これ行くべきモッツァレラチーズ工場見学&どっちでもいいアマルフィー(421日目イタリア14日目)
イタリア工場見学第3弾。
ナポリから1時間30~2時間程の所にあるモッツァレラチーズ工場は見学したりカフェも併設されているので、できたてのモッツァレラチーズはもちろんヨーグルトやジェラートなど乳製品を食べることができるんです。
工場見学には予約が必要。
私が調べて行きたいって思った工場は『Tenuta Vannulo』
事前にここにのってるメールアドレスにメールを送りました。
すると、工場見学は最低40€の人数割り。
10人こえると1人一律4€で見学することができるとの返信。
私たちはたったの2人。なので他のグループと一緒に見学できる日はないか聞いてその日がたまたま希望してた日とあったので、1人4€で見学することができました。
見学は9時から始まります。
ナポリのセントラルステーションからトレインイタリーで『Capaccio-Roccadaspide』まで行きそこから歩いて20分程。
グーグルさんで検索すると、朝早くは電車ないよー。その時間に間に合わせたかったから深夜の電車に乗ってねーってことで、えーってなったけど、トレインイタリーのホームページから検索すると最寄駅に8時頃到着するのと8時40分頃到着するのがでてきたので私達は時間に余裕をもって8時頃到着するのに乗り込みました。
電車は7時前には出発なので宿をでたのは6時30分頃。
ナポリ危ないよって言われ続けてるから朝早いと危険かなって思いはあったけど、実際にその時間に歩いてみるともうすでに人通りもたくさんで危険を感じることはありませんでした。
最寄駅の階段降りて右手を真っ直ぐすすんでいきます。
一度右へ曲がりそこからひたすら真っ直ぐ歩くと工場到着です。
カフェで待ってると係りの人がやってきて他のグループも一緒に見学開始。
まずは、モッツァレラチーズを作っているところ。
ガラスごしやったから写真がこんなことに。
モッツァレラチーズは水牛のミルクを使います。牛のミルクよりも脂肪分がおおくってそれが重要なんだとか。
モッツァレラチーズは作った日もあわせて賞味期限は3日。
4日目ぐらいから酸っぱくなってしまうんだそう。
隣にある水牛を飼育している所も見学させてもらいました。
とっても清潔な飼育場。
一番驚いたのは、乳しぼりが全て全自動だってこと。機械に牛をいれるのも、機械を取り付けるのすら人はいません。
これがその機械。どれぐらい乳を搾るかも機会が自動で調節するんだそう。ハイテクすぎる。
しかも、この機械には強制的にいれられるんじゃなくって、乳がはっている牛達は自ら順番通りに並んで行儀よく自主的に機械に入っていきます。
はやくーって待ちきれない様子。
機械に絞ってもらうと気持ちいいと学習してるから牛たちは自分からすすんではいっていくのです。
機械にはいると機械が自動的に乳の位置を確認して乳に搾乳機を取り付け、どこまで絞るかも計算して絞ります。
終わったら自動的に搾乳機が外れ、牛も自分で外に出て行き、次の牛がはいる仕組み。
朝にはクラッシック音楽がながれ
マッサージする機械もあり、牛たちは時々そこを訪れてマッサージを楽しみます。(写真の中央がマッサージする機械。大人気で順番待ち)
綱がれている牛は一頭もおらずみんなゆったりと1日を過ごします。
床も綺麗に掃除されていて清潔。
時間になると外にも放してもらえるのだと思います。
野生の水牛は凶暴ですが、ここでゆったり育った牛たちは本当にゆったりとくつろいで生活しています。
ここの工場も原料になるミルクからこだわって完全オーガニックでモッツァレラチーズを作っています。
工場内のカフェでは、ヨーグルトやパンやコーヒーも飲めるのですが、それもすべてオーガニック。
ストレスをかけないゆったりした空間で育てよいものを食べさせると自然とたくさん牛乳がでるのだそう。
こんな風に大切にされた牛からでたミルクなら口にいれたいし、牛の幸せも考えた飼育はとっても素晴らしなって思いました。
たくさん土地があってのことだろうけれど、人間の食べ物となるために飼うのであってもこんな風に飼ってあげたいなってこんな風に一生を終えるならいいかなと。
牛に敬意を払ってるようにもみえてなんかいいなーって思った牛の飼育場でした。
ちなみに産まれた雄牛は2か月育てた後に皮製品になります。
雄牛や引退した牛の肉はどうなるかは聞けなかったけれど、どうなるんだろう。ドッグフードにでもなるのかもしれません。
命をいただく。全て無駄にはしないで欲しいなって思うのでした。
ツアーの最後は、出来立てのモッツァレラチーズの試食。
言うまでもなく、うまい!!
おかわりもできるっていう気前のよさ。
大満足の工場見学になりました。
10時頃に終わったのでカフェで朝ご飯。
水牛ミルクで作ったイロイロを注文。
パンの上にかかってるのはカスタードクリーム。
イチゴ入りヨーグルトにカプチーノ。
水牛のミルクは脂肪分高め。すべて濃厚。
パンはフワフワでかかってクリームとの相性は最高。
ヨーグルトはずっしりしっかり。カプチーノうまー。
締めはジェラートです。
ジェラートはサッパリしてるけど、ミルクの風味がよくってうますぎるー!!
ナポリ行くならぜひ訪れて欲しいお店でした。
思ったよりも早く予定が終わったからここからナポリに帰るまでにあるアマルフィーに行くことに。
アマルフィーは織田裕二の映画の舞台にもなった場所。
私たちがさぼって行かなかったチンクエに似てるってことで
『Salerno』の駅からバスのチケットを買ってバスでアマルフィーまで。
バスからの景色がいいってきいてたけど、うん、まぁまぁ。
アマルフィー到着。
織田裕二の映画で坂道に細い路地いっぱいな感じはそのまんま伝わってきました。
レストランもお土産物屋さんも多いし買い物好きなら楽しいかも。
ちなみにこの辺りはレモンが名物。レモンジェラートに、石鹸にローソクにたくさんのレモングッズがありました。
次の町に移動。
移動中のバスから見た方が景色はよかったなー。
アマルフィーよりもこっちの町の方が景色はイイ感じ。
私たちは海岸でTaxiの壊れた酔い止めストラップを直すのに適当な石を探し次の町へ移動。
お店に売ってる服はみんなおしゃれ。
短期旅行だったらなー。買いたかった。そればっかり言ってるけど。
リゾート楽しみたかったらいいと思います。
たぶんチンクエの方が景色よかったと思うしそっちに行ったらよかったと後悔。
最終目的地『ソレント』到着。
ここから、カプリ島に行くフェリーでてるし、ナポリよりも綺麗できちゃない町嫌いって人はこっちの町を起点にして動くのもいいと思います。
私たちにはナポリの方が断然おもしろい町やと感じたんやけどね。
『ソレント』から『ナポリ』まではいつも利用するトレインイタリーじゃなくて私鉄の電車に乘って帰ります。
夜ご飯は、人気のピザ屋さんへ。
ここのピザ屋さんのメニューは2つで大きさが選べます。
マルガリータかマリーナか。
私たちは2種類注文。
私のは小。(マルガリータ) Taxiのは、中。(マリーナ)でもこの大きさ。
生地はモチモチ。
バーベキューの炭火で焼いた時みたいなこおばしいにおいがしておいしい。
今日も目イッパイ観光して大満足な1日になったのでした。
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