緊張!!金融危機に揺れるギリシャに入国(424日目ギリシャ1日目)

2015/07/12ギリシャ

どうも旦那です。

そう言えばロシアってすごく物価高いイメージなかったですか??
確かモスクワのビックマックセットは2000円とか。でも、今年入ったサンペテロブルグなんかは、むしろ物価安いなぁという印象でした。

そして、今いるウクライナも南米もビックリの物価安です。宿と食事だけなら一日一日1000円でいけます。これは南米でもボリビアあたりでないと難しいんではないでしょうかね。
過去の情報ではウクライナの物価は決して安くないということだったんですが。。。

物価安の理由はもちろんクリミア紛争による通過下落ですね。
クリミアはウクライナ東部で、もちろん旅人は行っては行けませんが、西部は基本的には平穏で治安もいいです。

アイスランドについて調べていた時に、あのアイスランド金融危機時に行った人が3星ホテルに3000円で泊まったとの情報がありました。
あのケーキ一切れ1200円のアイスランドでですよ!?

比較的治安のいい土地で通貨の暴落が起こった時には、現地の情報をきっちりしらべた上で、思い切って行ってみるのもいいかも知れません。

リッチな体験ができるかも知れませんよ。
ただし、紛争地域や暴動が起こりそうなところはやめましょうね。。。

ギリシャ アテネ

さて、通貨がユーロではなかったら、ベネズエラみたいになっているであろうギリシャに上陸しました。

イタリアのバーリからの船はペトラという港町に到着し、そこからバスでアテネに向かいます。
港からバスターミナルまでの街の様子は空きテナントと落書きが多いなという感じ。ナポリより治安は問題なさそうです。

バスもそこそこきれいで、高速道路もキチン整備されていました。

バスは3時間ほどでアテネに到着。アテネの長距離バスターミナルも、特に変わったとこはありませんでしたね。

そこから路線バスで、市街地へ。
僕達のみ予約した宿は、アテネでも治安の悪い地区にあるそうで緊張しながら街の様子をうかがいます。やはり落書きが多いですね。

若者の失業率が5割に達するギリシャ。若者の鬱憤がこういう所に現れているような気がします。

バスが到着したオモニア広場は日曜ということもあって閑散としており、たむろっているアフリカ系移民の人達が僕達に緊張感を与えます。まぁ、南米ほどの緊張感はないですけど。

無事宿に到着して少し街を歩きます。

ギリシャ アテネ

何かの政治的な施設でしょうか??入り口にデモっぽい看板が立てられていました。

想像していた混乱の様子はなく、ATMも普通に稼働しており、たまに降ろしている現地人も見掛けました。スーパーには物があふれ、物価が安い感じも受けません。

ほんとに金融危機なの???あのニュースに流れていた映像は何???って感じで肩透かしを喰らいましたね。

そんなこんなで食事です。

ギリシャ アテネ
ギリシャのソウルフードであるギョロスは、色んな肉と野菜にサワークリームを掛けてピタパンで巻いたファストフードです。

ギリシャ アテネ
これが安くて美味しくて腹一杯になるので、ギリシャ滞在中は何度も食べました。
ギリシャに着たらぜひご賞味あれ。

ギリシャ アテネ

そしてギリシャ伝統のスィーツがこちらになります。ナッツを挟み込んだパイ生地をシロップでどっぷり漬けたものです。美味しいんですけど、、、甘過ぎ。。。

では、大丈夫そうなギリシャ旅行スタートです!!