嫁はウダイプルで日本語を話すインド人に付いて行ってみた 旦那は一人で人形劇を観た

日本語できるインド人は怪しい。
インドなので警戒しつつ少し話していると、どうやら昔音楽家だったらしく、文化交流で日本に招待され、大阪の枚方市の文化会館でインドの伝統音楽を演奏したりして1ヶ月間日本滞在したそうです。
それで日本語が少し話せるらしく、懐かしくて私達に話しかけたようです。
その期間は一般家庭にホームステイしたらしく、1ヶ月しかいなかったのに、日本語を結構知っていました。
そこでチャイを頂きながらしばらく話して、その人今日は仕事が休みらしく、映画を見に行こうとなりました。
その人は博物館の従業員で、国立博物館なので、給料も良くそれなりに収入があります。
また日本に行った時の写真も見せてくれて、映画に一緒に行くのも奥さんになる人、その友達、その人は足が不自由なのでそれを緩和するリハビリインストラクターなどとたくさんで、私は大丈夫だろうと行く気まんまん。
だけどTaxiはまだ怪しんでいて、私だけ一緒に行くことにしました。
Taxiは一人で観光を楽しむようです。
インド人に取って映画は国民的娯楽で、毎年たくさんのインド映画が制作されています。
インド映画にも興味あったし、映画鑑賞中のインド人の反応も気になるしで一度は行ってみたかったのです。
映画を見に行ったのは、町の外れにあるモールです。
その人は足が悪くて車椅子が必要なので、裏から入りエスカレータで映画館がある最上階まで行きました。
映画館はとっても綺麗。
広くてフワフワの良い席に座って映画鑑賞です。
私達が行った時には映画はもう始まっていて、途中から鑑賞することになりました。
英語じゃなかったので何言ってるか全然分からなかったけど、アクションだったのであらすじはだいたい分かって楽しめました。
映画を見るインド人は良い場面があると、ヒューヒューって言ったり手を叩いたり笑ったり、家のように楽しんでいました。
インド人は着信音が鳴っても普通に電話に出てしゃべってるし、本当に自由な感じ。
そして、映画の中盤に10分程休憩あるのもインドっぽい。
インド行ったら映画館を訪れてみるのも楽しいと思います。
映画が終わったら再び家に帰り、ゆっくりしてからインドの家庭料理を教えてもらいました。
パクチーや玉ねぎ、トマト、ニンニクをミキサーにかけて油で揚げ炒めしてから茄子に絡めるのは斬新でした。
豆のカレー作るのに圧力鍋使うのも見れたし、チャパティーの最後の仕上げに直火で炙ると膨らむのも知れてよかった。
家庭の味はレストランよりも優しくおいしかったです。
帰りはリハビリの先生が宿の前まで送ってくれました。
インドで人を信じるのは勇気がいるけど、信じてよかった。
素敵な体験ができて感謝です。
夕飯、Taxiの分も包んでくれたので、Taxiも家庭の味をチャッカリ味わえて良かった良かった。
一方その頃…、
どうも旦那です。
Shukuと別れてから一度宿に戻って一息ついたあと、僕が向かった先は「ローク・カラー・マンダル民族博物館」。
ここウダイプルのあるラジャスターン州はパペットダンス(人形劇)で有名なのですが、この博物館はパペットダンス関係のものがコレクションされています。
入場料は一人50ルピー。別途カメラ持ち込み料が20ルピー掛かります。
まずは等身大の不気味な人形がお出迎え。
物語形式の人形のジオラマが並んでいたり、
劇で使うお面など、
ダサ可愛い装飾品から、
夢に出てきそうなホラー系の人形まで、結構見ごたえのある展示物が並んでいました。
そして、ここでは人数が集まり次第、20分ほどの人形劇を無料で観ることができます。
人形たちは、結構細かい動きで驚き。
インド人たちも笑ったり驚いたりして楽しんでいました。
この博物館、ちょっと街の中心地から外れていて行きにくいですが、時間があれば是非訪れてみてくださいね。
そして、夜ご飯も一人で昨晩のレストランへ。
焼きそば(チョウメン)を食べたのですが、ボリュームたっぷりのピリ辛味で美味しかったです。
インドでも中華料理の影響を受けたメニューが多く、またどれも美味しいのでオススメです。
そんな感じで一人で過ごした旦那でした。
明日は、ちゃんと二人でウダイプルの街ブラをしようと思います。
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