青の洞窟はオススメなのかガッカリなのか(420日目イタリア13日目)
どうも旦那です。
この前、ウクライナのとある駅で1人のおじいちゃんに話しかけられたんですね。
おじいちゃん、ウクライナのお年寄りでは珍しく英語を少し話せたんですよ。で、最初はshukuに話しかけていたんですけど、僕の番になって握手をしたら、手を離してくれないんですね。まぁ、掴まれている訳ではなくて握手をほどくタイミングがないという感じなんですけど。
で、しきりに聞いてくるんです。
「お前達は結婚しているのか??」
「お前達は結婚しているのか??」
結婚しているって言ったら、ようやく手を離してくれましたが、また別れ際になってお別れの握手を求められ、またしばらく離してくれませんでした。
で、最後のおじいちゃんの言葉↓
旦那に向けて
「幸運を祈るよ!!良い旅を!!」
嫁に向けて
「お前は彼にベストを尽くせ」
shuku曰く、彼はゲイだそうです。。。
さて、ナポリから高速船で一時間弱で着きましたのはカプリ島。
ここにあるのは、あの神秘的な絶景で有名な「青の洞窟」です。さっそく向かってみましょう。
青の洞窟に向かうには、港から船で洞窟に向かう海路か、バスで向かう陸路かの二択です。海路は洞窟に入る為の順番待ちも当然船の上なので船酔いしやすい僕は、当然陸路を選択しました。
港を背に右手に向かうとアナカプリ行きのバス停があります。これに乗って終点のバスターミナルまで行き、そこから青の洞窟行きのバスに乗り換えです。
洞窟の前には、海路で来たたくさんの船が順番待ちしています。
入り口へ向かう階段があるので降りていくと、こんな感じ。陸路組もまぁまぁの行列が出来ていましたが、20分くらいで乗る事が出来ました。
実は僕は青の洞窟に行く事にあまり乗り気はしていませんでした。
その理由は船頭。日本人と見るや不当な額のチップを請求してきたり(そもそもチップは請求するものではない!!)、事前にチップを払わなければ素早く一周しわずか5分で洞窟から出てバイバイとか、逆に大きなチップを事前に払うとルールを無視して好き放題(何周も回ったり、泳いだり)でき、とにかく金に汚いとの事。
だいたい景色なんて天気と出会った人の印象で全然変わるものなんで、青の洞窟がどんなに美しくとも、船頭の心が小汚ければ、結局興醒めするだろうと想像していたのです。
メンバーは僕たちと欧州の若者4人。アジア人で固まるとかなり不当な扱いを受けるそうなので、まずは一安心。
船に乗ると、まずは別の船の上にある料金所へ。料金は船頭に渡して払ってもらいます。大きい札しか無くて、おつりの20ユーロを僕たちに返す時に船頭が
「あとで、これはチップとして俺にくれよ。」
的なことを言ってきたので、苦笑いで返しましたが、僕の心はもう興醒めです。
そしていよいよ青の洞窟に突入。入り口はとても狭いので、全員船に仰向けの形になって、波のタイミングに合わせて一気に突入します。
そして広がる神秘的な風景
本当に青いですね。下から青いライトを当てた様な不思議な光景です。美しいんですけど、ぶっちゃけて言うと人工的に作れると言うか、夜間営業のプールとかスーパー銭湯のジャグジーの様な・・・まぁそれが自然に存在する事がすごい事なんですけど。
で、一周終わった後に若者達が泳ぎたいと言う事だったので、2周目突入。若者達は躊躇なく飛び込んで、この神秘的な空間でのスイミングを楽しんでいました。僕の心は、あぁ2周目とかチップ請求面倒くさい事になるなと(笑。
で、洞窟を出て船着き場へ。僕たちが最初に降ります。
まぁ僕たちは船頭に何も要求していないし、チップは常識的な1人2ユーロでいいだろうとコインを2枚渡そうとすると、「いらない、とりあえず降りて待て。」とのこと。泳いだ若者達は1人5ユーロ渡していました。
(いらないって何やねん。どうせチップは札で寄越せとか言ってくるんやろうな。馬鹿らしい。)
と言う事で、若者が降りている間に、とっとと階段を登って帰りました。特に呼び止められませんでしたが。
ナポリに帰って、ガイオディンという老舗のチョコレート店でチョコレートジェラート食べました。
イタリアのチョコ系のジェラートの中では一番美味しかったです。オススメ。
と言う訳で、ナポリの青の洞窟は僕たちにとってはガッカリスポットとなりました。世界にはまだまだ青の洞窟があるらしいので(沖縄にも!?)、自分のお気に入りの青の洞窟を見つけたいと思います。
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