バラナシのガンジス川で火葬場と礼拝を見学!![美味しいラッシー情報有]
バランスの良い犬
どうも旦那です。
インドのバラナシに滞在中。
・バラナシの北部のガートを散策
・マニカルニカー・ガートで火葬場を見学
・夕方、ガートでプージャ(礼拝)を見学
ガンジス川は予想外にきれいだった!?
宿のある旧市街を抜けてガンジス川にやってきました。
ガンジス川は、インドでは「ガンガー」と呼ばれています。
ガンガーにはガートと呼ばれる川岸に階段が設置してある堤が83ヶ所もあり、人々はそこで沐浴や洗濯、時には火葬を行います。
今日は、北部のガートを中心に巡ってみようと思います。
ちょうど中心にある「ダシャー・シュワメードガート」は、たくさんの観光客や巡礼者でごった返していますが、そこから少し離れるだけで歩いている人も少なくなり、のんびりとした雰囲気になります。
何より、旧市街の路地を猛スピードでクラクションをビービー鳴らしながら走り回る鬱陶しいインド人のバイクが走っていないのがいいですね。
遠くの景色も、中々のものです。
驚いたのが、ガンガーがそれほど汚くなかったこと。
僕の想像では、少年時代に家の前を流れていたドブ川のイメージだったのです。
ゴミが浮いていることもなく、泡立っていたり、得体の知れない気体が水面でボコボコしていることもありません。
臭いも、歩くのが辛かったり、もちろん鼻をつまむ程ではないです。
10年前にガンガーを訪れているShukuによると、ガンジス川は10年前はもっと汚かったとのこと。
最近は、よく日本人旅行者でもバラナシでガンジス川に頭から入って泳いだなんて話をよく聞きますが、この位の水質ならば問題なさそうですね。
その内、バラナシのガンガーで泳ぐことは当たり前で武勇伝でも何でもなくなるのかも知れませんね。
ちなみに、僕たちは入りませんでしたけど。まだこの水質では無理^^;
地元の人に聞いてみた所、現在インドの首相であるのモディはガンジス川の水質改善に前向きで、バラナシのガンガーはここ数年でどんどんきれいになっているとのことでした。
死生観が変わる!?マニカルニカー・ガートの火葬場を見学
マニカルニカー・ガートにやってきました。
このガートには、有名な火葬場があります。
ひっきりなしにガートに船が到着するのですが、全て遺体を運んでいるそうです。
もちろん、旧市街を通って陸地からも運ばれてきます。
画像はありません。
倫理的に写真撮影は禁止ですし、部外者が因縁を付けてきて恐喝してくるというトラブルもあるそうですので、カメラを出したり、スマホを構えたりすることは控えましょう。
また、うさんくさい自称ガイドのインド人がガイドを無料ですると話しかけてきます。
ここから先はガイドがいないと近づけないとか何とかうまいこと言ってきますが嘘です。
この辺りは普通に歩けますし、もし強引に通せんぼしてきたら周りの人(※自称ガイドは複数いるので観光客風の人に)に声を掛けて下さい。
身なりが小汚いので、まともなガイドではないことはすぐに分かると思います。
このガイドは確かに無料なのですが、火葬場を案内後、近くの末期患者の病院の様な施設に連れて行かれて法外な寄付を求められるか、火葬場の薪代として同じく法外な寄付を求められるのが定番となっているそうです。
僕達が見ている間も、何人かの外国人観光客が自称ガイドと揉めていました。
まぁ、はっきりと最後に寄付を断れば問題ないとは思いますが(中には強面のインド人が出てくることも)、日本人は情が絡むと断るのが苦手ですからね。
君子危うきに近寄らずで。
僕たちはガイドは無視して、階段の上にある売店でチャイを頼んでベンチに座りながら見学。
船で運ばれた遺体は、金色の鮮やかな布で着飾られています。
薪が組み上げられた焼き場に運ばれると、その布は取られ、包帯でぐるぐる巻きにされた遺体が。
姿は一切見ることはできませんが、人の形にはなっているので、それがいたいであることが分かります。
その後、火を付ける係の人が何かを唱えながら遺体の周りを何周化しつつ、火を付けていきます。
燃え上がった薪は数時間燃え続けるそうです。
その間、遺族らしき人は、焼き場を眺めながらチャイを飲んでいました(非常にインドらしい)。
死生観が変わるようなことはありませんでしたが、僕達にとって貴重な体験となりました。
地元の子供達とちょっとおしゃべり
ガートをさらに北上すると、観光客の地元民もほとんどいなくなります。
遊んでいた子どもたちと、ちょっとお話。
インドも教育に力を入れているのか、この位の年齢の子どもたちでも簡単な英語の会話ならできます。
ガンガー沿いによく見られたこのカゴの意味を知りたかったのですが、ちょっとそれは説明が難しいようで分からず仕舞い^^;
意外なことにバラナシの子どもたちって、スレてないんですね。
こんなに外国人観光客がいるのに、なんでだろう??
もちろん、定番の赤子を抱いた若いお母さんの物乞いとかがたくさんいるんですけどね。
バラナシのプージャーはちょっとエンタメチック
夕方、ダシャーシュワメード・ガートに戻ってきました。
このガートでは日没後にプージャーと呼ばれる礼拝が行われています。
いくつかのグループがあるのでしょうか??
ガートの中に何ヶ所も礼拝所が設けられていました。
礼拝が開始。
衣装に身を包んだ若者5人が、マントラを唱えながら火を持ったり花を持ったりしてぐるぐる回ったり。
何だか神聖なものと言うよりはエンターテイメントチックでした。
途中で、領収書を持ったおっさんやカゴを持った女性が、寄付を募って周ったり。
…う〜ん、なんか違う。
ヨガの達人の様な白髭の仙人の様なインドのおじいちゃんが一心に儀式を行うようなものだと想像していたもので…。
礼拝なのに終わった後に拍手が起こるのも何だかねぇ^^;
プージャが終わった後は、インド人は船に乗ってどこかに行くのが定番みたいです。
乗るか??って聞かれたけど、どこに行くか全然分からなかったので遠慮しときました。
バラナシで一番美味しいプレーンラッシーの店「Lassi corner」
バラナシでシンプルな美味しいラッシーのお店があったのでご紹介。
バラナシには有名なラッシー屋がたくさんありますが、僕的にはフルーツとかジャムとかいらないんですよね。
飲むヨーグルトのような、シンプルな冷えたラッシーが一番美味しい。
スイーツ系のラッシーなら、ラジャスタン州が一番だし。
お店の名前は「Lassi Corner」。
メニューはプレーンラッシーの大か小のみ。
ここのラッシーは、本当に美味しかったのでリピートしました。
地元の人がひっきりなしに訪れたり、テイクアウトしたりでいつも賑わっていました。
>>「Lassi Corner」の地図(google map)
バラナシは南インド料理が安くて美味しい
ドーサ
バラナシでは、旧市街の色々な場所で屋台の様な店舗で南インド料理が食べられるのも特徴ですね。
しかも値段が安くて量も多くて、そこそこ美味しい。
安宿街からちょっと離れて、地元に人で賑わっている店がオススメ。
ウタパ
ヴァダのヨーグルトソース掛け
街をブラブラしていると、色々発見できるので南インドに行かない方は是非チャレンジしてみてください。
明日は、バラナシの南部のガートを散策します。
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