ジャイサルメールからクーリー村の砂漠キャメルライドツアーへ!!ラクダに乗るのって大変
インドのジョードプルからジャイサルメールへの夜行列車の中で迎えた朝。
ジョードブルから夜行列車でジャイサルメールには午前6:30頃到着しました。
早朝のジャイサルメール駅
初のインドの夜行列車はぐっすり寝過ぎて着いたの分からなかったぐらい。
ジャイサルメールが終点じゃなかったら、絶対に乗り過ごしてたと思います。
さて、私達はこの後、ジョードブルには泊まらずこのまま近郊のクーリー村に行きこの日の砂漠のキャメルツアーに参加できたらいいなって考えています。
ジャイサルメールからクーリー村までのバスは午前10:30分。
それまでに今後のスケジュールを考えました。
当初、私達はジャイサルメールから東に沿って北上し、北部のラダック・レーを目指す予定でした。
でも、気付けばもう9月中旬。
レーの観光が終わってデリーに戻る時に通ろうと思っていた絶景だと言われているマナリーからレーへの道は、10月初旬には降雪の為に閉まるかもしれないとの情報を得て、行きに通ることにしました。
なので、クーリー村での砂漠キャメルツアーが終わったら、その日の夕方17時発のデリー行き(翌日のお昼12時着)の列車のチケットを予約しておきました。
今後の予定も決まったところでクーリー行きのバスターミナルを目指します。
場所はスマホの地図アプリmaps.meに記載されている場所の通りにありました。
広場のようなバス停。
ここでスペイン人のデイビットと出会いしばらく行動を共にすることになります。
ジャイサルメール〜クーリー村は約1時間30分程。
1人40ルピー(70円)でした。
クーリー村に到着したら、砂漠ツアーの申し込みをしようと思っていたアルジュンさんがたまたま声を掛けてくれたので、アルジュンさんのゲストハウスまで一緒に行きました。
砂漠ツアーの詳細は、
16時〜 ラクダ(1人1頭)に乗って出発
砂漠で夕日を見てご飯
星空を見ながら青空ベットで就寝
朝ご飯を食べて宿に戻ってくるのは朝の9時
このツアーがなんと1人500ルピー(900円)!!
砂漠キャメルツアーに出発するまで、アルジュンゲストハウスの部屋を貸してくれて、シャワーも浴びたりできてこの値段。
水やビールなどの飲み物はツアー料金に入ってなくて自分達で準備しますが、アルジュンさんのところで買うことも出来ます。
ツアー前のランチは別途1人75ルピー(140円)で準備してくれました。
素朴なランチ
アルジュンさんの子供たちと遊びながら出発までゆったり過ごしました。
そして出発。
バックパックはアルジュンさんのゲストハウスに置かせてもらえます。
ラクダはドバイで一度乗ったきり。
しかもあの時はほんの少し歩いただけでしたが、今回は片道1〜2時間程ラクダに乗ります。
私が乗るラクダはあまり人が好きではないようで、私が乗ろうとすると暴れていました。
触ろうとしたけど、完全拒否だったし、鞍をつける時も嫌がって振り落としていました。
そんなラクダに緊張しつつ乗ります。
ラクダは背が高いし、立ち上がる瞬間は結構怖いです。
最初に立ち寄るのは、村の外れの井戸。
村の女の人が桶を持って水を汲みに来ていました。
井戸は完全に手動なので大変そうです。
水も手に入ったところで砂漠へ向けて出発です。
途中の写真ポイントで休憩。
今日泊まる場所に到着しました。
ラクダは鞍を外してもらって大喜びで地面に身体をスリスリ擦りつけてました。
お疲れ様。ありがとう。
ラクダ達はご飯タイムと言うより私達が帰る明日の朝までフリーです。
ガイドがご飯を作ってくれてる間に、近くの夕陽ポイントまで歩いて行って夕焼け鑑賞。
夕日も沈んで真っ暗になった頃、大量の糞ころがしが発生します。
別にいっぱいいてもいいねんけど、足は噛まんといて欲しい。
ご飯が出来上がりました。
チャパティにご飯、おかず二種類です。
ガイドに料理は好き?って聞いたら好きじゃないと正直な返事が返ってきましたが、味付けは優しくてすごくおいしかったです。
星空を見ながら贅沢なご飯タイム。
メッチャ長い間流れる流れ星を見れて大満足。
凄い長い時間流れてたのにうっかり、願い事を言うの忘れてしまった。
たぶん3回言えたと思う。
デイビットはスペイン人で7年間仕事一筋で頑張ってきたそうな。
仕事は飛行機の設計関係でとてもやりがいがある仕事だけど、それが故にプレッシャーが凄かったみたい。
仕事はやりがいあるけど、このまま同じ仕事を続ける同じ毎日に疑問を持って思い切って仕事を辞めて旅に出たんだって。
そんなデイビットといろんな話しをしながら、星空をみながら就寝しました。
メッチャ贅沢。
九月中旬の砂漠の夜は寒くも暑くもなく良い気候でした。
星は月明かりがでていない時が1番良く見えました。
夜中は犬の吠え声でたまに起きつつ熟睡しました。
砂漠ツアーのベット。上の布団はラクダに引いてたのやからチョット臭かった。。
朝起きると3匹の犬が近くにいました。
そっか。吠えてたのは君達かぁ。
どうやら夜は犬達が守ってくれていたようです。
朝ご飯は、ホットケーキにチャイ。
使った食器は砂でこすり洗いしていました。
さすが砂漠に生きる民の知恵です。
カラカラに乾いた砂は、食器からサラサラ落ちていくので食器がザラザラすることもありません。
私達がご飯を食べ終わった頃、ガイドがラクダを捕まえて帰ってきました。
自由にしたラクダをどうやって連れ戻したか疑問に思い聞いて見ると、ガイドはラクダの足跡を見て、それを追って捕まえたそうです。
この辺りはラクダツアーが至る所で行われていて、他のラクダもたくさんいます。
そんな中、自分のラクダの足跡、しかも砂に残った足跡が分かるなんてすごい能力です。
おじさんは間違いなくラクダ職人です。
帰りはガイドもラクダに乗り、駆け足で帰ります。
どこかの犬も着いてきた。
ラクダの駆け足は初めて。
私の後ろに乗ってくれたのは、職人のおじさん。
しばらくして道が安定したら私に手綱を持たせてくれました。
ラクダをコントロールするのは初めてです。
まぁラクダは私の言うことではなく、おじさんの言うことを聞いているのですが、凄く楽しい経験でした。
それにしてもラクダが駆け足すると、凄く揺れるのでバランスを取るのが大変。
内腿の筋肉に凄い効きます。
ラクダから降りた時、一瞬足に力が入らない瞬間がありました。
手綱を持たせてくれたおじさんに感謝です。
それにしてもどの国でも職人は素晴らしい!!!
時間あれば1ヶ月程、このおじさんと一緒に居ていろんなこと学びたかったなって思いました。
帰ってきたのはスケジュール通りの9時。
スゴイ、インドでスケジュール通りに終えるなんて。
クーリー村で直接砂漠ツアーを申し込むなら、アルジュンさんのゲストハウスを強くオスススメします。
アルジュンさんはとても紳士的な人だしツアーもしっかりしています。
シャワーを浴びさせてもらってジャイサルメールに帰ります。
次の日記はジャイサルメール観光です。
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