウナ
ご飯の後はサウナ。
ヴィエンチャンでは庶民価格で薬草サウナを楽しめる場所があるんです。
それがここ「HERBAL STEAM SAUNA」。
裏路地を少し入ったところにありますが、スマホの地図アプリMaps.meを見て行けば迷うことはないと思います。
「HERBAL STEAM SAUNA」の入り口
入り口を入ってすぐに、このお店のわんこ達がいました。
ラブラドールと、ブルドッグと、ミックス犬。
ラブラドールは構わないで!!、ミックス犬はマイペース、ブルドッグは触って触ってー、という感じだったので、触ってあげるとこんなにも気持ちよさそうな顔をしてくれました。
かわいい〜
薬草サウナの利用料と、サウナ服のレンタルを合わせて一人21000キープ。
受付ではコーヒースクラブやヨーグルト、ターメリックなど買って自分で身体に塗ることもできます(別途5,000キープ位)。
男女別の更衣室で着替えて、いよいよサウナ。
私達が行った時は、サウナが一つしか開いていなくて男女共用でした。
人が多いときは男女別のサウナになるのかも知れません。
サウナに入ると薬草の臭いが充満していました。
身体もしっかり温めて、限界になったら外に出て、体に水を掛けて戻り、お茶を飲んで休憩。
日本のような水風呂はありません。
それを何回も繰り返し、1時間程はサウナを楽しみました。
私達が行った時は韓国人が多かったです。
韓国人の男の子たちはヨーグルトなどの全身パックを積極的にやっていて、私より女子力高めでした。
久しぶりのサウナはメッチャ気持ち良かったです。
もし興味のある人はぜひ、。すごくリフレッシュできました。
世界一周に出てからというもの、基本的に入浴はシャワーばっかり。
やっぱり日本人的には湯船に入って身体を温めたいってずっと思っていたので、サウナに入って身体を芯から温めることが出来て幸せでした。
HERBAL STEAM SAUNAの地図(google map)
今日は盛りだくさんの一日でした。
宿に戻り、ちゃっと宿に帰っていた看板犬スヌーピーに再び癒してもらいました。
明日はラオスを出国してタイに向かいます。

ブッダパークを一望した写真ないんか〜い??

あれ?気付かれた。。だって写真のアップロードを忘れて面倒臭くて〜。まぁたいしたことなかったしね。。。
ディスカッション
コメント一覧
お久しぶりです!
今年の日本の夏は台風と水害で大変です(;;)
今の日本のインフラをもってしてもこれだけ被害が出るんだなぁと驚くばかりです。
といっても大阪にいると電車が遅れてる程度しか実感ないのですが・・・
東南アジアの情報っていうとどうしてもベトナム戦争やクメールルージュなんかの映画や小説がベースにあるので、悲壮で無慈悲な戦争や虐殺が思い浮かんでしまいますね・・
特に人口密集地が多く、農耕民族であるアジア人はよりその犠牲者になるべくしてなってしまうのでしょうか。
最近「ACT OF KILL」という映画を観ました。
インドネシアで民主主義を語る愚連隊がアメリカの資本を後ろ盾に自分たちに都合の悪い人民を100万人から虐殺した歴史をおったドキュメントです。
平和そうに見えるインドネシアで、それもたった50年前にそんな事実があったことに驚きました。
人間はいつの時代も残酷になれるんですね・・・
ちなみにクメールルージュで有名なポル・ポトは「国民が一律して農業にいそしむことで、平和で平等な社会が作れる」と真剣に考えていたようです。
実際自身も農民として質素な暮らしぶりをしていたようですが・・・それを理由に知識人や無駄な教養を得た大人を虐殺していったのだから理解できませんね・・・
ラオスと言う国は名前こそ知っていましたが、同じように悲惨な体験をした歴史をしりませんでした。
国民一人あたりに落とされた爆弾の数が世界一というのは不名誉というには不謹慎に思える記録ですね。
日本人が太平洋戦争で悲惨な体験をしたことを忘れないことも大事ですが、だからこそこういった不遇な国の事も知っておくよう学校で教えるべきだと思いました。
それにしてもアジアの国はどこにいっても焼きそばがおいしそうですねぇ。
暫くはアジアを回られるんですか??是非これからも焼きそば配信をお願い致します。
お久しぶりです☆
いつもコメント、旦那さんと楽しみにしています♫ありがとうございます。
日本の水害、本当に大変みたいですね。
これ以上ひどいのが来ないように祈るばかりです。
「ACT OF KILL」興味深いです。
インドネシアでしかもたった50年前にそんな歴史があったなんて。
訪れた時にそんな悲しい歴史を微塵も感じさせない様子だったのに、今聞いてびっくりしました。
ポルポトのこともこの旅で真剣に勉強しました。
ポルポトは、自分が農民だったことに凄い劣等感があったみたいですね。。
この旅にでて、世界は虐殺だらけで、驚いています。
戦争や虐殺や政府のつまらない政策で犠牲になった人は、世界中でどれくらいいるんだろうと考えると恐ろしいです。
本当にこんなこと繰り返してはいけないと思うし、過去の失敗は学校できちんと教えるべきだと思います。
アジアの焼きそばおいしいですよ〜。
麺の種類も味付けも一杯あります。
今、中国なんですが、今日は、米粉でつくった麺の焼きそばを食べました。
焼きそば好きには、米粉でつくった麺で作る焼きそばは邪道ですか??
また、焼きそばレポートしますね〜!!
ある資料によると世界で一番人を殺したのは毛沢東だそうです。
農業政策の失敗による餓死、文化大革命による粛清、少数民族のジェノサイドなどなど、約1億人が犠牲者になったと言われています。
その次がスターリンで、やはり農業政策の失敗、独ソ対戦における戦略的ミス、人海戦術をベースにした消耗戦、ユダヤ人をはじめてする少数民族の虐殺等々、やっぱり5~6000万人が犠牲になったらしいです。
人間はどこまで残酷になれるのかということも考えどころですが、その命令にそって実動している人がどうやってその残虐性に染まっていくのかもテーマかと思います。
ちなみに人は命令系統に沿って指示されれば、どこまでも残虐になれるというテストがアメリカでなされています。
通称「アイヒマンテスト」と言われるものなので、興味があれば調べてみてください。
ちょっとコメントが暗い方向にいきすぎましたね・・・・
いつも為になるコメントありがとうございます。
アイヒマンテスト早速、調べてみました。
人は権威ある人からそれが正義だと言われると、いくらでも残酷になれるんですね。
命令されたから自分のせいではないと言えるからもあるだろうし、この人の命令を聞かなかったら自分もこうなってしまうかもという人間の防衛本能のような気もします。
世界でたくさんおきている虐殺がなぜ起こったのか理解ができなかったのですが、この実験を見た後だと少しだけわかったと言う表現が適切かどうかわかりませんが、わかったような、だからってわかりたくないような気がします。
毛沢東!!現在いる中国のお札にのっています。
表面上は尊敬されている人ですね。。
ロシアは、きちんと周ってなかったのでスターリンのことはあまり知りませんでした。
こう聞くと、世界の歴史は虐殺の歴史なしには語れないですね。
これ以上、世界のどこでも虐殺が起こらないことを願わずにはいれませんね。