世界一周202日目☆グアテマラ10日目コツアル織物ホームステイ

2014/11/30グアテマラ

グアテマラ ネバフ

朝、ホテルの隣の家のわんこに見送られてコッツアルへ。

昨日の約束の9時を過ぎて事務所に到着。
少しだけ説明を受けて作業場へ。
私達を教えてくれるのは、20歳の女の子、カトリーナとマリア。
10歳の女の子ジェシカも一緒に来てくれます。

織物の最初は、糸を巻くことから。

グアテマラ コッツアル グアテマラ コッツアル
私のは青を基調にしたカラフルな感じ。
Taxiのは、青と黒が基調。

グアテマラ コッツアル

この糸を巻く作業がまた時間がかかる。ある程度の太さの織物にするのは大変。
細い糸を何度もまいて布の太さにします。

その後は、織る為の準備で棒に交互に糸を引っかけていきます。

グアテマラ コッツアル グアテマラ コッツアル
これもまた、手間のかかる作業。
それが終わってやっと織物開始。

同じようにやってるつもりやのに思うように行かず、、全然進みません。
少し織った所で今日は終了。
糸から布を作る織物って本当に大変。
今日は、マネしただけで何がなんだかわからないまま終わりました。
でも確実に言えるのは、手織りは機械の何十倍も手間をかけてるってこと。当たり前なんやけど、身体で実感した日。

で、ペドロさんが昨日の価格は、いろんなアクティビティ込みの値段で間違いで実際はもう少し安いという説明をしてくれたし、私達も今日やってみて、明日で終わる作業じゃないので、3泊4日に変更することに。
値段、最初に言ってたのでよかったのに。今日の作業みてなんだか悪い気がしました。ということをスペイン語ではうまく伝えられず(って言うかまったく伝えられず)安い値段でホームステイと織物レッスンしてくれることになりました。なので最終日にそれぞれにチップを渡すことにしました。

ホームステイの為にペドロさんの家へ。
行くまでの道はとっても急な坂。泥道の途中にある家は、とっても質素で外を石壁と屋根で覆った感じ。

グアテマラ コッツアル グアテマラ コッツアル
トイレや台所、いろんな部屋は別々に外にある形。

グアテマラ コッツアル
なのでトイレに行く時は懐中電灯必須です。
トイレの紙は新聞紙。
水は貯めてるのを大事に使います。
お風呂は4~5日に一回サウナにはいります。
洋服は女の人は基本伝統衣装。たぶん自分達で織ったの。を着ています。もちろん毎日、服をかえるなんてことはありません。
乾いた気候っていうのもあると思う。

昼ご飯も夜ご飯もおいしいんやけど、基本おかず1品にトルティーヤを食べる。

グアテマラ コッツアル 豆のスープ。濃いめの味付けはトルティーヤと食べると調度いい。

グアテマラ コッツアル

お昼ご飯。肉がでたのは、4日間でこの日だけでした。グアテマラもメキシコと同様、お昼にしっかり食べて夜は軽く済ますのだとか。タンパク源は豆や卵が一般的なようです。

グアテマラ コッツアル たまには豪華な3種盛りの日も。こっちの人からすると麺やご飯も主食のトルティーヤに巻いて食べるおかずです。

グアテマラ コッツアル

朝ご飯。豆のペーストがよく使われています。この緑の野菜は何かな?瓜のようでおいしかった。

 

グアテマラ コッツアル 見た目はアボガドっぽいけど蒸して食べる芋のようなもの。これもおいしかったです。日本はおかずの種類があって贅沢だなーって思いました。日本の主婦は大変だ!

グアテマラ コッツアル トルティーヤは、ヤシの実のツボにはいっています。所々でおしゃれ。買って帰る時やお昼のお弁当に持ってきてくれる時は布の巻いてあってそーするとトルティーヤが冷めにくくてあったかいのを食べることができる生活の知恵。

グアテマラ コッツアル 食卓は、カマド?の上にお皿をのせて。トルティーヤを焼きながらアツアツをたべることができるし、コーヒーも冷めないすぐれもの。寒い日はこれを囲みながら食べるとあったかい。日本に帰ってもこれ欲しい!!上が鉄板で熱くて横が石で熱くないようになってます。

そして、毎日お母さんがいれてくれるコーヒーがとってもおいしくって、コーヒーの実は庭になっていてそれをゴリゴリして中身をとりだしてから天日干し、その後もう一回ゴリゴリしてから炒って初めてコーヒーになるのだそう。それにしても毎日一定の味を作り出すお母さんは凄い!

グアテマラ コッツアル

家の横には、トウモロコシもはえてます。

携帯はみんなもっていてフェイスブックはしているみたいです。フェイスブックすごいなー。ただネットが家にあるわけでもなく携帯もネットにつながってないからネットカフェに行ったりして繋いでいるみたいです。料金形態ってどうなってるのかな?

ホームステイで自分達の生活がいかに贅沢なのかを思い知らされました。でもこっちの方がいいなってところもあり、便利ってなんだろなー。
コッツアルの人達の月収はだいたい700~800ケツアール(11900円~13600円)
伝統的な織物を守りたいけど伝統的な織物は技術と時間がかかるから必然的に高くなって、安く売ることもできるけど、そーすると時給も安くなるわけで。機械でやってしまえば、時間もかからないからたくさん安く作ることができるから、やっぱりみんなが買うのは安いのだし、伝統的な模様やアイディアもすぐに機械にマネされてしまうしの現状。

伝統を守るって何か?適正価格って何か?フェアトレードって何か?を考えた日でした。まーなんしか商売って生活するって大変だなってこと。