ホームステイでイランの恋愛や女子会事情を知った日

イランホームステイ

今日は『Maymand』へ朝から出発です。

 

・・・その予定だったけど、昨日の夜遅くまで騒いでいた家族が朝から起き出すことはなく、私たちも起こしたら悪いのでみんなが起きだすまで待機。

 

みんなが起き出すタイミングを見計らって、

『昨日はお世話になりました。Maymandにいきます』→ジェスチャー

で伝えて出て行こうとすると、全力で止められる。

 

『なんでやー。行かせてくれー』→心の叫び

は、通じるはずもなく、お互いジェスチャーでいろんなやり取りをするも無理で、ザラが呼んだ英語できる兄ちゃん登場。

 

そこで知った衝撃の事実。。。

私たち、Maymandの場所を勘違いしてた。

地図アプリでMaymandと検索して出てきた場所が、てっきり私たちの行きたいところだと思ってたけど、Maymandってイランには2つあるのだと言う。

それを必死で伝えてくれようとしてたんだね。ありがとう。

 

そして、昨日からの疑問。

なぜ見ず知らずの私たちを泊めてくれたかってことも聞いたら、イラン人は人がとても好きで、特に外国人がとても好きで、困っていたら助けたいと思う、ただそれだけのことで当たり前のことって言ってた。

 

バスの車掌さんとのやり取りで私たちをかわいそうと思ったのか?

それにしてもイランの人凄い。ペルシャ語わからない初対面の私たちを家に招いてくれるなんて。

英語の兄ちゃんは私たちにイロイロ伝えてくれた後、用事があるらしく、何かあったら連絡してと言い残して去って行きました。

 

さて、正確な場所が分かってさぁどうしようと。

英語のできる兄ちゃんにお礼も伝えてもらったし、家を出ようと思ったらこれまた止められ、その時はすでに、英語の兄ちゃんもおらず。

何かあったら助けるからと言われつつ、その人に電話してとも伝わらずで、出るタイミングを失くした私たち。

1時間後にはもういいかってことで、結局その日も泊めてもらうことになったのでした。

 

イランの人の日常が見れてよかったんだけどね。

ずっとリビングに座り続けるのは疲れたというか、自由なようで自由でない。。。

言葉が通じないって辛い。。。。

 

しかもイラン人、英語できない人は本当に全然できなくて、フレンド(友達)って単語すらも伝わらない。

たぶん日本人の英語能力よりもひどいような気がする。。。

 

なぜかビューティフルはみんな知ってて、イランのこと好きとかいい??とかって聞いてくる時は、みんな口を揃えて、『イラン、ビューティフル??』って聞いてくる。

ネット制限あるから、グーグル翻訳も使えず、言葉が分からなくてもジェスチャーでなんとかなることもあるけど、辛い。

ペルシャ語の基本だけでも勉強するべきでした。

 

そして、その日の夕方もザラにお出かけしようと誘われて、ハージアバードで一番大きいであろうモスクへ。

 

イラン ハージアバード モスク

ハージアバードのモスク

イラン ハージアバード モスク

ザラと

 

観光用ではない地元の人のモスクに入るには、ヤッパリ全身をヒジャブで隠さないといけないらしく、ザラのを貸してもらいました。

中はキラキラです。

その後は昨日の公園へ。

 

イラン ハージアバード 公園

 

公園でワタあめ

 

公園から出て帰るのかと思いきや、ザラの男友達?登場。

で、ドライブ。

 

イスラム教では、結婚していないカップルが2人きりで会うことは許されません。

だからか?その人の車の助手席には伸縮するフィルターみたいなのが取り付けてあったし、夜なのに、後部座席は私たちが乗ったとたん日よけで隠すようにしていました(taxiが助手席)。

 

イラン ハージアバード

人気のない公園

 

ここで話そうと行ったところには人が数人いたからか、誰もいない場所に移動していました。

二人の感じを見てると、どうやから恋人同士のよう。

人もいないし、二人きりになりたそうな二人を感じて私たちは、マシン(お兄さんの子供)と少し離れたところで遊んで過ごしました。

 

マシンはいつも二人に付き合ってデートしてるらしく、帰りにアイス買ってもらっていました。

付き合ってくれたご褒美的なもの?

それにしてもイスラム教の恋愛は大変だなーと思ったのでした。

本人も周りも。

 

家に帰るとご飯。

イラン ご飯

バンダレアッパーズに住んでるお姉さんが持ってきた魚

 

隣の家にはザラの友達が住んでいるらしく、私だけ女子会に参加。

友達は新婚さんでその住まい。

旦那さんがお出かけの間友達同士でワイワイ水たばこやってました。

妊婦さんもお構いなし。いいのかな??

 

でも基本、水たばこあんまり良いことではないらしく、誰か来そうになったら急いで隠そうとしていたし、ヒジャブ着けたりはずしたりするのも、人によって変えてました。

どうやら厳格なイスラム教の人とそうでない人に会う時の差みたいです。

 

イスラムの教えに自ら進んで従っている人、国教だから仕方なく対外的にだけ従っている人、いろんな人が交じりあって、それでもお互い尊重しあって生活しているイランはとても面白い国だなーとつくづく感じた今日。

 

とりあえず明日は絶対Maymandに行くぞーと心に決めて眠りにつきました。