伝統的バルサミコ酢とイタリア料理に感動する(413日目イタリア6日目)
ビル達はミラノ万博に行くらしく、早朝に家をでるので私たちもそれにあわせて家をでました。
むかうは、隣町のモデナ。
バルサミコ酢博物館に向かいます。
モデナの駅についたのは8時頃。インフォメーションが9時にあくのでそれを待ちインフォメーションでバスターミナルをきくと私たちのいる鉄道駅から20分ぐらい歩いた所にあるみたい。
鉄道駅のバス停から行けると思ってたから焦ってバスターミナル移動。そのターミナルにはバスでも行くことは可能。その場合は鉄道駅のバスターミナルからどのバス乗っても5分で行くことができます。
バスターミナルに着いたのが9時30分頃。9時15分のバスがでたばっかり。なのにまさかの次のバスは11時15分までないと。ほぼ1時間に一本はでてるバスなのになぜか10時台がない。
今回、ガイドツアーを11時~予約していたのに。。間に合いません。。
弱い電波を拾って博物館に時間をかえてもらえないかメールしました。
ホンマすみません。時間、グーグルで調べて行くべきでした。
バルサミコ酢博物館は
①入場して普通に見学する 2ユーロ
②ガイドの説明と試食つきのツアーを事前に予約する 4ユーロ
私たちは②を選択して事前にメールで予約をしておいたのでした。
バルサミコ酢博物館がある町『Soilamberto』に到着。
そうやらその日はマーケットの日らしく行く道にはマーケットがたくさん。
でもそれを見てる暇はありません。後で行くことにして急いで博物館にむかうとその時間からでもガイドしてもらえることに。
ホンマにすみません。。
ただ、博物館は1時には閉まるので大急ぎで見学です。
まずは、日本語で作られたビデオをみてバルサミコ酢の作り方と歴史を学びます。
伝統的なバルサミコ酢の原料は、ブドウの絞り汁のみ。
大事に収穫されたブドウを圧搾する機械。
ブドウの汁を最低24時間以上煮詰めて灰汁をとります。この時の温度はだいたい80度ぐらいでじっくり。
それを木の樽にいれて発酵、熟成を繰り返します。冬は寒く、夏は暖かくなる気温の変化はとっても大切なので屋根裏で樽を保存。(夏の暑さで発酵が進み、冬に熟成されます)
夏の暑さで蒸発した汁は隣の樽から隣の樽へと順番に足していきます。
並んでいる樽は全て違う種類の木でできていてそれらが全て混ざることによってバルサミコ酢独特の風味になるのです。
そして何年もの月日をかけてやっと完成。
本物のバルサミコ酢は、20年ものと25年もののみ。
このツアーでは最後に試食することもできます。
まずは20年もの。
酢というよりもスイーツ。濃厚なブドウの風味とひつこくない甘さが口の中に広がります。
次25年もの。
20年ものにプラスして熟成された深い味が奥のほうからでてきます。
今まで食べたことのあるバルサミコ酢と全然違う!!
サラダやおかずのソースとして使えることはもちろん、アイスやケーキにかけてスイーツとしても使えそう。
伝統的な作り方で仕上げたバルサミコ酢はネットや商店では買うことはできないんだそう。
直接買いに来るしかないのだとか。
私たちも欲しい!!ってなったけど、このボトルたぶん100mぐらいでたしか(記憶は定かじゃないけどたぶんこれくらい。1万円ぐらいするなーって思ったから)20年もの50€ 25年もの70€だったので諦めました。
でも手間を考えれば納得できる価格。
短期旅行だったらなー帰国してから贅沢する為に買って帰ったかも。
今度は短期旅行で訪れたいイタリアなのでした。
で、バスまで時間があったからマーケットを見学!って思ってたのにどうやらマーケットは13時までだったらしく私たちが行く頃には閉店作業中。
タイミング悪し。。そんな中でもおいしそうなメロンを発見して売ってもらいました。
このメロンがメッチャおいしー!!中身オレンジだったから日本でいう夕張メロン?
日本では果物の王様の地位のメロンですが、ここイタリアっていうか中南米でもメロンの地位が低いことにビックリしています。
ここの棒アイスもおいしかったです。
なんかね。ハーブがはいってた。
日陰のベンチで昼寝をして無事にバスに乗ってモデナに到着。ここからモデナまでのバスも1時間に一本ぐらいないので注意!!
ここ、モデナでもホストにお世話になります。
ドクターのイヴァンと照明デザイナーのシルビア。
仕事で疲れているにもかかわらず、私たちのたにイタリアの伝統的な家庭料理を作ってごちそうしてくれました。
イタリアは場所により名物が違います。
日本みたいな感じ。
なので、トリノ出身のシルビアはトリノでよく食べられている一品料理とバーニャカウダー。
チーズのソースが野菜とあってメッチャおいしい。
オーブンで焼いたパプリカにはバーニャカウダーのたれをつけて食べたんだけどニンニクがしっかりきいていてほんのり魚の味がして美味。
大阪にたこ焼き器があるように、ここではバーニャカウダーの鍋があるみたい。他の野菜もバーニャカウダーにつけて頂きました。
サラダ以外で生野菜を食べる方法を知りました。これ、ホンマにおいしいです。
イヴァンはローマ辺りの出身で、トマトがまだイタリアになかった頃食べていた伝統的なスパゲティーを作ってくれました。
チーズとベーコンのシンプルなの。
調度いい塩かげん。シンプルイズザベスト!!
デザートはブラウニー?チョコレートケーキ?をホイップクリームと一緒に。
なんだろ?このケーキ。今まで食べたチョコ系のケーキの中で一番おいしい!!
甘さも調度良くってホイップクリームとメッチャ相性いいやん。
ケーキは強いお酒とも相性いいみたいで、ブルーベリーで出来たお酒とも一緒に楽しみました。
イヴァンとシルビアも旅行好き!今まで旅行した国の話で盛り上がり、楽しく夜はふけていったのでした。
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