フィリピン・ボホール島観光のすべて 幻の猿ターシャなど見所満載!!
フィリピンにあるボホール島を知っていますか?
なんと7107もの島があるフィリピン。
ボホール島の大きさは、フィリピンの中で10番目。
しかし、その観光資源の多さはフィリピンの島々の中でも3本の指に入ります。
美しい海には、たくさんのダイビングスポットや白砂の輝くビーチ。
内陸部には、絶景のチョコレートヒルズや幻の猿ターシャ。
都市部では、スペイン植民地時代のフィリピンの教会バクラヨン教会など。
僕たちはセブ島での英語語学留学の際の息抜きに、ボホール島を訪れました。
久しぶりに味わう美味しい空気と、美しい景色に癒されたことを今でも思い出します。
今回は、そんな魅力あるボホール島をご紹介!!
ボホール島はどこにある?[地図]
ボホール島は首都マニラから見ると南東部。
セブ島・レイテ島・ミンダナオ島に守られる形で囲まれており、台風の被害が比較的少ない島とされています。
その一方で、2013年にはボホール島を震源とする直下が地震が起きており、多数の死傷者が出ています。
ボホール島の行き方
日本からのアクセスは、飛行機でマニラを経由してボホール島へ行くのが一般的。
マニラのニノイ・アキノ国際空港からボホール島のタグビララン空港まで約80分で到着です。
また、セブ島からはフェリーや高速艇でボホール島に行くことができます。
運航会社は、OCEAN JET(オーシャンジェット)や、SUPER CAT(スーパーキャット)などが有名。
OCEAN JETは1日9本、SUPER CATは1日3本運航しています。
チケットは当日に港で購入することができますが、満席で希望のチケットを取ることができない場合もあります。
予定が決まっているならば、各社のサイトから予約したり、ショッピングモールなどにある代理店で購入するのがおすすめです。
<ボホール島への船の発着場>
ボホール島の観光ツアーの方法
ボホール島には十分な公共交通機関がないので、効率よく観光するためにはツアーを利用しましょう。
ボホール島のツアーは、事前に申し込んでおく方法と、当日に現地ツアーを申し込む方法があります。
事前に申し込むツアーには、セブ島発着のものもあるので、チケットの手配や港への移動が心配な方も安心できますね。
また、ボホール島の港を降りたところには、たくさんのツアーデスクがあります。
現地ツアーを申し込む場合は、そこで申し込むと便利です。
申し込みは英語になりますので、全く英語が話せない方にはおすすめできません。
申し込む際には、人数、日程(日帰りツアー・一泊二日など)、行きたい場所、ホテルの場所、帰りの船の時間などを伝えます。
行きたい場所に関しては、写真の付いた一覧表があるので、どこを希望するか伝えればドライバーがルートを決めてくれます。
そのあとは、値段の交渉です。
ランチの内容、入場料の有無や車のガソリン代、アイランドホッピングの船代などしっかり確認しておきましょう。
内容を紙に書いてもらっておくと、トラブル防止に有効です。
ボホール島の観光スポット
チョコレートヒルズ
ボホール島といえば、まず思い浮かぶ景色。
草に覆われた大小1200ほどの山々が並ぶ景色は、乾季の終わりである5月から7月ごろに草が枯れてチョコレート色になることから、チョコレートヒルズと名付けられました。
乾季以外に訪れると、チョコレート色ではありませんが、それでも丸い山々の並ぶ景色は絶景です。
現地には展望台がありますが、長い上り階段になっていますので水分補給はしっかりとしてくださいね。
ターシャなどの動物たち
自然豊かなボホール島には、様々な動植物が生息しています。
そんな動物たちの一部を、観察できる場所がボホール島にはあります。
Tarsier Reserch & Development Center
ターシャと呼ばれる、とても小さなメガネザルを観察することができます。
チケットを買った後に、生態などの説明を聞き(英語)、そして保護区を周ります。
ターシャは夜行性なので、昼間はほとんど動きません。
園内で騒ぐことは禁止。写真はノーフラッシュなら撮ることは可能です。
Python Sanctuary
大蛇の聖域という名の通り、園内にはたくさんの大蛇が飼育されています。
なんと檻の中に入って、大蛇に触れることが可能です。
蛇の他にも鳥や小動物が飼われていますが、蛇がダメな人はやめたほうがいいです^^;
Simply Butterflies Conservation Center
蝶の保護センターです。
園内では、グループに一人ガイドが付いて蝶の生態について説明してもらえます。
幼虫を触らせてもらったり、服に蝶を止まらせたりと蝶と触れ合うことができます。
日本では見ることのできない、南国特有の美しい蝶は必見です。
アイランドホッピングやダイビング
ボホール島では小さな船で島々を周ったりシュノーケルやダイビングをする、アイランドホッピングと呼ばれるものを楽しむことができます。
ボホール島と橋でつながるパングラオ島にあるアローナビーチから出発するのが一般的。
アローナビーチで、アイランドホッピングを直接予約することも可能です。
島々を巡る途中でイルカに出会うことがあります。
また、バリカサグ島でのシュノーケルやダイビングでウミガメを発見することも。
引き潮の時だけ島に渡る道が現れるヴァージン・アイランドにも立ち寄ります。
ロボック川クルーズ
ボホール島のツアーで、ランチと一緒になることが多いロボック川クルーズ。
大きな平船で、フィリピン料理のランチビュッフェを楽しみながらロボック川の川下りを楽しみます。
川沿いは熱帯雨林のジャングルで、まるで探検隊になったような気分。
川下りの途中では、船の中で弾き語りがあったり、民族舞踊を踊る村に立ち寄ったりと、趣向を凝らしたクルーズになっています。
バクラヨン教会
フィリピンで2番目に古い教会であるバクラヨン教会。
教会内部は、静寂さの中にその歴史を感じることができます。
二階は博物館のようになっていて、歴史的な宗教グッズが置かれているのも興味深いです。
※現在、2013年の地震による影響で、一部立ち入り禁止になっています。
ボホール島のホテル
ボホール島でホテルを探すならば、アローナビーチ周辺がおすすめです。
ビーチ周辺には、リーズナブルなリゾートホテルがたくさん。
アイランドホッピングにアクセスしやすく、夜はビーチにたくさんのレストランが並ぶので便利です。
僕たちが利用したのは、パングラオ リージェンツ パーク リゾート(Panglao Regents Park Resort)。
館内は清潔で、プールやジムがあります。
また、室内も十分に広く、エアコンもしっかり効きます。
アローナビーチからは少し歩きますが、その分夜間は静かでした。
お手軽な料金でリゾートホテルに泊まれるのでオススメです。
ボホール島の気候や服装、持ち物など
ボホール島は、年間を通じて平均気温が27度くらいです。
服装は、日本の夏の服装で大丈夫ですが、室内はエアコンが効いている場所が多いので膝掛けや上着があると安心です。
1月〜5月が乾季、6月〜12月が雨季となります。
その他、帽子や日傘、日焼け止め、虫除けスプレー、水着などがあると便利です。
シュノーケルやダイビング用品は、現地でレンタルが可能。
アローナビーチのそばにはATMがありますが、フィリピンのATMは不安定なので現金も必要です。
また、カラオケバーのようなものが、アローナビーチそばの通りにたくさんあります。
日本でフィリピンパブに行ったことがある方なら、夜遊びも楽しめるのではないでしょうか^^;
ボホール島の旅行記紹介
いかがでしたか。
ボホール島は日帰りでの観光も可能ですが、リゾートホテルに泊まってゆっくり過ごすのがおすすめです。
僕たちがボホール島に行った時の旅行記も、よろしければどうぞ。