ニヤルダムのシバナンダヨガアシュラムの一日のスケジュール
南インドのニヤルダムにある、シバナンダヨガのアシュラムに滞在中。
最初3日だけ滞在しようと思っていましたが、ここでの生活を続けると日々身体が変わっていく実感があり、延長している内に気づけば24日間も滞在していました。
便秘が治って、爪が綺麗になって、お腹が減っこんで、手足が軽くなって、ヨガの健康効果凄いです。
今日はここでのスケジュールを紹介します。
日本でヨガと言えば様々なポーズをとるストレッチ的な動きがヨガですが、ヨガの考えによれば、それも踏まえ、生活全てがヨガになります。
なので、アシュラムでは休みの金曜日以外は外出できる時間も決められていて、スケジュール通りに過ごすことになります。
それが窮屈だって感じる人もいますが、私達にとっては心地よいものでした。
まずは、移動もせず1カ所に定住でき、ご飯や宿の心配しなくていい幸せ。
旅に出てから毎日自分達でどうするか考えなければなりませんが、ここではスケジュールが決まっていてその通りに過ごせばいいなんて、新鮮で楽ちんでした。
起床は、午前5時20分に鐘がなります。
各スケジュールの10分前には、鐘がなるので、なんなら時計もいらないぐらい。
最初は早起きしてた私ですが、次のスケジュール、午前6時からはじまるサットサンに間に合えばいいので、午前5時45分起床が日常になっていました。
午前6時〜サットサン
まずは30分瞑想します。
その後、仏教で言うお経のようなものを唱えるというか、歌います。
タンバリンや鈴を使ってノリノリです。
瞑想は人生に必要だと思って来てる人も多い中、私は自分にとって今は、必要じゃないと思ってるので、あまりやる気がなく、この朝と夕方に行われるサットサンはあまり好きな時間ではありませんでした。
瞑想するなら、スポーツするか、素潜りするか、料理するか何か1つに集中することでなる、瞑想状態の方が好きです。
また、音楽もインドの言葉で理解できず。。。
最初は楽しかったのですが、同じような音楽に24日もいるとすっかり飽きてしまいました。
でも、ここの施設にいるので、ここの仕組みは尊重するので必ず出席しました。
また、最後にジャグリー(未精製の砂糖)で作ったお菓子がもらえて、それがおいしかったから、それ欲しさに出席してたのもあります。
お菓子はピーナッツや、ゴマ、バナナをジャグリーで硬めたもので、日によって違います。
これが終わってすぐの午前7時30分〜 ティータイム
砂糖ありミルクティー、砂糖なしブラックティー、ミルクティーがあり、好きなものを飲むことができます。
無くなるまでおかわり自由です。
午前8時〜 ヨガレッスン
たっぷり2時間程あります。
ビギナーコースとインティミディアディコースに分かれています。
金曜日の休みの日を除く15日間でワンターン。
私達はちょうどコースが始まる前々日行ったので、ビギナーコースを最初から最後まで受けることが出来ました。
インティミディアディコースも1週間だけ受けました。
最初から少しずつポーズの正しい取り方を教えてもらえたので、とても良かったです。
終わった後はとても気持ちよくて、日々自分の身体が、柔らかく健康になっていくのを実感できました。
午前10時〜 ブランチ
食事は全てベジタリアンミールです。
ご飯はブランチとディナー1日2回。
ディナーよりもブランチの方が豪華です。
基本はおかわり自由で十分な量を食べることができます。
油もそんなに使われておらず、ヘルシー。
白米ではなく雑穀米だったり、生野菜は必ず出るし、豆やナッツが入っていたりと健康に気を使ったご飯でした。
午前11時〜 カルマヨガ
アシュラムで生活する為に必要な仕事が割り当てられます。
例えば、ドミトリーやホールの掃除、食事の配膳係り、お茶係り、図書館の管理などです。
この時間にやる場合もあれば、それぞれの時間にやる場合もあります。
私達はお茶係りだったので、お茶の時間前にお茶やコップを台所から運んで終わったら片付ける仕事をしていました。
なのでこのカルマヨガの時間は自由だったので、たいてい洗濯をしていました。
このカルマヨガ、人からお礼を言われたりすることも踏まえ、一切の見返りを求めずにする奉仕活動を通じた修行なのだそうです。
午後0時30分〜 補習の時間(金曜日以外毎日)
ヨガの動作で分からない所や出来ないところがある場合、この時間に聞きに行ったり練習したりします。
私達はビギナーを最初から受けれたので良かったのですが、基本はいつ来ていつ出ても良い仕組みになっているのでそれを補う時間でもあります。
また、週3回瞑想のレクチャーも行われていました。
午後2時〜 レクチャー(金曜日以外毎日)
様々な講義が行われます。
ヒンドゥー教について、ヨガについて、アーユルベーダについて、食についてなど。
レクチャーはもちろん全て英語なので、英語が理解できれば興味深く深いお話しだと思います。
こんな、講義までしてくれるなんて凄い。
私達は英語のレクチャーを理解できる理解力がなく、退屈になることも多かったです。。。
午後3時30分〜 ヨガレッスン
2回目のヨガの時間。ビギナーの場合、午前中に行ったことの復習を行っていました。
この時間も2時間みっちり。
午前よりも身体が軟らかくなっているので、様々なポーズを取りやすいです。
午後6時〜 ディナー
ブランチの余ったおかずがおかわりとして出来る日もあり、それが楽しみでした。
最初に入れられたご飯だけ食べてたら痩せただろうなと思います。
私もTaxiもおかわりしまくってたので、痩せなかった。。。
でも、身体は引き締まった気がします。
※だいたいこの食事の後の時間を利用して私はシャワーを浴びていました。
女子ドミのみお湯のでる蛇口があり、それをバケツで汲んで使うことができました。
午後8時〜 サットサン
最初の30分は瞑想を教えてくれ、そのステップを踏んで瞑想に入ります。
私はだいたい15分程で集中が切れ、そこからは人間観察していました。
だいたい後ろの方に座っていたので、みんなの集中力が切れていくのが見えて面白い。
前で座っている先生も、お腹掻いたり首振ったり色々してて意外と集中できない模様。
ただ、後半に施設にやって来たティーチャートレーニングする偉い先生は微動だにせず瞑想していました。さすがだ。
瞑想の後は歌とお経のようなもの。
で、最後にお供え物のお菓子を頂いて午後9時30分頃に終了。
土曜日のみこの時間タレントショーを行います。
みんなの得意技を披露する場。
踊りや歌、物語、楽器の演奏、ジャグリングなどみんな芸達者。
こういう時、一芸があればなーと思います。
午後10時30分 消灯・就寝
休みの金曜日以外は、こんなスケジュールで動いていました。
金曜日以外は外出してもいいのは、午前11時30分〜午後1時30分、午後5時30分〜午後6時の間だけ。
私達は外出したいとは思わなかったので苦痛ではありませんでしたが、窮屈に感じる人もいると思います。
この時間帯に、アシュラムから徒歩3分のカフェに行く人がかなりいました。
ここでは、揚げバナナケーキやスナック菓子もあり、アシュラムのあっさりご飯が物足りない人はここでリフレッシュしていました。
また、金曜日は外出し、近くの街に出掛け、肉やこってりしたご飯を食べてリフレッシュして帰ってくる人もいました。
私達はアシュラムのご飯で満足していたので、買い食いも外食もほぼしませんでした。
とにかく、ヘルシーなご飯に規則正しい生活、1日2時間2回のヨガですっかり健康になった私達です。
リンパが流れると身体のすみずみまで栄養が行き届き、爪が綺麗になり、足の浮腫みがなくなり、便秘が解消されました。
24日間で少し軟らかくなった身体をこれからも維持できるように、ヨガ続けていければと思います。
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