ワルシャワでおススメの博物館とカントリーサイドへ(396日目ポーランド2日目)

2015/06/14ポーランド

 ポーランド ワルシャワ chleb_bread - polish tresure ポーランド ワルシャワ

朝はまたまた豪華なポーランドの朝食をいただきました。

そしてご飯の時に使っているお皿はポーランド伝統のもの。

ポーランド ワルシャワ ポーランド ワルシャワ

 

手作りで一枚一枚丁寧に仕上げるのだそう。本物って印はお皿の裏のこのマーク。

ちなみにポーランドの結婚式は結婚式に参加する人がお金のかわりに何か生活でいるものをプレゼントするのだそう。事前に何がいるか新郎新婦がリストを作りそれを見て参列者が個人や複数でプレゼントします。ラトビアでは結婚式でみんなが家にあるいらないものを持ち込んでオークションをしてそこで集まったお金をプレゼントするのだそう。それってすごくいい考えだなーって思いました。

話は戻って朝は博物館へ『Warsaw Rising Museum』

ポーランド ワルシャワ symbol of fighting poland

ここ、日曜日は無料になります。なので、日本語音声ガイド(350円ぐらい)をレンタルして博物館をまわります。
今まで知らなかったポーランドの歴史。

第二次世界大戦でワルシャワのおかれていた状況を語るミュージアム。

『ソハの地下水道』って映画にもなっているらしいです。市民が地下組織を作りドイツ軍に挑むけれどにドイツ軍にやられてしまうのです。手をかすよって言ってたロシア軍もただ見ているだけだったのだそう。ポーランドの人がロシアの人をあまりよく言わない理由が少しわかった気がします。
何度も何度も戦場になって町を跡形もなく破壊されたのに、昔のまま、そのままを再現したポーランドの人達。
自分の国の為に立ち上がったのに、そのおかげでポーランドという国があるのに、その行為自体を非難され処刑されたり差別された人たちはどんな気持ちだったんだろう。
のちのちは、その栄光が讃えられて、こんな立派な博物館も建てられたけど、第二次世界大戦が終わってロシアに占領されていた頃は、どんなに悔しくて辛かっただろう。

ポーランド ワルシャワ                                                                   (こんなにメチャクチャに破壊された町)
戦争はホンマにあかんなーって。
それは、どんな理由があろうとも平和な暮らしや命よりも大事なものなんかないから。
改めて思いました。
この博物館、見ごたえあり。たぶんキャッシャーにおススメされなかったら行ってなかったと思うし、音声ガイドも借りてなかったと思うけど、行ってよかったし、借りてよかった。
地元の人に直接イロイロきけるのもカウチサーフィンのいいところ。
やっぱりその国のことは、そこに住んでる人が一番よく知ってると思うし。

そして昼からはラフェルの両親のもとへ。
セントラルから車で30分ぐらいのところは自然が広がっています。

ちなみにラフェルは両親の所に毎週帰っているのだとか。それはポーランドの人たちには珍しいことではなくポーランドの人たちの家族の絆が強いことがうかがえました。

ラフェルの両親と妹さん夫妻がご馳走を作って迎えてくれました。

ポーランド ワルシャワ
ポーランドの伝統料理。
このスープはロシアからのもの?ロシア以降よくみかけました。
ボルシチ(赤い温かいの上の写真)とそれに、ケフィアを混ぜたもの(ピンク冷たいの下の写真)。

ポーランド ワルシャワ

ポーランドの料理はいろんな国の料理がミックスされたものだってききました。
ミックスされた料理はおいしいよね。
そして今日のメインが、豚を長い時間かけてじっくり焼いたの。(上の写真の真ん中にうつってるの)
これが鶏肉かって思うぐらい軟らかくておいしい!!

そしてデザートもたくさん。

妹さんが焼いてくれたケーキ。

ポーランド ワルシャワ
これ、よくケーキ屋さんで見かけて食べたいなって思ってたの。
外側のパリパリがとっても甘くって中のクリームが甘さ控えめ。で、一緒に食べると調度よくて本当においしい!!

こっちはお母さんが作ってくれたの。

ポーランド ワルシャワ
今が旬のイチゴがとれるのは、1年の中でたった3週間程。
その時だけ作れるこのケーキ。
フワフワで甘酸っぱくっておいしすぎ!!

その他、チーズケーキなどなどお腹イッパイ。

の後は庭にでてゴロゴロしながらトークタイム。

ポーランド ワルシャワ

庭にはお父さんご自慢の燻製機がありました。これで作るソーセージやハムは美味。

ポーランド ワルシャワ
トランポリン。

子供たちは自由に走り回ってるし、しばらくしたら近所の森までお散歩。して帰ったらまたまたデザートタイム。

これは、ポピィの種で作ったケーキ。

ポーランド ワルシャワ ポーランド ワルシャワ
このポピィ。麻薬の原料にもなるらしく、個人での栽培は禁止されている花です。
森までの散歩道には咲いてたけどね。(左の写真)

ちなみに森に散歩に行った時にフィンランドでも見かけたトゲトゲの葉がありました。
キャッシャーがこれは古い葉だから大丈夫って葉っぱを触って平気そうだったからなら、私もって触ったらメッチャ痛い!!
よくみると、トゲトゲ健在!!
よくよく話をきいてみると、キャッシャーは痛みや暑さを感じにくい体質。
だから子供のころ、指が皮一枚でやっとつながっているような大けがをした時もまったく気づかず、親が血を見てビックリして病院へ。
その道中の車の中で、お腹減ったからご飯食べたいって言ったそうな。普通泣いてそれどころじゃないのにね。
だから、暑さにも強くって直射日光にどれだけあたっても暑くないんだって。これ、昨日言ってたんやけど、ただ、暑さに強いだけかと思ったら、そーゆーことかぁ。

テレビでは見たことあるけれど、本当にいるんだなって。でも、痛くない、熱くないって何かあった時に反射的に動けないから大けがに繋がりそうで。。
ケガしないで欲しいと願っています。

そんなこんなで、のんびりだけど、あっという間に一日が過ぎていきました。
のんびり一日中食べているのが、ポーランド人の休日の過ごし方らしい。

定年したお父さんはお母さんと一緒にガラパゴス諸島へ旅行に行きたいんだって。
私たちがガラパゴスに行った時の写真を見せると喜んでくれました。
もう少し解説できるように英語なんとかしないと。。

今回のカウチサーフィンもあっという間にお別れの時間。
キャッシャーは明日の為にとサンドイッチ作ってもたせてくれました。
お父さん、手作りソーセージや伝統ドーナツも。
夜行バス出発場まで送ってもらって最後まで至れり尽くせり。
キャッシャー、ラフェル本当にありがとう!!彼らはポーランドがとっても好きで、知ってもらいたいって気持ちがとてもよく伝わってきました。

ポーランド ワルシャワ
そんな2人のおかげでポーランドとっても好きにまりました。