ラリベラからウォルディアへ移動!!バス関係者との激闘!!

2017/01/25エチオピア旅のトラブル, ウォルディア, ラリベラ

 

あー。イライラする。

 

エチオピア 動物

エチオピアで信じれるのは動物だけ、、

エチオピアのバスに乗るのはホンマに戦争です。

ラリベラの次の目的地は首都のアディスアベバ
アディスアベバまでの直通はなくディセウォルディアで乗り換える必要があります。

しかも法律で夜行バス運行は禁止されているので、途中の町で必ず一泊するはめになります。
私達はアディスアベバにより近づくディセ行きに乗りたいなと考えていました。

前日バスターミナルにディセ行きのバスチケットを買いに行きました。
ラリベラ〜ディセの間は毎日運行していると情報を得ていたのに、どうやら明日はディセまで行くバスはなく、ウォルディアまでならあるとのこと。

いつものことながら上手くいかん。
もしかしたら、ディセまでのバスがでるかもだけど、明日にならないと分からないらしく明日の朝5時に来てと言われていました。
なので、今日は4時起き4時30分には宿を出ました。

外は真っ暗。トゥクトゥクさえ走っていません。

30分荷物を背負ってバスターミナルまで歩きます。
バスターミナルに一歩踏み出すと「どこに行くの?」攻撃。
ここで答えてしまうと後々面倒くさいので早足無言で、その攻撃をかわしバスオフィスに飛び込みます。
さっそくディセ行きを聞きましたが、ウォルディア行きしかないようでした。

仕方ないので、そこまでのバスの値段を聞くと1人100ブル2人で200ブルだと言う。
イヤイヤ、昨日お姉さんに聞いたら料金61ブル言ってたし、ありえんって言うと、荷物代あわせてだという。

詳細教えてっていうと運賃が69ブルで荷物代が30ブルだいと言う。
イヤイヤ。25キロ以下の荷物はバスで荷物代は取ったらあかんことになってるのも知ってるし。
ホンマにどいつもこいつも嘘ついてきよる。バス会社の受付までも嘘つくな。
ヤッパリ若い兄ちゃん信用できん。

運賃が69ブルはチケットに書いてあったので本当だとして、荷物代が運賃のほぼ半分ってありえない。
法律で決まってるの知ってるからと言い続けたら、2人で10ブルディスカウントされた。
いや、まだ高いし。荷物代、現地人はただやのに外人と見るとどうにかしてお金を取ろうとする根性が許せん。
しかもそれ、会社のオフィス公認って。

余分にもらった荷物代は、チケット販売してる兄ちゃんのポケットに入ると分かっていて応戦するなんて。
公共交通機関がこれやから腐ってる。
人から簡単にお金むしり取ることばっか考えず、もうソロソロ自分達で何かビジネス立ち上げるとかしたらいいのに。

あるエチオピア人が言った、中国は道路ばかり作りやがって一体何してんだかって言葉が国民性を象徴してるわ。
道路整って、流通と交通が整ったら経済が周り商品が安くなるし、自分達の生活にも役立ってるやん。
なんかエチオピア見てると与えられることが当たり前で、自分達の努力が見えないところが異様に腹立つ。

素晴らしい自然があるのにもったいない。

でも、このままならエチオピアなんか滅びてしまえばいいと本気で思う。

たぶん震災とかあっても寄付しないだろう。

今まで行った国は何かあれば、寄付しようと思ってるけどエチオピアだけはどうも助ける気にもなりません。

数人の良い人の顔が浮かんで心苦しいけど、それよりも悪人の人数のほうが圧倒的に多いからね。
エチオピア人が信仰しているキリスト教ですら腹立つからね。
何しても懺悔したら許されると都合いいように解釈した結果、嘘つき放題ですよ。

 

あーもう話それてしまったけど結局、バスに荷物上げ下ろしするお金もあわせて、荷物代は1人20ブルで落ち着きました。

で、荷物をバスの上に挙げる時、バス会社からお金をもらって荷物を上げてる仕事の元締めみたいなおっさんが、金よこせと言ってきた。

なんでやねん。バス会社からお金もらう仕組みなん知ってるし。

しかもこっちは、それ込みで荷物代払ったし。

行きの乗せる時、下ろす時も同じこと言われ疲れ果てたのでした。
バスは3時間で無事にウォルディアに到着。

バス降りた瞬間から始まるどこ行くの?(案内してやるから金くれ)、どこ泊まるの?(連れてったるから金くれ)、ツアーに参加しないか?(前金稼ぎの嘘ツアーもあり)攻撃。

あーーーーもーーーーうざい、ウザい、ウザイ!!!!

こっちも話し掛けられて無視する罪悪感はあるし、もしかしたらいい人かもしれないと少しでも期待すると裏切られるしで、もう道を聞く時ですら相手を厳選しないといけない旅行のやり難さ。

 

イライラする原因はもう1つあって、それは昨日の子供の矛盾点を見つけてしまったから。
昨日ラリベラで出会った3人の日本でいう中学生ぐらいの子達。

その子達にはそれぞれ夢があり、獣医さん、科学者、歯医者。
うん。うん。それは立派な夢だね。それはしっかり勉強しないとね。頑張ってねと心から思ってたんです。

でもその子達と話して行くうちに、僕ら3人、ここから離れた村からラリベラに勉強しにきてて、今日の泊まるところと食べ物ないの。少しでいいからちょーだい。って。
そっかーそうなんだね。大変だね。でも将来のためにしっかり頑張ってね。
でもお金は今持ってないや。

子供達 いいよ。いいよ。明日、僕のお母さんの誕生日会があるから来ない?家はこの近くだからさ。
ん?さっき家遠いから、自分達だけここまで出てきてるって言ったよね?(←心の声)
明日は早朝のバスに乗るから無理やねん。ごめんねって言うと、じゃぁ、今きてる服以外に他に服持ってるよね。それをお母さんにちょうだいよ。お母さん喜ぶから。
プレゼントは自分の力で用意しなさい(←心の声)。

この後バイバイしましたが、この子達も結局、どうにかして何かを得たいが為についた嘘でした。
夢は本当だといいな。
まさか、夢を語ったのも同情を引くためはてなもう子供ですら信じられない。

ある意味たくましく生きてるって言うのだろうけど。

電気がなくて夜勉強できんのやったら、学校終わってすぐ明るいうちに外で勉強したら?

こんなところで外人相手に嘘ついてる暇はないよ!!!
この国の将来が恐ろしい。まぁ滅びても関係ないからいいんやけど。

明日のアディスアベバまでの良いバス(サラムバス)のチケットは売り切れのため、早朝のローカルバスで行くことになりました。
あーぁ明日も戦いや。

エチオピア ウォルディア バスターミナル

バスのチケットオフィスに群がる人達。

でも今回、サラムバスのオフィスを教えてくれて、それがなかった時に一般バスのチケットを買うのを手伝ってくれた兄ちゃんはいい人でした。
あと食堂のおばちゃんも。
一昨日来たのを覚えててくれて地元人料金でおいしいインジェラ食べさせてくれました。

 

エチオピア ウォルディア インジェラ

癒しのインジェラ

地元民から150ブルって聞いて行ったホテルは250ブルでした。

The外国人価格。
若い兄ちゃん絡むとやっぱあかんな。紹介できるレベルのホテルではありません。

 

あっでも、コーヒー飲んで話そうと誘ってくれた兄ちゃん。
最初はかなり警戒していた私達ですが、普通にいい人でした。

エチオピア ウォルディア コーヒー

癒しのコーヒー。ウォルディアのコーヒーがエチオピアで飲んだコーヒーの中で一番だった

移動だけで疲れるエチオピアでした。
ツアーに参加して旅行会社がやってるトランスポートだけ使ってれば、こんな思いしなくてエチオピアのイメージも違ったんだろうなって思います。

 

明日も移動。。戦いは続きます。