イランの文化と日常生活のはなし 一般宅にお邪魔して感じたこと
アテフェ家のアイドルCOCOちゃん
本当は今日、カウチサーフィンでお世話になったアテフェの家を出る予定だったんだけど、天気は生憎の雨。
午前中に行こうと思ってたラーヒージャンも諦めて、なんとアテフェの家にもう一泊させてもらうことになりました。
本当にありがたい。
今日はイスラム教の休みの日でもある金曜日。
イスラム教では週末が金曜日なので、木曜日は日本でいう土曜日みたいなもので、会社も早く終わるんだそう。
会社はサマーバケーションがあるものの基本木曜日は出勤。
週6日働いて週末1日だけ休みが定番。
アテフェの会社は7時から始まるので、15時には終わるから平日でもイロイロできるのだそう。
イランの学校が始まる時間も早く、7時30分から始まる代わりに13時30分には終わるので子供達は放課後習い事に行ったりそれぞれの時間を過ごしやすい。
テヘランでホストしてくれたお宅では、お兄ちゃんは17時〜週2回サッカーと週2回柔道を、妹は、14時30分〜17時30分まで毎日体操を習いに行ってます。
今日はアテフェと家族とたくさん話すことができてイランの文化で日本と似てるところもたくさん発見しました。
イランのお正月は3月21日で、春の始まり。
前日から特別なお正月料理作るんだけど、それぞれの料理縁起物でそれぞれ意味がある。って日本のお節料理に似てる。
正月には子供達にはお金をあげる習慣も。
ってお年玉みたい。
正月祝いの最後の日は必ず家族でお出かけしてバーベキューを楽しむのだそうなので、お正月の道路はすっごい渋滞。
まるで初詣のよう。
これは日本とは違うところ。
イスラム教では死体を燃やさないのでお墓は土葬。
これっていくら土地があっても足りないよね。
狭い日本では無理。
人口の多いテヘランのお墓は住所がないと迷うぐらい広くて、車で周らないと無理な程大きいのだそう。
亡くなったら1時間〜2時間程だけ家において、その後はお墓に行きすぐに埋めてしまう。
その後お葬式。
だからお葬式には故人不在。
モスクで遺影を飾って、偉い人の話しを聞いてみんなでチャイや果物を食べて終了。
これは亡くなって3日目、7日目、あと何回かするんだけど今は簡単になって1回で終わらせるところも多いのだそう。
イランは家族間の結びつきが強いと、カウチサーフィンなどで一般宅にお邪魔して感じました。
週末だった今日は本当にたくさんの人が家に訪れていました。
おばあちゃんにはじまり、親戚、弟の友達、最後は夜10時から従兄弟一家がきて1日が終了。
そんな中、私達も当然ように居間いて話しをするという。
こんな環境にいる犬のCocoちゃん。
家に連れて帰ってきた時は前の飼い主に暴力ふるわれていたらしく、人間不信で吠えまくってたらしいけど、今も少しは吠えるもののすぐに慣れて吠え止む。
来客くるとご馳走でて少しわけてもらえるしね。
来客に対して良いイメージがついたみたい。慣れる為の場数も踏めるし良い環境。
私達もイランの人達の週末を味わえて良い経験ができました。
今日のご飯もおいしかったー。ご馳走さまでした。
イラン式ピラフ
ヨーグルトに入れてる緑のは野菜で出来た調味料。
シチュー
あとイランのブドウがメチャクチャおいしい。
果物の糖度は世界一かもと思う最近です。
今日はイランのことがたくさん知れた日。
明日は新しいホストの家にお邪魔します。
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