ゾウに乗ってインドサイを見る!!カジランガ国立公園のエレファントライドサファリ
インドのカジランガ国立公園の拠点となる街コホラに滞在中。
今日はカジランガ国立公園に、象に乗ってインドサイを見に行くエレファントライドサファリに参加します。
南インドのトリバンドラムの動物園でインドサイを見てから、すっかりインドサイのファンになった私達。
Taxiはインドサイが好き過ぎて、ネパールのポカラでインドサイのTシャツに一目惚れ。
そこで購入したTシャツを着て行くという、はしゃぎっぷりです。
サファリ帰りに撮ったサイTシャツとサイ
カジランガ国立公園の入口まで真っ暗な中を散歩がてら
カジランガ国立公園のエレファントライドサファリの第一部は、朝の5時15分に公園入口のゲートに集合。
第二部は6時15分に集合です。
昨日訪ねたツーリストインフォメーションのスタッフの話によると、一部と二部のスタート地点が違うらしく、一部のスタート地点はツーリストインフォメーションから2キロ程先にあって歩くことが可能、二部のスタート地点は一部のゴール地点で更にゲートから3〜4キロ行った先なので歩くのは難しいということでした。
普通は宿か旅行代理店で、サファリポイントへの往復の送迎を頼むそうです。
私達は運良く一部にチケットを昨日手に入れたので、歩いてゲートに向かいます。
※今回は参加人数が少なかったのか、インフォメーションの話と違い第一部・第二部ともに同じスタート地点とゴール地点でした。なので、必ずチケットオフィスでスタートとゴール地点を確認しましょう。
カジランガ国立公園のエレファントライドのチケット入手方法と宿情報は、前日の「カジランガ国立公園観光の拠点コホラ[チケット予約方法と宿情報有]」の日記で。
夜明け前の朝の3:30に起きて4:15に宿を出ました。
チケットオフィスの目の前にある私達の宿「kaziranga wildlife society guest house」からだと、公園入口のゲートまでは約3キロ程の道のりです。
朝の調度良いお散歩コース。
ただ街灯がほとんどないので、ヘッドライトを持って行った方がいいかも。
まだ真っ暗なので星空が綺麗に見えました。
国立公園までの道のりでアフリカみたいに野生のゾウやサイにあったら怖いなって話をしていたのですが、結局会うことはなく、しかも国立公園までは民家がポツポツあるので大丈夫そうです。
カジランガのサファリが季節限定な理由
公園入口のゲートには5時前に到着しました。
一番乗り!!
昨日もらったチケットを見せてエントリーフォームに書き込みます。
そんな事をしている間に朝日が昇りはじめました。
霧が掛かって幻想的です。
ふと門に目をやると、日付とフロートって書いてある。
えっ?ここまで水に浸かるってこと?
もうすぐ私の身長ぐらいの水が襲って来るなんて…雨季は恐ろしや。
そら、カジランガ国立公園でサファリができる時期が乾季の11月〜3月まで(時期によってもう少し早くや遅くまで出来る可能性あり)な訳だ。
それにしてもこの辺りの家はどうなるんやろ??
水に浸かってしまうやないか。
そんな感じで待っていると、参加者がぞくぞくと到着し始めました。
もちろん車で、笑。
サファリスタート!!幻想的な朝霧の草原
参加者が全員集まったところで、象乗り場まで移動。
先頭には象使い、その後ろに3名乗ります。
私は1番後ろの席で、象のお尻って少し沈んでるから前は見にくかったです。
乗れるならガイドの後ろが1番いいかな。
みんなが乗ったところで同時に出発。
みんなで象に乗って草原を歩く姿がなんかかっこいい。
朝霧が掛かっているのも幻想的な雰囲気を醸し出していい感じ。
現在11月中旬。この時期は第一部の5:15〜のサファリが、幻想的で当たりだと思います。
なんと子象もお母さんに付いてきて、一緒にサファリ。
途中の水場で、ゾウは水分補給
ケニアの保護施設で見た時より象が水を飲んでるところを近くで見れました。
鼻にメッチャ水を吸い込んで口に入れます。
吸い込んでる音や飲む音も聞こえて迫力満点。
まだ動物は一頭も見ていませんが、この景色の中を象に乗ってるってだけでもテンション上がります。
途中、朝日が昇って来てそれもまた、綺麗でした。
ついに憧れの野生のインドサイと遭遇
象は背の高い草の中をずんずん進んで行きます。
下はすごい沼地だし、ここは象に乗らないと行くことが出来ない場所。
しかも象に乗って行くと、ジープで行くよりも野生動物達に近づけるのです。
私達のガイドはベテランらしくいつも先頭で動物を探す人だったので、1番に近くでいろんな動物が見れてラッキーでした。
鹿やイノシシを見たながら移動中に草地の中で何かが大きな声で吠えていたので、その方向に向かうとついに会うことができました。
インドサイ!!
若いサイだったので、トリバンドラムの動物園で見たサイより皮膚の鎧感が少なかったけど、やっぱりインドサイはかっこいい!!!!
しかしゾウの大集団で押し寄せた私達にビックリして走って逃げて行きました。
サイが走るの初めて見ましたが、意外と早い。
もっと泥濘んだ場所を進むと再びサイに出会いました。
今度のサイは子連れ。
だけど、ゆったりしてて象の集団に囲まれるのに慣れているようでした。
その場に留まりじっとこちらを見ています。
ガイドの人がカメラを他のガイドに渡して私達の写真を撮ってくれました。
こんなに近くで見れました。
さすがインドサイを保護してるだけあってインドサイの天国状態。
途中の水辺も象に乗っていたら、渡れます。
そして、なんとまたしてもサイを見ることができました。
子供がたくさんいた、サイの集団です。
だからか、私達の方を威嚇してすぐにどこかに行ってしまいました。
でも、この時にみたインドサイが一番動物園で見た、あの鎧をまとった恐竜っぽいサイに近くってカッコよかったー!!!
もう興奮しまくりの大満足です。
この国立公園内には、インドサイの他にバッファローもいました。
アフリカとツノの形が違う。
これじゃあ髭男爵の樋口君じゃない。
インドでは普通に町中で荷物を引く水牛と同じです。
でも自然の中で見るのはかっこいい。
そんな感じで今回のカジランガ国立公園でのエレファントライドサファリで見れた動物は鹿、イノシシ、バッファロー、サイと鳥数種類だったけれど、アフリカと同じくらい大満足なサファリでした。
最後に見た猪、なんか、かわいい
サファリの後はゾウとのふれあい
こんな感じで一杯インドサイを見ることができ、あっと言う間の時間でした。
象に乗ってる他の参加者と草原との景色のコラボもかっこよかった。
とにかく、サファリ中はずっと興奮しまくりの大満足なサファリでした。
サファリのあとは帰って子象と少しだけ触れ合い。
こんなに近くで触っても何も言われないのは、インドならでは
象に乗って野生動物を見る経験と、美しい朝焼けの景色、そしてインドサイをたくさん見たい人は、このカジランガ国立公園のエレファントライドサファリは絶対オススメ!!
ちなみにエレファントライドサファリと同じ日にジープサファリをすると、違う日にするよりカジランガ国立公園の入場料を一回しか払わなくてもいいので、その分お得。
エレファントライドサファリが終わったのは朝6:30頃だったので、お昼のジープサファリに参加することも出来るし、急ぎの人は宿をチェックアウトしてそのまま移動することも出来ると思います。
実はカジランガはお茶の名産地
みんなが送迎車で帰って行く中、帰りも徒歩で宿まで。
途中で飼われていた子豚がかわいかった
途中で、昨日夜ご飯食べた「KOHORA FAST FOOD」で朝ご飯。
プーリーとパラータ、それにコーヒー2杯で80ルピー(140円)。
安過ぎる、やっぱこの辺りのご飯は安いと思う。
宿までの道にあるお茶畑では、朝のお茶摘みが始まろうとしていました。
カゴを背負って頭にタオルをのせて、足に虫除け(??)クリームを塗って準備完了。
この辺りのお茶は有名なアッサムティー。
宿で少し休憩したら、アッサムティーを買いに出かけます。
コホラの幹線道路沿いに、アッサムティーのオーガニックティーブランドの直営店があります。
『Amalgamated Plantations』
そこでダストティーを100gを175ルピー(310円)で手に入れました。
Amalgamated Plantationsでは、オーガニックティーじゃない茶葉も販売しています(正直、笑)。
それは量り売り可能。
オーガニックのスパイスも売っていました。
日本にいる友達にスパイス買いたかったのにな。
頼まれてて送るつもりが、もう必要なくなってしまった。。。
「Amalgamated Plantations store」の地図(google map)
ちなみに、町の中心のWifiが無料で出来る観光案内所の隣にも会社は違うけど、オーガニックティーの販売店があります。
右がWifi無料で使える観光案内所、左がオーガニックティーのお店
ここの観光案内所のスタッフは親切で、オーガニックのアッサムティーを無料で入れてくれました。
また、この辺りの安宿ではWifi使えないので、ここで無料で使わせてもらえるもありがたい。
コホラのおすすめ食堂
観光案内所を出て、左に幹線道路を進んで行くとターリーがおいしい野外食堂があります。
おいしいターリーの食堂の外観
ターリーの基本プレート60ルピー(105円)と別にポークカレー、卵カレーそれぞれ80ルピー(140円)を注文。
これが当たりでメッチャおいしい。
おかずの種類が多いのも嬉しい。
ネパール版ターリーであるダルバートを食べた時に付いていた苦い野菜もあったけど、ちゃんと下処理した感じでおいしい。
スモーク風味の野菜もあり、メインのカレーもパクチーが入ってて私好み。
卵は揚げていて、豚は脂身。
豚の脂がまたうまい。
豚の脂を食べるごとにTaxiの肌がツヤツヤになってきた。
羨ましい。私の肌はカサカサのままなのに。。
ご飯もダールもおかわり自由でした。
この辺りのターリーはどこもおいしかったし、長距離バスで停まったレストランのターリーも食べてないけどおいしそうなのものが一杯あったし、北東インド料理は私達の口にあってるのかも。
何よりおかずの種類が多いのが嬉しい。
お昼ご飯をたくさん食べたのに、夜もチョウメンとエッグロールをしっかり食べて就寝。
エッグロール
チョウメン
ちなみに私達が泊った宿「kaziranga wildlife society guest house」では犬を飼っていて、この犬がかわいくて人懐こくて永遠に撫でて欲しいタイプ。
なので、宿に帰るたびに撫でてたら私の部屋のドアが開いたら来てくれるようになりました。
この子と離れるのは寂しいけど明日は、北東インドの秘境ノングリアット村の起点になるチェラプンジまで移動します。
明日も早起きしてから1日移動予定です。
はぁ…インド広いなぁ。
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